すり減ったドアのヒンジ
2016年 02月 03日
輸入の玄関ドアに取り付けられた古いヒンジ(蝶番、丁番)です。
主にステンレスで作られていることが多いのですが、頑強で重量のある
輸入ドアですから、長年開け閉めしているとこのようにヒンジ同士が
擦れて減ってきます。
ひどくなると、かみ合わせの部分にこのような隙間が空いてきます。
また、左右のヒンジ板の高さを比べてみて下さい。右側の金属板の方が
下がり気味になっているのがお分かり頂けると思います。
左側がドアの枠に固定されていて、右側はドア本体に固定されていますから、
ドアがドア枠よりも下がっている状態です。
こうなると、ドアが敷居に当たってきて、ドアの開閉がしづらくなったり、
ドア・ラッチやロックのカンヌキが受け側のストライクの穴に入らなく
なったりします。
そういうことを知らずにそのまま放置すると、ラッチやロックが破損する
原因になりますから、防犯上も問題となることを覚えておいて下さい。
ドア・ヒンジは、どの輸入メーカーのものでもほぼ大きさが同じですから、
多少の調整が必要なものの簡単に交換することが可能です。
ただ、長年の使用でドアが傾いたり、歪んだりしている場合は、
私たちのような輸入ドアの専門家にドア調整の依頼を頂いた方がいいかも
知れません。その際、気密材のウェザーストリップの交換を一緒にして
頂くと、更に気持ちよくお使い頂けます。
輸入住宅の修理・メンテナンスをご希望の方は、ご相談下さい。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。