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by Supervisor-homemade

ドアが下がると鍵が壊れる

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ダーク・ブラウンの美しい木製玄関ドアに金色のドア・ハンドル。

アンティーク感があって、輸入住宅らしいデザインですよね。

上部にロック・シリンダーが一体となったハンドルは、現在生産が
終了しているクイックセット(Kwikset)社のウェリントンという
製品です。

ロックの部分にテープが貼ってあるのが分かると思いますが、今回
ここのロック・シリンダーが壊れてしまいました。

現物を見た訳ではありませんから、何故破損したかは推測でしか
ありませんが、その原因となる要素はいくつか考えられます。

まず考えられる原因は、重量のある木製ドア。

ベイツガなどの無垢の木で出来ていますから、アルミのような軽薄さは
ありません。ですから、長く開閉していると、ヒンジ(蝶番)が支え
切れずにドアがハンドル側に垂れてきます。

次は、ヒンジそのものがすり減ってくるというもの。

ヒンジは、ステンレスなどの金属で出来ていますが、ドアが開閉する
ことによって、ヒンジの合わせ目が徐々に減ってしまい、結果ドアが
下がってくるという訳です。

垂れたり、下がったりすれば、ドア枠に明けられた穴に取りつけられた
ストライク・プレートの金属にロック・バーが擦ったり、当たって
きたりします。

そうなってしまうと、うまくロックが掛からなくなったり、室内側の
サムターンを強引に回そうとしたりしますから、輸入のシリンダーが
泥棒が無理に開けようとしていると認識して、自ら損壊するように
作動します。そう、自己崩壊して開けられなくするんです。

鍵が壊れるのは、泥棒が侵入する時だけではありません。
皆さんが手入れやメンテナンスを怠っていることが原因かも
知れませんよ。

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全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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by mikami-homemade | 2017-03-25 22:02 | メンテナンス