輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
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大分で建築中のレンガ積み輸入住宅。こちらの床下がどうなっているか、
ご覧に入れましょう。

木を切った時の削りカスや雨水が溜まっている様子もなく、非常に
きれいな床下ですね。

こちらの家の工法は、アメリカ式の2x4工法ですが、1階は床組みを
用いない根太レス工法を採用しています。

それは、土台の木の上に通常より分厚い構造用合板を直接張って、
強度を確保しながら1階の床高を抑えるやり方です。

勿論、そうすることで床組みを省くことが出来ますから、その分
コストも低減出来るという訳です。

基礎と土台の間には、基礎パッキンが入れてあるのが分かりますか。

こうすることで、土台の木が基礎のコンクリートに直接触れない為、
接触に伴う結露が発生しませんし、土台を浮かした分床下の通気が
全方向で可能となります。

また、土台には虫(シロアリ)が食いづらいヒノキの心材を用いています。
こうすることで、ベタ基礎や基礎パッキンと相まって床下での食害を
防ぐことが出来るという訳です。

床下の断熱材は、水に濡れても大丈夫なウレタン・パネルの断熱材を
用いています。2x4工法の場合、1階から徐々に屋根までを造り上げて
いきますから、その間床が雨に曝されることを考慮して、こうした
断熱材を使うのです。(本当は、こうした部分も自然素材の断熱材に
出来るといいのですが、なかなか難しいのが現状です)

基礎のない部分の土台(大引きと呼ばれます)は、アジャスター付きの
鋼製束を立てて支えています。万一木が痩せたりしても、束を調整して
支え直すことが出来るからです。

排水管がベタ基礎の上から少し離して設置されているのが分かりますか?

これは、ベタ基礎にそのまま置いてしまうと管が水平になってしまい、
流れていかなくなりますから、管を少し浮かせて水勾配が取れるように
してあるのです。

また、床下のメンテナンスを行う為に、敢えて立上り基礎を一部省いて
通路を準備しています。こうすることで、人が自由に床下に潜れる
ようになっています。

私たちの家づくりには、いろいろな気遣いがなされています。
それは、床下ひとつを取ってもこれだけの仕事があることから
分かりますね。

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して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

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# by mikami-homemade | 2017-09-26 11:12 | 基礎工事
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大分で建築中のレンガ積み輸入住宅で活躍したセルロースファイバー
断熱材を吹き込む機械(ブロワー)を掃除しています。

200kg近い重さがある機械ですから、トラックに載せて大分を往復する
のも大変でした。

でも、これがないと、自然素材の断熱材を壁の中に充填させることは
出来ませんから、無理してでも運ばなければなりません。

そして無事大分での断熱工事が完了し、この機械を名古屋へと持ち帰って
きたのですが、余った材料やレンガと一緒に輸入したパラペイントの
ベース塗料も積み込んできましたから、帰りも大荷物でした。

実は、先日大分で大量の雨を降らせた台風18号が九州に上陸して
くるという時に、その先を行くが如くトラックを走らせてきました。

ですから、この機械も、少しですが雨が付いてしまいました。

そこで、倉庫に仕舞い込む前に天日に干してから、分解掃除を
行ったのです。

少々錆は出ていますが、まだまだモーターは現役です。

ちゃんとメンテナンスして、次回の出番に備えたいと思います。

それにしても、こんな機械まで持っている建築屋って、他にいる
んでしょうかねぇ・・・?

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# by mikami-homemade | 2017-09-25 11:08 | 断熱材入れ工事
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瀬戸市にある輸入住宅にお邪魔して、ミルガード(Milgard)社の
シングルハング・サッシの不具合調査をしてきました。

中古で購入されたそうですが、新築から15年以上が経過していて
多くのチャネルバランサーが切れて使いものにならなくなっています。

今正常に開閉する窓も近い将来不具合を起すであろうということから、
この際全てのバランサーを交換しようということになりました。

その為、全てのサッシの大きさや装着されているバランサーを確認し、
間違いない部品を調達するという趣旨で現地調査を実施したのでした。

その際、別の不具合も複数発見したのですが、その一つがこの写真。

シングルハングのペアガラスですが、ガラスとガラスとの間に入れてある
スペーサーと呼ばれる部分が、内部結露で錆びてきています。

その錆が少しずつ広がって、ガラスの方にも上がってきているのが
分かりますか?

