輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:メンテナンス( 266 )

気密パッキンの劣化

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もうすぐ新築から20年近くなるお客様の輸入住宅ですが、ハード
(Hurd)の輸入サッシのメンテナンスで相談を頂きました。

1つはケースメントのサッシを開閉するクランクハンドルをクルクル
回しても、途中までは建具(障子)がちゃんと動いてくれるのですが、
あるところで空回りして窓を閉め切ることが出来ないというもの。

こちらについては、ハンドルの根本にあるアーム・オペレーターと
呼ばれる開閉金物が劣化して破損しているかも知れません。

恐らくこちらの窓には、汎用品の金物が付いているでしょうから、
他社のサッシ同様然程問題なく交換が出来ると思います。

次に相談頂いた問題は、同じくハードの掃出しサッシ。

この写真は、スライディング・パティオドアの敷居部分を撮影した
ものですが、ゴムで出来たパッキン材(ウェザーストリップ)が
引きちぎれてきています。

こうした気密材は、ドアの隙間から雨水や風が侵入するのを抑制
する働きがありますし、外からの空気の侵入や室内側の空気の流出を
抑えて断熱・気密性をアップさせる役割を持っています。

ゴムやプラスチックで出来たこうしたウェザーストリップは、10年も
すればボロボロになってきます。

気密材は消耗品ですから、しっかりとした機能を維持する為には
定期的に交換するようにして下さいね。

放っておけば、雨水が室内に侵入したり、エアコンなどの光熱費が
高くなってくることもありますから、ご注意下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。



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by mikami-homemade | 2017-07-28 15:57 | メンテナンス
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以前、ペラ(Pella)・ウィンドウのフレンチ・ドアやケースメント等の
修理・メンテナンスをさせて頂いたお客様から、ご連絡を頂きました。

何でも、今度はダブルハング・サッシのロック金物(クレセント)が
破損したので、新しい部品が欲しいとのこと。

こちらがその部品ですが、送って頂いたこの写真のものは
壊れていないもので、どういった部品か分かるようにと
メールして頂いたもののようです。

こうしたロック部品は、各窓メーカーでデザインが若干異なりますが、
昔のものは鋳物のものが多かったようですが、最近の製品では
硬質プラスチックのものが増えてきています。

プラスチックと言っても石のように非常に硬く、そう簡単には
壊せないのですが、やはり経年劣化は避けられません。

勿論、鋳物はそれよりも衝撃に弱いでしょうから、あまり乱暴に
扱わない方が得策です。

でも、一旦壊れてしまうと、防犯上ロックが出来ないというのは
少々不安ですから、出来るだけ早めに復旧したいものですね。

今回、ペラに部品の調達を相談しましたが、予備も含めて
1ヶ月くらいで手に入りそうです。

輸入サッシのこうした部品に変な感じがしたら、壊れる前に
早めに在庫の確認をすることも大切かも知れませんね。

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by mikami-homemade | 2017-07-26 14:55 | メンテナンス
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最近、インナー・ガレージに取り付けられているオーバースライダーの
ガレージ・ドアの修理について相談を頂くことが多くなっています。

こちらの写真は、北九州のお客様から頂いたウェインダルトン
(Wayne Dalton)社製の電動オープナー。

ドアを持ち上げるトーションスプリングが切れて、モーターの力だけで
開閉させていたのか、モーターの調子も悪くなっているようです。

また、バネの力をドアに伝えるドラム・ワイヤーも伸びてしまって
いるようで、こちらも一緒に交換です。

適合する必要部材を調達する為に、ドアの大きさや重量を調査しなければ
ならないのですが、現場が遠いということもあってお客様にチェックを
して頂きました。

普通のお客様であれば、恐らくそういったチェックをすることは
難しいのでしょうが、それが可能だったのはラッキーでした。

でも、こちらに付いているスチール・シャッターは、重量が45kgと
普通よりも相当軽い感じがしますから少々心配ではありますが、
何度もチェック頂いたようですから大丈夫でしょう。

今回は、電動オープナーとトーションスプリング、ワイヤーケーブル、
ドラムを現場に出荷して、取付けは現地で行ってもらう予定です。

修理・メンテナンスを責任を持ってやる場合、施工までの全てを
引き受けるのが一番ですが、取付け方法の知識や適切な道具がある
お客様の場合は、部材だけの供給も行います。

ただ、取付け方の間違いなど施工に係るトラブルは自己責任と
なりますから、その点は注意が必要です。

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by mikami-homemade | 2017-07-24 10:19 | メンテナンス

チルト・ラッチの劣化

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随分古そうなカナダ キャラドン(Caradon)社製シングルハング窓
ですが、建具(障子)をサッシ枠に固定しておく為のラッチが、
このようにボロボロになってきました。

