輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:外装工事( 59 )

塗り壁材の割れ

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サッシからの雨漏れは、サッシ自体が悪い場合もありますが、
その多くは屋根や外壁からの雨漏れに起因していることが
多くあります。

こういう場合、国産サッシだろうが、輸入サッシだろうが、
窓の周囲から室内に雨水が入り込んでしまいますし、
いくらサッシを交換したところで直るものではありません。

写真はその一例ですが、サッシの上端となっている部分の
外壁に水平方向に割れが走っています。

下地材の張り方によっては、縦方向に割れることもある
のですが、横方向の割れは建物の荷重がまともに窓に
掛かってしまい、その歪みが外壁に出てしまったのだろうと
考えられます。

本来なら窓の上端は構造体に固定せず、遊びを設けることで
荷重を逃がすことをしなければいけません。

また、そうなった場合に備えて、外壁材と窓との間に柔らかな
防水コーキングを打つスペースを設けたり、柔軟性のある
スタッコフレックスのような塗り壁材で仕上げたりすることを
しなければいけません。

勿論、そういった表面の防水施工に加えて、万一壁の中に
雨水が侵入した際に構造体や室内へのダメージを与えないような
下地の防水処理や排水の工夫をしておくことが大切です。

雨漏りは、材料の選定ミスや施工の間違いなどいろいろな要素が
重なって起こりますから、簡単に考えない方がいいですね。

でないと、いつまで経っても雨漏りで苦労しなければなりません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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by mikami-homemade | 2016-12-23 11:53 | 外装工事
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昨日、屋根の不具合についてお話ししましたが、次にバルコニーを
チェックした状況を見てみましょう。

こちらは、玄関ポーチの上にある陸屋根形式のバルコニーです。

物干しとして使うのであれば、奥行きは90㎝程度でいいのですが、
玄関ポーチの屋根を兼用しているので2.3m程度の奥行きがあります。

広くなる分雨を受ける面積が大きくなりますから、それなりの排水経路を
確保しておく必要がありますし、定期的な排水口の掃除は必修です。

この輸入住宅は、手入れをされていない状態が長く続いたのか、
バルコニーに降った雨を集めて流す中樋には、土や落ち葉といったゴミが
溜まってしまっています。

こうした状態では、集中豪雨のような時には排水が追い付かず、バルコニー
全体に雨が溜まってしまうかも知れません。

バルコニーの床は、FRP防水と呼ばれる施工がされていますが、手摺壁
へのFRPの立ち上がりが5㎝程しかありませんから、その高さを越える
ような水が来れば、そこから構造体に水が入ってしまいます。

当然、床面にも雨水が入りますから、FRPの床の接着が緩くなり
床合板からFRPが浮いた状況になるかも知れません。

それ以外にも、手摺の上に取り付けてある鈑金の笠木が劣化することに
よって、そこから雨漏れを起こす危険性もありますから、慎重にチェック
すべき処です。

バルコニーの施工が原因の雨漏れリスクはこのくらいですが、昨日お話し
した屋根や外壁といったところから雨水がバルコニーに侵入してくる
恐れも考慮に入れておかないと、バルコニーを補修しても雨漏りが
止まらないなんてバカなことになります。

住宅において不具合が露見する場合、その多くは複合的な原因に
よって起こるものです。

ここだと決め付けず、その原因を深く考察出来るような専門家の
力を借りて対策を練ることが肝心ですよ。

勿論、普段の掃除や手入れが最も大切なことは間違いありません。

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by mikami-homemade | 2016-12-21 14:12 | 外装工事
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今日は、とあるお客様が中古の輸入住宅を購入されたとのことで、
リフォームの相談を頂きました。

