ガレージ・ドア、バネの断裂
2016年 06月 03日
ガレージ・ドアは、電動モーターの力で上げ下げしているように
思われていますが、実際は大きなバネの力を利用して開閉するように
作られています。
ガレージ・ドアの真上に取り付けられたこのバネのことをトーション・
スプリングと呼ぶのですが、緩んだり巻き上がったりするのを長年
繰り返していると、金属疲労を起こして断裂してしまいます。
トーション・スプリングの寿命は、おおよそ10年。車のタイミング
ベルトを10万キロで交換するような感じで、トーション・スプリング
も交換が必要です。
こちらの写真は、地震の続く大分のお客様の2ヶ所のガレージに取り付け
られたものの1つですが、地震の前に2ヶ所共切れてしまったようです。
地震前に一度問い合わせを頂いていたのですが、地元で業者さんを
探すということで一旦話は終わったのですが、部品の納期が何ヶ月も
掛かってしまうということで、再度ご相談を頂きました。
遠隔操作で大きさや重量をお客様自身で計測頂いて、現在適合する
トーション・スプリングやドラム・ワイヤーを確認しています。
恐らくご注文後1週間程度で新しい部品を出荷出来る予定ですから、
すぐにガレージ・ドアは稼働するようになると思います。
ただ、九州にはガレージを調整メンテナンス出来る職人さんがいない
という状況ですので、お客様がお願いする業者さんがちゃんと
施工出来るかが心配です。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2016-06-03 12:19
| メンテナンス