PVC樹脂製の窓自体には問題がなさそうですが、プラスチックの
こうした部品は太陽光の熱射や紫外線などによって、どうしても
劣化してきてしまいます。

チルト・ラッチは、窓を内側に倒して掃除する際にしか操作しない
部品ではありますが、ここの機能が失われてしまうと建具が
窓枠から外れてしまう恐れも生じます。

ここのお宅では、同じタイプのサッシが12ヶ所あるそうですが、
お知り合いも同様のサッシをいくつか使っていらっしゃるみたいです。

陽の当たりによって劣化の進行度も違うとは思いますが、何れ交換の
時期がやってきますから、今回一度に部品を調達して頂いた方が
いいかも知れませんね。

勿論、キャラドンというメーカーは、既に存在していませんから、
アメリカの同じ仕様の部品メーカーから調達することとなります。

輸入サッシのいいところは、汎用部品が多く使われていて、窓メーカー
からでなくても、小さな部品を調達出来るということですね。

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by mikami-homemade | 2017-07-23 12:35 | メンテナンス
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岐阜県海津市の輸入住宅でサッシの大規模交換を予定していますが、
その建具が本日倉庫に入荷してきました。

交換する窓は15本近くありますし、そのうちの6本が大きな
スライディング・パティオドアという具合ですから、倉庫の中は
一杯という感じです。

普通だったら会社に一旦入れるなんてことはしないで、現場に直接
搬入すれば効率的で時間もセーブ出来るのですが、私たちには
その選択はありませんでした。

今回のペラ(Pella)・ウィンドウは、アルミクラッドと呼ばれる
木製サッシですから、木部に防水塗装を施さなければなりません。

また、塗装だけでなく、外装のアルミ部分のつなぎ目にもコーキング
を打って、防水処理を実施します。

こうしたことを建具交換した後にすることも可能ですが、サッシの
金物などが邪魔をして塗りにくい場所が出てしまいます。

だから、面倒ではありますが、会社に一旦搬入して、ここでパラペイント
を使って防水塗装等を行ってから、現場へと運ぼうという訳です。

数も数ですし、作業には時間も掛かります。また、これからお盆の
時期にも掛かってきますから、現場での取付けはお盆明けになりそうです。

こうした地道な作業と気遣いをすれば、それなりに時間や費用は
掛かりますが、窓の雨漏りによる木部の腐食で交換を余儀なくされた
という経緯を考えれば、丁寧な仕事こそお客様には求められていると
思います。

ですから、少々お時間は頂戴しますが、どうぞご容赦下さいませ。

<関連記事>: ペラのサッシは、ペアガラスだけじゃない

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by mikami-homemade | 2017-07-22 14:03 | メンテナンス
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こちらは、浴室に取り付けられていた輸入の樹脂サッシ用オペレーター。

オペレーターとは、クランクハンドルを回すことでサッシュ(建具)が
徐々に開閉していくという操作金物のことを言います。

サッシ・メーカーは17年も前に新築したということで、分からなく
なってしまったようですが、取り付けられた金物類はどの輸入サッシ
にも取り付けられているような汎用品です。

サイズや形状といったものが確認出来れば、部品メーカーから
取り寄せして交換が可能です。

このパーツは、鋳物で出来ているのですが、浴室という水分や湿気が
多い場所だった為、腐食を起して固定台座の部分が割れてしまった
のだと思います。

台座以外の部分は特に問題ないようですが、こうなってしまうと
オペレーターごと交換する以外ありません。

今まで見てきたたくさんの輸入住宅でも、浴室や洗面に施工された
窓については、オペレーターだけでなく上げ下げ窓のバランサーや
ウィンドウ・ヒンジ、ロック部品なども錆びて損傷するケースが
目立ちます。

こうした場所のサッシについては、晴れた日には窓を開けて乾かす
ことは勿論ですが、表面に付いた水分などを拭き取ってやるなど、
日頃からケアしてあげることも忘れないで下さいね。

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by mikami-homemade | 2017-07-14 15:27 | メンテナンス
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こちらは、兵庫県加古川市のお客様のおうちに施工されたローウェン
(Loewen)社製スライディング・パティオ・ドアのロック金物。

ダグラスファー(米松)の木目が美しい高品質なサッシですが、
この部品のロック・ラッチがうまく飛び出さなくなってきたようです。

以前にもローウェンの掃出しサッシで同様のトラブルがあったという
記事を書いたことがありますが、ハード(Hurd)でもマーヴィン(Marvin)
でもこの種のロック金物は破損するのです。