現地で実際のおうちを見させて頂きましたが、リフォームという
よりは修理・修繕の要素が遙かに多い状況でビックリしました。

以前お住まいの方は、1年くらい前に引っ越されたようですが、
いろいろな家のトラブルが発生し、相当手直しをされた様子を
窺い知ることが出来ました。

ただ、どの修理も中途半端で材料や施工も適切ではなかった
ような気がします。

あまりに多い不具合ですので、全てを一度に書くことは出来ませんが、
まずは屋根をご覧に入れましょう。

写真は、屋根材を近くから撮影したものですが、防水コーキングで
割れたスレート瓦を補修した跡が見受けられます。

でも、コーキングは表面に薄っすら塗っただけのようで、すぐに
同じところに割れが入ってしまった感じです。

よく見ると、この写真でも至る処の屋根材が割れているようで、
補修の処理をしているところやしていないところが散見されます。

私が想像する処では、塗装されたコンクリート製のスレート瓦を
長く塗り直しをしないで放置していたのではないかと思います。

周囲は結構開けた環境ですから、雨風が屋根にも強く当たります。

塗装が剥げた状態であれば、コンクリートの中にまで水が浸透して
いきますから、コンクリート自体が徐々に劣化していきます。

そうなると屋根材の強度も落ちてしまい、多少の雨や風で
割れが入ってしまうという理屈です。

割れが何箇所か入った段階で、屋根の張り替えを検討しなければ
いけなかったのでしょうが、お茶を濁すように割れた部分だけを
コーキングで簡易補修したんでしょうね。

もしそうするにしても、その際塗装をやり直すなどの手立てを
打っていれば、まだ少しは寿命が延びたかも知れませんが、
どんどん割れが出てくるような状況では、張り替えしか道は
ありません。

また、屋根材自体は実際の防水機能を果たしている訳では
ありませんから、下地の防水シート(アスファルト・ルーフィング)
さえしっかりしていれば、雨漏れすることはありません。

でも、外壁ラインや窓の周辺に雨漏れの形跡があることから、
もしかしたら屋根の防水シートも破れたりしているのかも
知れません。

部分的な雨漏れであれば、局地的な補修で対処することが
出来ますが、北側以外のほぼ全ての窓に問題が発生している
ように感じますので、これは相当覚悟が必要な気がします。

これは、輸入住宅特有のトラブルというよりも、住宅全般で
起こり得る不具合と言える事例です。

何れにしても、これをしっかり直せるように、施工計画を
綿密に練っていく必要がありそうです。

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by mikami-homemade | 2016-12-20 19:25 | 外装工事

この奥行きがたまらない

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アメリカにある積みレンガのメーカー、Mutual Brick。

ここのレンガは、20年近く前に名古屋市緑区白土にあるS邸で
外壁に使わせて頂きました。

当時は、お客様ご家族と一緒にシアトルへインテリアの買い付けにも
行きましたね。

このメーカーのレンガは、カナダのメーカーのものと品質的には
同じですから、外壁用としては非常に優れていると思います。

ただ、カナダ製より30%程度価格が高いところが気になりますが、
このデザインがお好きという方にとっては、どうしても使いたい
ということになるかも知れませんね。

こうしたレンガは、おおよそ10cm程度の奥行きがありますから、
サッシやドアに沿ってレンガを積むと、このようにレンガが
出っ張ってきます。

ここが、薄いスライス・ブリックと外壁デザインが異なる処ですが、
皆さんはどちらがお好きでしょうか。

高温で焼き上げられたレンガは、非常に硬く100年以上の耐久性も
備えています。更に、面倒な塗り替えも必要ありませんから、
永遠という言葉がピッタリくる素材だと思います。

新築だけでなく外壁のリフォームに、本物のレンガは如何でしょうか。

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<作品紹介>: 緑とレンガの店舗併用住宅 ~S邸~
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by mikami-homemade | 2016-11-26 12:31 | 外装工事

RC造住宅の屋根

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10年近く前にドライウォールの内装リフォームをさせて頂いた
お客様から、そろそろ外装が傷んできているので相談に乗って
欲しいというご依頼を頂いた。

名古屋市の静かな住宅街にあるRC造と思われる3階建ての建物
ですが、タイルの外壁や増築部分のつなぎ目のヒビ割れ、鈑金屋根
の劣化など、心配な箇所は結構ありそうです。

また、2階にあるリビングの壁・天井付近には雨漏りも見受けられ、
早急に対処しないと構造躯体の鉄筋強度にも影響しそうな状況です。

タイルの場合、コンクリートの外壁の上に直接モルタル等の接着剤で
張り付けていることが多いので、タイル目地やタイルの割れ部分から、
構造のコンクリートへ雨水などの水分が侵入しやすいという問題が
あります。

こんな時、タイルの上からクリアの防水塗装を掛けて処理することが
多いようですが、割れが動いたり、大きくなったりすれば、薄い塗膜
では何ら意味はありません。

また、鈑金で覆われた屋根については、比較的単純な形状となって
いることから、施工上の問題は少ないようにも思われますが、写真の
ように屋根と四角い構造物との取り合い部分は注意しなくては
いけません。

雨が少ない場合はいいのですが、豪雨といった時にはこの部分で
オーバーフローを起してしまう危険性もあるからです。

当然、四角い構造物の下地には、鈑金の立ち上げをしているだろうと
思われますが、そこもしっかりチェックしなければなりません。

屋根や外壁として使われるガリバリウムの鈑金材は、20年近い
耐久性があると言われますが、環境変化によって寿命が左右される
ことを忘れてはいけません。

何れにしても、雨漏り等の原因を突き止めて対策を打つことは
当たり前ですが、将来問題が発生しそうな場所についても、
今回予防的措置を取っておきたいものです。

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by mikami-homemade | 2016-11-19 14:06 | 外装工事

