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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

塗り替えするなら、ペアガラスのメンテナンスを!

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岐阜県山県市のペットクリニックさんで外壁の塗り直し工事や
タイルポーチの滑り止め工事を行っていますが、私たち ホームメイドは
それに合わせていろいろな作業も実施しています。

クリニックさんの看板やその照明の防水塗装や屋根瓦の洗浄処理など、
様々なことをやっているのですが、足場があるような機会でしか
出来ないような作業もあるのです。

その一つが、輸入サッシの防水処理。通常、外壁の塗り替えの際に
防水をするのは、外壁とサッシの枠の境い目にあるコーキング目地。

こうした場所は、コーキングが痩せたり、表面劣化を起したりします。
ですから、雨漏り防止でコーキングの打ち直しや打ち換えをするのです。

ただ、最近殆どの住宅で導入されているペアガラス部分については、
何も対策を実施しないのが実情です。

昨日もブログの記事に書かせて頂きましたが、ペアガラスは構造的に
内部結露を起したりしますし、ガラスと窓枠との間から雨水が内側に
侵入することもあるのです。

そういう場合、アルミクラッドのような木製サッシは、知らないうちに
室内側の木部が黒ずんできて最悪腐ってしまいます。

そうなると、サッシの建具を交換しなければならなくなりますから、
その費用と手間もたくさん掛かってしまいます。

そうならない為に、私たちは足場のある外壁塗装工事の際には、
ペアガラスの周囲や窓枠のつなぎ目など、雨漏れの恐れがある箇所に
防水処理を施します。

勿論、やたらめったらやってしまっては、雨や湿気が侵入した場合の
水抜き箇所まで潰してしまうことになりますから、輸入サッシのどこを
防水すべきか注意が必要です。
何れにしても、輸入住宅の外壁塗装をお考えであれば、ガラス周りの
防水工事を専門家と一緒に行うことをお勧めします。

そうすれば、要らぬトラブルも少なくなるはずですよ。

そうそう、輸入サッシによっては、ガラスが屋外側からしか外せない
構造のものもありますから、交換の際は足場は必修です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。


by mikami-homemade | 2018-02-27 13:13 | 外装工事