輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:仕上げ工事( 4 )

ものごとには理由がある

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こちらは、半畳四方の縁(ヘリ)なし畳。

昔、琉球畳と称してヘリがない正方形の畳が流行しましたが、最近でも
シンプル・モダン系の和室にはこうした畳が用いられます。

ただ、琉球畳は単にヘリがないものを言うのではありません。

ヘリをなくす為に、畳表が折れる部分の編み込みを細かく丈夫にして
ヘリがなくてもイグサが悪くならないようにしてある畳を琉球畳と
呼ぶのです。

ですから、写真のように単にヘリでカバーをしていない畳は、
ヘリなし畳と呼ばれています。

でも、畳表の折れ目(コーナー)の部分は、一番消耗する場所に
他なりません。

ですから、写真のようにすぐに畳表が破れて下地が見えてきて
しまいます。

畳の縁(ヘリ)は、人間の足で擦れてしまうような弱い部分を補強
する為のカバーです。

そうすることで、自然素材の畳が劣化することを遅らせているのです。
それを考えないで、格好ばかりで作ってしまう人も昔は多かったです。

自然素材は、人間の生活環境をよくしてくれますが、日頃の手入れや
メンテナンスなくして長持ちはしません。

それは、木製サッシや無垢板のフローリングしかりです。

自然素材の特性をよく理解して、それに合った生活をするように
心掛けたいものですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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by mikami-homemade | 2016-12-22 14:40 | 仕上げ工事
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今日千葉県の建築業者さんから、ドライウォール用のジョイント・
テープと専用の石膏パテが欲しいんだけど、在庫があるかとの
問い合わせを頂きました。

聞けばそれ程の面積を施工する訳ではないということでしたので、
それくらいなら在庫はありますとお伝えしました。

そして、いきなり写真のような形で、パテとテープを出荷する
こととなりました。

テープは1巻500フィートですから、153m程の長さがあります。

石膏パテ(オールパーパス・ジョイント・コンパウンド)は、
1箱約20㎏の重さがあります。

輸入住宅の建築資材って、国産材に比べて重厚長大なんですよね。

ですから、国産材に慣れた職人さんにとっては、やりにくい
材料ばかりです。

でも、面倒で時間の掛かる材料だからこそ、しっかりした施工や
美しい仕上がりになるのですから、お客様視点で物事を考えれば
こうした材料を使うべきだと思います。

ドライウォールの材料調達や施工を依頼したいという方は、
いつでも歓迎しますよ。

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by mikami-homemade | 2016-11-22 14:40 | 仕上げ工事
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先日、排水管の結露や尿漏れで便器周りのフローリングが黒ずんで
しまったという記事を書きましたが、これがリフォーム後のトイレです。

床のトラブルは、1階・2階の2ヶ所だったのですが、こんな感じで
きれいに仕上がりました。

フローリングを剥がして、新たに大判のタイルを張ることが一番
いいと考えましたが、床を剥がせば下地の構造用合板をも傷めて
しまう可能性がありますし、幅木などもやり直しが必要になります。

また、日程についても数日工事期間が延びてしまう為、ベターな
選択としてクッションフロアを張ることとなりました。

タイルだと、また男性陣が便器外に尿を飛ばすようなことがあれば、
目地が汚れてきてしまいますから、この選択は正解かも知れません。

便器に隠れている部分のフローリングも幸い損傷レベルは大したこと
なく済みましたので、表面が剥がれた部分を速乾モルタルでフラット
にして、クッションフロアを張ることが出来ました。

また、シャワー便座の給水ホースや接続部分からの水漏れは、
シャワー・トイレをジャニス工業の新しいものに交換しましたから、
もう大丈夫。

そして、以前のホースは、蛇腹のステンレス製フレキ管でしたから、
子供が少しおもちゃにして曲げるだけで、水漏れを起してしまいます。

今回は、柔らかな樹脂ホースを採用していますから、少しくらい
動かしても平気です。

更にこのトイレは、便器の縁に返しがなくて、お茶碗のようにツルッと
していますから、掃除も楽でデザインが美しいんです。

クッションフロアは、70年代に流行っていた感じのレトロな
イスラミック・デザイン(幾何学模様)で、なかなかいいでしょ。

リフォームと云えども、デザインや機能には妥協したくないですから、
お客様の生活スタイルに合わせて最適な施工を心掛けたいものです。

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<関連記事>: 形状も機能も美しい、360度フチなしウォシュレット
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by mikami-homemade | 2016-09-09 15:07 | 仕上げ工事

最近のエアコン配管

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今日は、関東地方で雪が降っているそうですね。

明後日は、ここ名古屋あたりでも雪が降るそうです。雪が多く降ると
エアコンの室外機が埋もれてしまい、エアコンの暖房が効かなくなる
そうですから、室外機まわりの除雪を心掛けて下さいね。

さて、今回はそんなエアコンの室外機への配管について書かせて
頂こうと思います。

通常エアコン自体は壁の上の方にあり、室外機は地面の上に設置します。
ですから、それらを接続する為の配管は3m程度外壁に露出するのですが、
最近の新築では写真のように壁の中に配管を這わせる隠蔽配管という施工
をするようです。

そうすることで、長い配管を露出させないで済みますから、太陽や風雨に
曝されず配管の劣化や光熱費の減少も期待出来るそうです。

そんな隠蔽配管ですから、大手住宅メーカーでは標準的にこの施工を
されているのですが、皆さんはどちらの施工がいいと思われますか?

配管自体に何も不具合が起らなければ、隠蔽配管の方がいいに
決まっていますが、もし配管からの結露水の漏れや断裂が発生した場合、
配管を一旦壁から出してまたそこに配管を入れるという作業は、
非常に困難な場合があります。

また、配管を出し入れする際に、断熱材をも引っ張ってしまい、
壁に均一に入っている断熱材のバランスを崩してしまったりするかも
知れません。

また、壁の中に滞留した水漏れは、壁を開けなければ断熱材を
濡らしたままになりますから、結構補修が厄介です。

日本人は、不具合が絶対に起こらないという理屈でものごとを施工
しますが、欧米人は不具合が起った時を想定してものごとを考えます。

どちらも一長一短ありますが、私ならすぐに不具合に対処出来る
方法を選びますが、如何でしょう。勿論、どちらでも施工は可能です。

こうした私たちの考えや建築に共感され、施工を希望される方は、
ご相談下さい。

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by mikami-homemade | 2016-01-18 13:35 | 仕上げ工事