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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

傷付いた玄関ドアの敷居

傷付いた玄関ドアの敷居_c0108065_9401973.jpg


輸入住宅に限らず、アルミドアの国産住宅でも玄関ドアは
徐々に下がってくるものです。

ドアの敷居(ボトムシル)には、写真のように釘で引っ掻いたような
跡がたくさん付いています。

これは、ドアの下端がアルミの敷居に擦った時に出来た傷なんです。

通常は、ドア下に取り付けられた気密パッキンのウェザーストリップが
敷居との隙間を埋めているだけですが、それ以上にドアが下がってきた
結果がこの状態です。

こうなると、玄関ドア下が傷むだけでなく、ドア自体も歪んできますし
鍵も固く閉まりにくくなるはずです。また、これが進むと鍵(ロック
シリンダー)が破損することにもつながります。

家は常に皆さんにサインを送ってくれています。家はあなたに
様々なトラブルを気付いて欲しいと思っています。

一つの現象から今そこで何が起こっているかを類推し、どう対処
しなければならないのかを考えることが大切です。

皆さんがどうしていいか分からなくても、何か不具合が起こりつつある
ことだけは分かるはずです。

それを我々のような専門家に伝え対処を相談することで、家を正しく
メンテナンスしていけます。

何か変だなと気付くことこそが、家づくりの基本かも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade | 2017-04-05 09:45 | メンテナンス