今度は、九州です
2017年 10月 08日
菊竹産業がカナダからのOEMで製造していたシュエット(Chouette)
というシリーズの樹脂サッシを大阪まで修理しに行ったという記事を、
以前書かせて頂いたことがあります。
今回も、そのシュエットのシングルハング・サッシのコイル・バランサー
が切れてしまっているので直したい、というお話を北九州の工務店さん
から頂きました。
問い合わせ前に私の以前の記事を読んで頂いたようで、窓枠から
バランサーを外す特殊工具「ウィンドウ・フレーム・エキスパンダー」
と部品のコイル・バランサーを購入出来ないかということでした。
不具合のあるサッシは、ご相談頂いた工務店さんの古いお客様のお宅の
ものらしく、担当者ご自身で交換作業をしたいというご要望でした。
でも、この工具は私共がアメリカから苦労して手に入れたもので、
この1組しか持っておりません。もしこれがなくなったり、破損したり
すれば、私共が他のお客様のサッシを修理することが出来なくなります。
ですから、これを誰かに販売したり、貸し出しすることは出来ません。
勿論、これを手に入れたにしても、自分で面倒な交換方法を手探りで
見付けて、それを正確に実施することは経験のない方には難しいと
思います。
お問い合わせ頂いた工務店の方には、その旨を説明させて頂き、
交換する場合は私共が部品や工具を持参して現地で交換作業を
させて頂く以外方法がないとご案内しました。
小さなコイル・バランサーが切れただけの不具合ですが、結構な
時間や費用が掛かってしまいます。
そういうことをご理解して頂けるお客様に対しては、私共も
一生懸命対応させて頂きたいと思います。
<関連記事>: コイル・バランサー、無事交換完了です
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
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いくつかご覧の上適否をご判断願います。