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by Supervisor-homemade

ペラ社フレンチ・パティオドアの交換

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今日、岐阜県海津市でスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)
やケースメント・サッシ等の交換をしてきました。

こちらは、和室の掃出しサッシですが、建具の木部が完全に腐って
しまい、ハメ殺しも可動サッシも両方交換しなくてはなりませんでした。

原因は、外装のアルミ・カバーとガラスとの間に雨が侵入し、長い時間
を掛けて中の木を腐らせてしまったことです。

ご覧のようにまるでシロアリに食われたように、木がボロボロに
なっています。よくここまで持ちこたえたというのが私の印象でした。

Pella社のパティオドアは、組み付けが非常に頑丈になっています。

特にFIXのハメ殺しサッシの方は、サッシ枠の下や上からいくつもの
長い釘でしっかり固定されていますから、枠を残して建具だけを
外すというのは至難の業です。

それでも、何とか太い釘を切断してようやくここまで外すことが
出来ました。(写真では、矢印の部分の建具枠がまだ残っています)

マーヴィンやアンダーセンといったサッシでは、これ程大掛かりな
解体作業にはなりませんが、ペラの掃出しサッシだけは、普通の
大工さんでは太刀打ち出来ないかも知れません。

そう言いながら、私たちはちゃんと建具の入れ替えを完了しました。

サッシの雨漏れでお困りの方は、早めに対処しないとこんな
大掛かりな修理が必要になりますから、注意して下さいね。

因みに、ちゃんと適切にメンテナンスしていれば、木製サッシでも
雨で腐ることはありません。

<関連記事>: ドアが腐ったペラの掃き出しサッシ

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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

by mikami-homemade | 2017-11-28 21:07 | メンテナンス