Flamenco II

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フォルテラ(旧ハンソン)ブリック社が製造している外壁用積み
レンガを使って、ここ東海地区で多くのレンガ積みの家を建てて
きました。

先日お伝えしたように、以前名古屋に住んでいらしたお客様の家を
大分県で建築させて頂くことになり、レンガの色やデザインを
どのようにするか検討頂いているところです。

この写真のレンガは、お客様から第一希望で頂いたレンガですが、
如何でしょうか。

赤いソリッド感のあるレンガは、まさに王道といった外壁ですね。

これを見て、横浜や小樽の赤レンガ倉庫群を思い起こされる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

お客様がこれを選ばれるのも分かる気がします。

ただ、問題点がひとつだけあります。それは、製造している工場
の立地です。

私たちは、トロントを拠点にしているカナダの友人にお願いして
レンガ等の輸入資材を日本に出荷してもらっているのですが、
このレンガはトロントから遠く離れたケベック州で作られている
んですね。

ケベックはオンタリオの隣にあるのですが、日本で言う隣と違って
カナダの隣は相当の距離があるんですねぇ。

トロントから鉄道を使って西海岸まで運んでから船積みするのですが、
ケベックからの輸送が追加となると輸送費もバカにはなりません。

そう、レンガ自体のコストはそれ程でもないのですが、その重さ故に
輸送費は距離によって相当違ってくるんです。

コストアップを承知の上で採用するのもOKなんですが、近郊の
工場のものを採用頂いても素敵なレンガ積みの輸入住宅が出来る
こと請け合いですから、また一度検討し直してみるのも手ですよ。

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by mikami-homemade | 2016-11-18 16:45 | 外装工事
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大府市の輸入住宅 T邸の外装塗り替え工事がほぼ完了しました。

以前の外壁はオレンジ色でしたが、アメリカの海岸沿いのコテージを
イメージして、薄いミント・グリーンにしてみました。

当初は、落ち着いたクラシックなイメージをお客様はお持ちでしたが、
デッキ屋さんが施工した外構工事のレンガ・タイルが黄色や赤茶色が
混じったカントリー風のものでした。

そこで、急遽外構にも違和感のない雰囲気に変えてみたのが、この
色という訳です。

爽やかで明るい雰囲気ですが、何か力強いパワーのようなものを
感じるデザインになりましたし、クラシックな印象も残っています。

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それにしても、カナダ製のパラペイントの色は、素晴らしいものが
ありますね。これ程に輝くような色は国産の塗料では出せません。

私が常々言う「色は性能である」というのが、よくお分かり頂ける
のではないでしょうか。

ここに住まわれるご家族がウキウキするのは当たり前ですが、
ご近所の方でさえも楽しくさせるのが、デザインなんです。

これは、個人が持っているセンスですから、一級建築士だから
とか、インテリア・コーディネーターだからとかいう資格では、
計ることは出来ません。

また、使う材料や知識にも良し悪しは左右されるでしょう。

色だけでなく、窓や玄関ドアの周囲には、幅広のトリム(モール)を
回してありますから、窓の印象もしっかり主張しているデザインに
なっています。

単に外壁の塗り替え工事と思われるかも知れませんが、折角のチャンス
ですから、新築時よりもパワーアップさせたデザインにすることこそ、
本当のリフォーム・リノベーションだと思います。

安いだけの外壁リフォームには、こういう芸当は無理ですね(笑)
勿論、私たちは掛かった費用以上のものを提供出来ると思いますが・・・。

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また、こちらの家を実際に見てみたいという方はお連れしますよ。

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by mikami-homemade | 2016-11-04 18:33 | 外装工事
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外装リフォーム中の大府市 T邸。

玄関周りの壁は、まだ塗装していない状態ですが、木製玄関ドア周辺に
飾りの枠材を施工しました。

飾りを施工する前には、下地の外壁に塗装をしておきましたから、
防水の劣化による雨漏れの心配もありません。
(少し白い下地塗装がはみ出しているから、それがよく分かりますね)

さて、この飾りですが、輸入住宅なら一度は付けてみたいと思う人も
多いかと思いますが、素材はウレタン樹脂にプライマー(下塗り塗料)が
塗ってあるものなんです。

その構成は3つに分かれていて、ドアの両脇の柱材がピラスター、
ドアの上がクロスヘッド(又は、ヘッダー)、そしてその中央に
キー・ストーンが配されています。

勿論、ドアの大きさに応じて、サイズを調整することが出来るように
なっていますから、どんなドアの大きさでも取付けすることが出来る
のです。(尚、部材によって調整範囲は限られていますから、適切なものを
選ぶことが大切です)