ラッチを飛び出させる為に小さなバネが金物の中に入っているのですが、
これが錆びたり劣化したりして切れてしまうのが原因です。

それ以外の原因では壊れにくく、防犯性能も高いモーティス・ロック
なんですが、機械的に動く製品はどうしても寿命がありますね。

ただ、こうしたロック部品は、汎用品のケースが殆どですから、
北米から調達することが出来れば、多少の時間と費用で修理・交換
することは可能です。

ロック部品は防犯性に直結する大切なパーツですから、調子が悪く
なってきたと感じたら、早めに相談するようにして下さい。

その際は、将来のメンテナンスにも備えて、予備部品をいくつか調達
しておくといいですよ。

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by mikami-homemade | 2017-07-10 10:49 | メンテナンス
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お客様からサーティンティード(CertainTeed)社製の輸入樹脂サッシ
についてお問い合わせ頂きました。

こちらの写真は、そのケースメント・サッシですが、左側のロックの
レバーが脱落しています。

この部品はロックの本体にガッチリ付いていますから、外れてしまう
ことはないはずですが、無理に力を入れて鍵を掛けたのか、レバーが
壊れてしまったようです。

窓を閉めた状態でこうなると、ロックを解除するには特殊な工具や
大変な作業が必要となります。

勿論、解除さえ出来れば、ロック部品を交換するだけで直るはずですが、
その原因が何かあるはずですから、サッシの調整や他の部品の交換も
必要かも知れません。

何れにしても、何か変だなと感じたら、出来るだけ早く輸入サッシの
専門家に相談することが大切です。

こうなってからでは、手間も時間も余分に掛かってしまいますからね。

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by mikami-homemade | 2017-07-07 15:19 | メンテナンス
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ジェルドウェン(Jeld-Wen)に吸収合併されて久しいカナダ、ウィルマー
(Willmar)社の輸入サッシ。

こちらの写真は、そのウィルマーのサッシに付いていた網戸のフレーム。

落としてしまったのか、何か物が当たって傷付いたのか、アルミフレーム
に凹みが出来て曲がっています。

今回は、とあるお客様からこの網戸を修理したいという相談を頂きました。

フレームやコーナー材のサイズや仕様をお客様から詳しく伺い、同じものが
あるかどうかを探しましたが、全く同じというものは存在しませんでした。

そうなると、普通は修理出来ませんということになるのですが、私たちは
新たな提案をすることとしました。

サッシに網戸を固定する為には、取付け場所に適合する大きさで網戸を
製作することが必要です。

ですから、網戸の外形寸法と厚みを同じにして作ることが出来れば、
細かな違いは然程気にしなくてもいいと考えました。

そこで、必要条件を満たすことが出来る輸入網戸の材料を部品メーカーから
調達して、私たちの手でオーダーメイドすればいいのです。

壊れた既存の網戸に付いている取っ手や固定用のバネ・クリップなどは、
新しい網戸に流用出来ますから、そういったものはそのまま使います。

と言っても、そういう部品も代替パーツがありますから、心配はいりません。

輸入の網戸が壊れて困っている方、網戸のスクリーンを張り替えたい方、
私たちなら、殆どのことは解決出来ると思いますよ。

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by mikami-homemade | 2017-07-06 13:01 | メンテナンス
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昨日、ウィンテック(WinTech)社製樹脂サッシのバランサーが
不具合を起こした13年前に新築した輸入住宅について記事を
書かせて頂きました。

その樹脂サッシ以外にそのおうちに施工されていたノード(Nord)社製
アルミクラッド・サッシがこちらです。

写真の建具(障子)は、正常な状態のものなんですが、ピボット・バーと
呼ばれるアルミ鋳物で出来た部品が複数割れて使いものにならなく
なっていました。

ピボット・バーは、窓枠側に仕込まれたバランサーのピボットに差し込んで
建具とバランサーを連動させる部品ですから、これがないと窓が開けられ
なくなります。

通常、ピボット・バーにはそれ程大きな力が加わることはありません。

ですから、この部品が破損して窓が使えなくなるというトラブルは、
あまり聞いたことがないのですが、固い鋳物は衝撃には弱いという性質が
あります。

ただ、こんなに多くのピボット・バーが破損するという状況は、何等かの
製造上の不具合があったのではないかという疑いが生じます。

ただ、もう施工から13年も経っていますから、クレームで代替部品を
無償提供頂くことは出来ませんし、施工業者や販売業者の責任を問うことも
出来ないでしょう。

今回は、ピボット・バーとコイル・バランサーの全てをアメリカの
部品メーカーから調達して、交換が必要なサッシに取り付けます。

取り付けなかった部品については、将来の不具合に備えて予備部品
として保管頂くようにしたいと思います。

不具合があった都度、いちいち輸入をしていたのでは、輸入経費
だけでも結構な金額になりますからね。

これから本格的な夏が来ます。適度な通風を確保する為にもサッシの
メンテナンスはお早めに!

<関連記事>: Nord も、サッシを作ってたんだ~ (2014年7月31日)

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by mikami-homemade | 2017-07-05 11:18 | メンテナンス