こうなると、スペーサーとガラスとの接着が剥がれ、分離してきます。
それを放置すれば、ガラスが曇ってくるだけでなく、ガラス自体が
グラつくようになりますから危険です。

新しいペアガラスを調達して交換するか、建具自体を新しいものに
するかして、早めに修理する必要がありますね。

幸いミルガードのサッシは、ガラスを外して交換出来ますから、
それ程大ごとにはなりませんが、交換には経験と労力が必要です。

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# by mikami-homemade | 2017-09-24 11:38 | メンテナンス
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今回は、カナダの高品質なアルミクラッド・サッシを作るローウェン
(Loewen)についてです。

滋賀県のお客様から問い合わせを頂いたのは、ケースメントや
オーニングを開閉する際に使われるクランクハンドル。

ローウェンの英語表記があるので専用品かと思われるでしょうが、
この手のハンドルは汎用品としても存在します。

ただ、ローウェンも自社製品に付属させるに当たって、何某かの
ロゴを入れておきたかったのだと思います。

現在このクランクハンドルは、デザインが少し変わっており、
新しいタイプに切り替わっています。

ですから、今後こうしたハンドルを交換したいと希望される場合は、
自動的に新しいデザインのものに変わります。

勿論、古いオペレーターにもちゃんと取付け出来ますし、操作も
従来と変わりませんからご安心を!

私たちなら、こうした小さな部品も調達可能です。(但し、いつまで
補修部品をサプライヤーが供給してくれるかは、神のみぞ知るです。
とは言っても、現在製造されている窓でも相変わらず使用されている
部品が多いですから、あまり心配し過ぎる必要はありませんよ)

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# by mikami-homemade | 2017-09-23 10:04 | メンテナンス
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7月にオペレーターの台座部分が割れて使えなくなったという
記事を書かせて頂きましたが、先週それを新しいものに交換して
きました。

窓をギアの回転で開閉させるケースメント・サッシのオペレーターは、
鋳物で出来ている場合もあって、衝撃に弱いという特性があります。

また、鉄で出来たギア部分が摩耗して、空回りするという不具合も
ありますから、10~15年程度で交換しなければならない消耗品と
考えた方がよさそうです。

このサッシは、水分や湿気の多い浴室に設置されていたという
こともあって、劣化のスピードは通常よりも早かったかも知れません。

今回は、オペレーター本体だけでなく、クランクハンドルも空回り
するようになっていたので、新しいものに交換しました。

こうした部品を交換さえすれば、また新築した時のように
快適にサッシの開閉が出来るようになります。

輸入住宅のいいところは、20年近く経っても古い部品が手に入る
ということです。ただ、その部品は海外から輸入しなければ
なりませんから、部品の特定と輸入の手続きが出来るビルダーで
ないと対処することは難しいのが欠点です。

<関連記事>: 汎用パーツなら、調達出来ます

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# by mikami-homemade | 2017-09-22 14:17 | メンテナンス
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外開きの玄関ドアの最大の欠点は、鍵を掛けるカンヌキ(デッドロックの
ロック・バー)が、ドアの隙間から丸見えになること。

防犯の為に各ご家庭を巡回される警察官も、この点を注意するように
指導していかれるようです。

そこで、私たちは写真のようなガードプレートの装着を推奨しています。

写真の通り、金色の分厚いガードプレートが、輸入の玄関ドアの隙間を
きれいに隠しています。

ただ、防犯性を向上させる為に金属の厚みを厚くしているので、
隙間が狭いとガードプレートを隙間に差し込むことが出来ません。

ここでもガードプレートが厚くてそのままでは装着出来なかったので、
ドアの木口(こぐち)をノミで落として装着出来るように加工しました。

ご自身でも道具さえあればそういう加工は可能だと思いますが、もし
難しいようなら私たちのような輸入住宅ビルダーに相談頂ければ、
ちゃんと取付け出来ますよ。

防犯部材を1つ取り付けただけですが、これだけで玄関ドアの防犯性能は
格段に向上するはずです。

勿論、これを装着すれば絶対に泥棒や空き巣が入らないという過信は
禁物ですが、うちは大丈夫と言って何も対策しなければ必ず狙われる
ということを忘れないで下さいね。

<関連資料>:北米系輸入ドア用ガードプレート
(尚、北欧系輸入玄関ドア用もございます)

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# by mikami-homemade | 2017-09-21 12:17 | リフォーム
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大分市で建築中のレンガ積み輸入住宅で、カナダの職人による外壁の
レンガ積みが、とうとう始まりました。

レンガ積みの施工で最も大切なのは、一番最初の1段目。

ここでレンガの水平・垂直が決まりますし、レンガを配置するピッチ
をどうするかが確定します。

ここをいい加減にやってしまうと、美しいレンガ積みの外壁とは
程遠いものとなってしまいます。

また、コーナーになる部分に鉄筋のアンカーが入っているのが
見えますね。アンカーは、基礎に穴を明けて打ち込んでありますから、
レンガ積みが基礎と一体となり、沈み込んだりすることもありません。

