輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

建築は、気遣いが大切です

c0108065_1452628.jpg


今朝、名古屋にある塗装会社の方が、営業をしに事務所にいらした。

10名程の職人さんを抱えて、塗装だけでなく防水工事や鈑金工事
なども手掛けていらっしゃる会社でした。

いろいろお話を聞いて、どんな仕事をするかも聞きました。

外壁の塗り替えは、塗装の色あせを回復させるという目的の他に
防水の劣化を復旧させることも重要な要素です。

この際、外壁の防水で一番気になるのが、サイディングのつなぎ目や
窓まわりや屋根との取り合い部分です。

そういう場所は、鈑金で雨が入らないように処理したり、コーキング
を用いて隙間を埋めたり、またその両方を複合的に施工したりする
ことが求められます。

コーキングを施工する時、まず古く劣化したコーキングを除去します。

ただ、安くやろうとする職人さんは、それを除去しないで、その上
から新しいコーキングを打ち増しします。

そういう職人さんは、一旦除去して新しくしてしまうと雨漏りの
発生リスクが増えるので、打ち増しした方が安全ですという言い方を
します。

ですが、写真のように小さな隙間である場合は、新しいコーキング剤が
隙間の奥の方までしっかり入ってくれません。

表面的に隙間が埋まっても、十分防水材が施工されていない状況では、
すぐにコーキングに割れが生じ雨漏りしてしまうかも知れません。

営業にいらした方は、面倒でも古いコーキングを全て取ると言って
いましたから、まずはいい印象を受けました。
(取らないでも大丈夫とか、その分安くやれますと言っていたら
きっとそこで話は終わっていたでしょうね)

次に、気になるのがコーキングを打った後、塗装をいつやるか
という問題です。

彼曰く、打設後2~3日経ってからで、もしコーキングが乾ききって
いない状態なら、その日の塗装はやらないで会社へ帰るとのこと。

これって、すごく大切なことなんです。まず、日にちを置くという
ことは仕事が止まるということですから、早くやって早くお金に
したいという一般的な考えからすると、ちゃんとした信念がある
ということに他なりません。

また、数日してから乾き具合を見て、施工するかどうかを判断する
というのも重要なことだと思います。

こうしたことは、塗装をしてしまえば、お客様には分からない
ことですが、後々コーキングが割れて雨漏りしたり、塗装にヒビが
入ったりするといったトラブルを引き起こさない為に施工しよう
とする職人の気遣いだと思います。

こういうペンキ屋さんは、飛び込みで外壁塗装を安くやりませんか
と言ってくる人には絶対いません。安かろう悪かろうということを
まずは理解する必要がありますよ。

大切なことは、殆ど見積には書かれていませんから、誰を信頼して
仕事をお願いするかが、家づくりでは重要となります。

建築って、人が命ですね・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-02-26 14:11 | 外装工事