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by Supervisor-homemade

目地を揃えてはいけません

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そろそろ外壁の塗り替えが必要というお客様のおうちの写真です。

写真ではあまり分かりませんが、外壁を手で触ると指に白い粉が
付いてきます。

既に表面の塗装が劣化して、白化現象を起こしています。

この状況では、やはりそろそろ塗り直しをしなければなりません。

横張りサイディングのつなぎ目や輸入サッシの周囲に回してある
コンクリート製のモール材の目地なども、防水コーキングが劣化して
ヒビが入っています。

コーキングは、ある意味消耗品ですから、割れたり切れたりするのは
仕方ありませんが、モール材の縦目地がよじれたように切れている
のは気になります。

サッシの両サイドは、建物の上からの荷重が掛かりやすい場所でも
あります。ですから、この位置にサイディングのつなぎ目をもって
くると上から下へ一直線に割れ目が入ってしまう恐れがあります。

その力に耐えられなかったのか、窓上のモール材が釘留めされた
ところにクラックが入ってしまいました。

材料のつなぎ目である目地ラインは、出来るだけ上下を揃えず、
上からの荷重を分散させて施工することが、美しい外壁を保つ
秘訣だと思います。

こうしたことは、見積や契約書には書かれていない事柄ですし、
住宅メーカーや職人の気遣いの範疇でもあります。

これは、ビルダーの規模の大小やブランドが解決することでは
ありません。どこに施工を任せるかは、皆さんの見る目のある
なしに依るかも知れません。


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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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by mikami-homemade | 2017-04-01 11:43 | 外装工事