ですから、耐震性のあるレンガ外壁になるんですね。

このおうちでレンガはおよそ7,000個積むこととなります。

手間や費用というものは、掛ければ掛けただけ素晴らしいものと
なります。10年毎に外壁を塗り替える必要もありませんし、100年
以上の耐久性が実現出来るのは、レンガ積み以外にはありません。

勿論、強い台風にもビクともしませんし、厚さが90㎜もあるレンガは
外断熱の機能も果たしてくれます。

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# by mikami-homemade | 2017-09-20 11:21 | 外装工事

塗り直した輸入玄関ドア

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7月にノード(Nord)社製玄関ドアマンチェスター(Manchester)の
塗装が劣化しているという記事を書かせて頂きましたが、先日塗り直しを
行いました。

以前は、こげ茶色のベタ塗り塗料で木目を塗り潰してしまっていましたが、
木部に塗る塗料としてはあまりお勧め出来るものではなかったように
思います。

そこで今回、割れたり剥がれたりしている部分を穴埋めしてから、
パラペイントの外部用水性塗料で塗装しました。

勿論、下地の色が透けて見えないように、下塗りのプライマー塗料を
1回塗ってから、色の付いた上塗り塗料を2回塗っています。

Paraの塗料は、木の呼吸作用を阻害しませんから、塗装がヘビの
ウロコのように剥がれて劣化することもありません。

ですから、美しい状態を長く維持出来るという点でも優れています。

また、塗装後に余った塗料は、お客様に差し上げておりますから、
傷付いたりしたらご自身でタッチアップして頂けますし、何年か経って
塗り増しすることも可能です。

但し、防腐剤や防虫剤のような有害成分は含んでおりませんから、
使用可能な期間は数年とお考え下さい。(雑菌が繁殖しない状態で
保管すれば、もう少し持つかも知れませんが・・・)

何れにしても、「色は性能」、「色は財産」ですから、輸入塗料の
美しい色で玄関や外壁を塗装したいものですね。

<関連記事>: 木目を潰した塗装をしたら、木目は復活出来ません

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# by mikami-homemade | 2017-09-19 11:48 | リフォーム
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先日、新しいピボットバーが入荷したという記事を書かせて頂いた
ノード(Nord)社ダブルハング・サッシのメンテナンス。

今回、それに対応するバランサーのコイル・スプリングと
バランサー・シューも入荷してきました。

写真のように、不具合を起した部品と全く同じパーツを調達する
ことが出来ました。

結構こちらの部品も探し回ったのですが、ようやく手に入って
よかったです。

このゼンマイのようなコイルが、バネの役目を果たして重い建具を
持ち上げるのを助けてくれます。

当然、建具はサイズによって重さが異なってきますから、その重さに
適合した強度のバランサー・コイルを調達しなければなりません。

今回私たちは、岐阜県山県市にあるお客様のおうちに伺って、
窓からバランサー等の部品を外してその詳細を確認しました。

ですから、部品のサイズや強度、必要となる部品の全てを特定する
ことが出来ましたが、輸入サッシのこうした部品を窓から外すのは、
経験や道具がないとお客様では難しいかも知れません。

手間や費用は少々掛かりますが、ちゃんと直せる輸入住宅ビルダーに
お願いして、窓のチェックや部品の交換をお願いして頂いた方が
間違いはありませんね。

<関連記事>: 意外に使えそうです! (2017年9月8日)

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# by mikami-homemade | 2017-09-18 13:51 | メンテナンス
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今朝がた、大分より戻って参りました。

無事、外壁のレンガ積みに使う材料や道具、通勤用の自転車などを
現場や宿泊先に持ち込むことが出来て、ホッとしております。

それにしても片道14時間余りの道のりは、ジジイには堪えますね。

そして、レンガを積んでくれるカナダ人のゴードとノームも金曜の
夜に無事大分空港に到着しました。

写真では分かりにくいかも知れませんが、2人共体が大きく
屈強な体格をしております。

こういう人たちだから、あの重いレンガを軽々と外壁に積んでいける
のだと思います。

勿論、彼らは体がいいだけではありません。レンガ積みの知識や
経験、ち密な計算があってこそ、美しくて頑丈なレンガの家が
出来上がるのです。

安くやろうとして、中国やインドネシアの人に施工をお願いしたり、
日本のブロック屋さんにレンガを積んでもらったりするビルダーも
いるようですが、その違いは歴然です。

本物を造るには、本物の材料や人にお願いしないといけません。
似た感じだったらそれでいい、という妥協は私たちには出来ません。

さて、これから1ヶ月間、彼ら2人でレンガを積みますから、
見たいという人はご案内しますよ。但し、大分まで来て頂かなければ
なりませんが・・・。

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# by mikami-homemade | 2017-09-17 17:29 | 外装工事