こうした飾りがない状態でも、輸入の木製ドアは格好いいのですが、
南向きの玄関ですから木の劣化が少し気になっていました。

そこで、このドアを思い切って真っ白に塗って、その周囲に豪華な
飾り枠を取り付けたという訳です。

単に外壁の塗り替えだけなら、楽しさもそこそこでしょうが、
更にワンポイント付け加えることで、家の美しさをアップさせる
ことが出来ました。

リフォームで終わらせるのでなく、リノベーションをしてこそ
長く愛着が持てる家づくりになるように思いますが、如何でしょうか。

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by mikami-homemade | 2016-10-27 13:16 | 外装工事
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オレンジ色の外壁をミントグリーンの色に塗り替えすべく、大府市で
塗装工事を行っています。

先日より窓周りのトリムを取り付けたお話を記事に書いていますが、
いよいよ外壁リフォームに取り掛かりました。

ミントグリーンの色に塗り替えるのに、何故白で塗装するのかと
思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは上塗り前の
プライマーなんですね。

プライマーとは、下地の色が上塗りの色に影響を与えないように
する意味合いと、下地の汚れや油分が表面に浮いてこないように
する目的を担った下塗り専用の塗料なんです。

国産のプライマーは、水っぽくて粘度が低く、定着性・施工性という
点であまり品質はよくありませんし、下地を隠す隠蔽性もカナダの
パラペイントには敵いません。

更に、乾きのよさや保存を長く出来るように、国産の水性塗料には
揮発性の化学物質が多く含まれていますから、臭いも結構きつい
のですが、パラペイントは殆ど臭わないというのも特徴です。

私たちは、外壁全面にローラーを使って塗りますから、スプレーで
塗料が飛んでご近所に迷惑を掛けるようなことはありませんし、
塗装が丁寧に仕上がります。

プライマー塗装を省いて、上塗りだけをする業者もいるようですが、
上塗り塗装の定着性をよくする為に塗るのがプライマーですから、
価格を安くなってもそれなりに性能や効果も落ちてしまうのです。

安くやれますというところは、塗料を水で薄めてスプレーで
吹き付けたり、事前に洗浄処理をしなかったり、下塗りを省いたり、
上塗りを1回だけにしたりと、いろいろな方法でコストダウンを
するだけです。

いい仕事には、それなりの材料や手間(時間)、熟練した技術が
必要なのです。コストで選ぶ時代は、そろそろ終わりかも知れません。

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by mikami-homemade | 2016-10-25 14:11 | 外装工事

窓トリムの防水処理

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大府市のリフォーム工事で、先日トリム(モール)を取り付ける前に
サッシ周りの下塗り塗装を行ったという記事を書きましたが、その後
トリムを取付けましたのでご覧下さい。

トリムは、外壁材として使うコンクリート・サイディングを幅10~15cm
にカットしたものを使います。

トリムで隠れてしまう部分の外壁も新しい塗料を塗ってありますから、
劣化の心配はありません。

また、トリムのつなぎ目やビス留めした所、サッシとトリムとが
接する窓周りにも防水コーキングを打ってあります。

そして、一番肝心なのがトリムの周囲。

トリムの周囲にコーキング処理をしていないと、そこから雨が入り込んで
トリムを裏から劣化させたり、見えない部分の外壁から雨漏れを起こす
なんてことがあるかも知れません。

ただ、ご覧の通り、トリムの下側については敢えてコーキング処理を
施していないのが分かりますか?

普通だったら、トリムの周囲全部に防水コーキングを打たなきゃ
いけないと思うのではないかと思います。

でも、それは浅はかな考え方です。万一トリムと外壁との間に雨水が
侵入したら、どうなるでしょう。

全てコーキングを施していたら逃げ道はありませんから、水が
内側に滞留してしまいます。

だから敢えてトリムの下側だけコーキングをせずに、水が抜ける
ようにしてあるのです。また、こうしておくと僅かながら
風や空気も入るでしょうから、常に乾いた状態にしておくのにも
役立つのです。

建築にはこうした多くの気遣いがあって、初めて長く愛する家が出来る
のだと思います。こうしたことは、設計図にも書いてありませんし、
まして見積や仕様書にも載っていないことなんです。

価格で住宅メーカーを選びますか?それとも仕事の良し悪しで
家づくりを契約していますか?それは、あなたの決めることです。

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<関連記事>: サッシ周りの下塗り塗装
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by mikami-homemade | 2016-10-22 12:21 | 外装工事