輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:全般( 40 )

c0108065_10115431.jpg


九州のお客様から、シロアリの相談を頂きました。

20年近く前に新築した家だそうですが、何年か前にシロアリ予防の為に
薬剤を施工したそうです。

ところが、今年ご覧のように床一面に散乱するくらい羽アリが大量発生
してしまったらしいのです。

シロアリ業者とはこの件で揉めているそうで、私に意見を聞きたい
ということで連絡を頂いたという訳です。

今回、私は写真をメールでお送り頂いただけで、実際の現場を見た訳では
ありませんから、写真やお客様の話から判断するしかありません。

シロアリ業者曰く、保証の対象は建物の床又は床下からの侵入であり、
今回はサッシの水抜き穴やコーキング処理された窓枠のコーナー部分が
侵入箇所と考えられるので、外壁や窓からの侵入は保証対象外と言って
いるそうです。

ただ、基礎はベタ基礎ということですから、構造的に床下からの侵入は
あり得ません。そんな状況で床下だけを保証するというのは、変な話
ではあります。

それから、サッシの水抜き穴は通常のサッシの構造であれば、侵入路には
なり得ません。

お客様の家には木が腐ったウッドデッキが隣接していたようですから、
そこを伝ってシロアリが蟻道を作り、カルチャード・ストーンの割れ目や
目地のクラックから壁の中に侵入したか、外壁の下端に付けられた鈑金
水切りの隙間から侵入したのではないかとも推測されます。

そういった箇所からシロアリが侵入すれば、外壁の内部に巣を広げたり、
床下へも蟻道を延ばす恐れもあります。

ただ、家の中央部あたりの床下にシロアリの形跡があったという
お客様の話もありますから、それがどのようにして侵入したものか
を検証する必要がありますね。

写真の羽アリは、窓の周囲に回された飾り枠の木製ケーシングに
明けられた小さな穴から飛び出してきたようです。

こういう場合、壁の中の状況把握や修理が必要でしょうから、
外壁のカルチャード・ストーンやウッドデッキを一旦撤去して、
構造を復旧すると共に下地にコンクリート製サイディングを張る
などして、シロアリの侵入に対処すべきと思います。

それにしても、外壁からのシロアリの侵入は保証しないというのは、
予防の意味が全くないと思いますが、そういうものなんでしょうかねぇ?

<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1)
<関連記事>: 薬剤でのシロアリ予防はあり得ない。最高の予防は目視!

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-21 10:23 | 全般
c0108065_1132335.jpg


イギリス ロンドンでタワーマンションの大規模火災が、大きな
ニュースになっています。

非常にたくさんの人たちが住んでいて、逃げ遅れた人もたくさん
いるということは痛ましい限りです。

4階にあった冷蔵庫が爆発したのが原因の一因という報道もありましたが、
外壁に燃えやすい発泡系の断熱材が外断熱として入れてあったのも
問題だったようです。

こうした断熱材については、以前中国のTV局(TVCC)のビル火災でも
問題になったのが記憶に新しいですね。

高層建築に詳しい識者の方は、日本の高層マンションでは防火区画や
防火設備がしっかりしており、このような火災は起こらないと
言っているようです。

ただ、日本のマンションやビルでも発泡系の外断熱が施工されて
いるという現実は、やはり気になるところでしょう。

また、あれだけ安全だと言っていた原発でも、自然災害では
全く安全対策が機能しなかったということを考えると、やはり
人間の知恵には限界があると考えて行動すべきかも知れません。

災害の多くは、人間の過信にあることがいろいろな事象からも
はっきりしています。

何かあった時に逃げられないような環境があるというのは、
何とも恐ろしいことだと思います。(私は高所恐怖症ですから、
尚更かも知れませんが・・・)

生理的・本能的に不安に感じるようなものや場所は、やっぱり
避けるべきと思うのは私だけでしょうか。

<関連記事>: 外張り断熱工法は火に弱い? (2010年12月5日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-15 11:38 | 全般
c0108065_10433889.jpg


毎年恒例梅雨の時期になると、事務所の窓に遮熱ネットを
張っています。

写真のように、黒いポリエステルのような素材で出来ていて、
風は通すが上からの太陽光は遮ってくれます。

室内は多少暗くなりますが、間接光が入ってきますから
然程仕事に支障を感じません。

これは、5年以上前に買ってきた農業用のネットなんですが、
毎年使っても全然悪くなりませんし、ほんとコストパフォーマンスが
高いと思います。

うちの事務所は、倉庫兼用の賃貸建物ですから、窓ガラスも
全く断熱性のない1枚ガラス。

でも、このネットを張るだけで、太陽の相当の熱を室内に入れなくて
済むはずです。

もしかしたら、下手なペアガラスよりも遮熱性はいいかも
知れませんね。

まあ、見た目の問題もあるでしょうが、そこに目を瞑れば
知恵と工夫で快適な職場を実現出来ると感じます。

ゴーヤのグリーン・カーテンなど、皆さんの家でも簡単で
合理的な夏ライフを考えては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-11 10:45 | 全般

大分日帰り、結構きつい

c0108065_1650465.jpg


確認申請や融資手続きもようやく完了した大分市のU様邸。

いよいよ、レンガ積み輸入住宅の工事が始まることとなりました。

それに先立ち、日曜の昨日地鎮祭を行いました。

担当頂く大工さんや電気屋さんも現場にいらして頂いたので、
せっかくですから皆さん参加頂きました。

勿論、職人さんたちを指揮する地元の輸入住宅ビルダーさんも
一緒です。

初めてお会いする方たちでしたが、お話ししてすぐに分かりました。

この人たちと、滅茶滅茶バイオリズムが合うんです。建築に関する
理想や理念も私が考えていることと全く同じ。

そういうことってあるんですねぇ~。彼らとなら、遠い現場を任せても
全然平気だと思いますし、逆に教えて頂けるものも多いかも知れません。

こんなにいい人たちが集まって建てる家は、相当レベルの高い家が
出来るはずです。

名古屋にいらしたお客様が大分のご実家へ戻られて遠く離れた状況
になったにも係わらず、私たち ホームメイドに家づくりをご依頼
頂けたことも不思議ですが、こうやって次々素敵なご縁がつながって
いく。

いや~、このお客様は「持ってます」。

それにしても、車での大分日帰りはジジイの体にはきついですねぇ。
でも、気持ちはワクワクしています。また行きますよぉ~!

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-05-22 16:58 | 全般
c0108065_15102731.jpg


またサツキが満開になる季節がやってきました。

白や赤、ピンクといったたくさんの花が、枝一杯に咲いています。

ほんと素晴らしい季節になってきました。

ただ、毎年申し上げている通り、この季節はシロアリたちの繁殖の
季節でもあります。

サツキが咲いたら、巣から無数の羽アリが飛び立ちます。

その量は、一匹や二匹という程度ではなく、何千匹というくらい
ですから、誰の目にもその異常な状況は分かるはず。

日本で一番多く生息するヤマトシロアリの場合、普通の黒アリより
全然小さい姿の羽アリですし、お腹の辺りが少し黄色いのが特徴です。

畑や庭にそんな虫がいても何ら怖がることはありません。
それは、元々シロアリが土の中で腐った木などを土に戻す作業をして
いますから、どこにでもいるものなのです。

問題は、家の外壁周りや室内に入ってきた場合です。

巣が家の非常に近くにあるか、家の真下にあるかですから、そこを
早く見つけて叩いておく必要があります。

よく敷地全体に薬剤を撒くような業者もいるようですが、巣のある
ところだけをスポット的に撒けばOK。

室内へ入るような場所に下手に撒くと、家族への健康被害のリスクも
ありますから、気を付けましょうね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-04-30 15:15 | 全般
c0108065_9331649.jpg


輸入玄関ドアに限らず、豪華な親子ドアやダブルドアには、
このようなフランス落としがドアの上下に付いています。

英語ではFlush Boltと呼ばれる固定金具ですが、カンヌキという
言い方の方が分かりやすいかも知れませんね。

こうした金物は、古い形式の防犯部品ではありますが、その効果は
比較的高いと思います。

この写真は、20年近く前に建てさせて頂いた輸入住宅の木製ドアに
付いているものなんですが、取付けビスが外れてしまったのか、
グラグラするようになりました。

部品は在庫にありますので問題ありませんが、修理や交換すると
なるとドアを一旦外さなければなりません。

そうなるとドアの位置調整も必要になりますから、作業としては
結構面倒なんですね。

ですから、玄関ドアの塗装の直しやドアヒンジやウェザーストリップ
(気密パッキン)の交換、ハンドルセットや鍵のメンテナンスを
行う際に一度に作業することをお勧めします。

フランス落としは、それ程頻繁に使う部品ではありませんが、
メンテナンスをしている状態を保つことは安心・安全につながります。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-03-15 09:39 | 全般
c0108065_9314499.jpg


日本のおうちでは、インテリアの小物が部屋に並んでいる様子を
よく見かけます。

旅行の思い出や家族の作品を見て、当時のことを懐かしく感じる
ということは素晴らしいことではありますが、それらが無造作に
並んでいると、部屋のコンセプトやデザインを壊してしまうかも
知れません。

思い出の品は、部屋のアクセントとして出来るだけ最小限にして
おくと、その存在が活きるものとなるでしょう。

ただ、部屋の中に何も飾らないという選択もよくありません。

それは、インテリアへの自信のなさと自身のセンスへの恐れの
現れでもあるのです。そういう時は、勇気を持ってコーディネイトに
挑戦すべきです。

そんな時に役立つのは、壁に掛ける絵画かも知れません。
それは、彩りやインテリアのテーマを暗示させるものでもあります。

また、絵と同様に部屋に明るさや奥行、想像力といった隠し味を
付け加えてくれるのが、ミラーです。

写真のものは、照明器具で定評のある北米のキチラー(Kichler)社
の鏡です。

柔らかな金属の細い板を籠のように編み上げたデザインは、陽気な
太陽のようでもあり、自然を愛する象徴的な鳥かごをイメージさせる
かも知れません。

まずは、インテリアのコンセプトを決めて、それをテーマにした
要素を付け加えていけば、きっと美しいインテリアを実現出来ると
思います。あとは、失敗を恐れないことですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-03-01 09:37 | 全般
c0108065_14194378.jpg


こちらは、輸入住宅のファイバーグラス製玄関ドアに付いている
デッドロック(デッドボルト)のラッチです。

ラッチのフェースプレートは、通常の輸入のものに比べて相当大きな
ものが付いていますね。(その下にあるドア・ラッチのフェースプレートが、
通常のものとほぼ同じ大きさです)

少し特殊な国産のデッドロックですが、メソナイト(Masonite)の
玄関ドアにたまに取り付けられていることがあるようです。

こちらのデッドロックは、ウェスト(West)社の製品で、ドア内に内蔵
されているロックケースが頑丈ですし、カンヌキであるラッチ・バーも
なかなか切断しにくいように作られているようですから、防犯性は高い
と言えます。

ただ、こうしたデッドロックは、ドアに取り付ける際の加工が面倒で、
徐々に使われなくなっている傾向があるようです。

国産のものですから、すぐに修理や交換がしやすいと思われがちですが、
もし生産が終了してしまった場合には、違う種類の製品に交換する
ことが難しくなるかも知れません。

何れにしても、今のうちに何か代替のものを探しておいて、そうなった
場合に備えておくことも大切ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-02-24 14:25 | 全般
c0108065_9432354.jpg


昨日、アメリカ勤務から帰国したお客様が遊びにいらっしゃいました。

先日も来社されたのですが、私にあげたいと思っていた新聞チラシや
家のプラン集を忘れたからと再度お越し頂きました。

上になっているのがホームセンターのチラシ。下になっているのが
スポーツ用品店のチラシです。

内容を見てみると、枠に吊り込んだ状態の室内ドアが118ドル。
陶器の便器が59ドル(7,000円程度)なんていうのが載ってますね。

いや~、やっぱ安いです。勿論、こうしたものの多くは中国やメキシコ
などで作って持ってきているのですが、日本ではそんな値段で売って
いるものはありませんね。

そして、次にスポーツ用品。よ~く見るとマシンガンが載ってます。
価格は549ドル。まあ、普通の人なら「日本でもそのくらいで
モデルガンが売ってるよ」と言うかも知れません。

でも、実はこれは本物の銃なんですね。その横には実弾も売ってます。

アメリカでは、食品が売っている横で、銃や弾丸が売られています。
特別な鍵などを掛けない状態でですよ。

日本人からすると、そりゃヤバ過ぎるでしょと言いたくなりますが、
これがアメリカの現実なんです。

家づくりなど、アメリカに見習うべき部分はたくさんありますが、
危険を自ら作り出すようなことはやっぱりダメだと思いますねぇ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-02-18 09:50 | 全般
c0108065_13214327.jpg


今、会社の向かいに建つ軽量鉄骨造のアパートの解体が行われています。

2000年に会社をここで立ち上げたのですが、その時には既に建って
いましたから、アパートは築20年くらいかも知れません。

次は、どんなふうになるか分かりませんが、戸数の多いマンションに
なるのかも知れませんね。

で、この写真は、その解体風景を写したものなんですが、フレームの
鉄骨や屋根の垂木や野地板が見えています。

解体する前のアパートの屋根は、塗装の塗り直しが悪かった為、随分
塗装が剥げた様子だったのですが、この写真を見る限りでは構造内部に
不具合は全く見受けられません。

普通、屋根裏などは室内の湿気が上がって、結露によるカビや染みが
野地板に発生したり、鉄骨が錆びたりしているものなんですが、
棟に設置された棟換気材が功を奏していた為か、損傷がない状況です。

アパートの為か断熱材が天井等にあまり施工されていなかったのも、
湿気や水分が滞留しなかった理由かも知れません。

アパート経営は事業ですから、借り手が減ってくれば新しい建物にして、
付加価値を上げて再度貸し出すというのは鉄則でしょうが、まだ
リノベーションさえすれば十分に使えるものを壊してしまうという
日本の在り方は、どうもよくない気がします。

欧米では100年近く使い続けるのが一般的ですから、そういう時代に
日本もしていかなければいけません。

ただ、寿命を延ばす要因として家のデザインをよくしていかなければ、
社会や時代に残していきたいと思ってもらえませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-02-16 13:26 | 全般