輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:外装工事( 63 )

c0108065_18233231.jpg


大府市の輸入住宅 T邸の外装塗り替え工事がほぼ完了しました。

以前の外壁はオレンジ色でしたが、アメリカの海岸沿いのコテージを
イメージして、薄いミント・グリーンにしてみました。

当初は、落ち着いたクラシックなイメージをお客様はお持ちでしたが、
デッキ屋さんが施工した外構工事のレンガ・タイルが黄色や赤茶色が
混じったカントリー風のものでした。

そこで、急遽外構にも違和感のない雰囲気に変えてみたのが、この
色という訳です。

爽やかで明るい雰囲気ですが、何か力強いパワーのようなものを
感じるデザインになりましたし、クラシックな印象も残っています。

c0108065_18324050.jpg


それにしても、カナダ製のパラペイントの色は、素晴らしいものが
ありますね。これ程に輝くような色は国産の塗料では出せません。

私が常々言う「色は性能である」というのが、よくお分かり頂ける
のではないでしょうか。

ここに住まわれるご家族がウキウキするのは当たり前ですが、
ご近所の方でさえも楽しくさせるのが、デザインなんです。

これは、個人が持っているセンスですから、一級建築士だから
とか、インテリア・コーディネーターだからとかいう資格では、
計ることは出来ません。

また、使う材料や知識にも良し悪しは左右されるでしょう。

色だけでなく、窓や玄関ドアの周囲には、幅広のトリム(モール)を
回してありますから、窓の印象もしっかり主張しているデザインに
なっています。

単に外壁の塗り替え工事と思われるかも知れませんが、折角のチャンス
ですから、新築時よりもパワーアップさせたデザインにすることこそ、
本当のリフォーム・リノベーションだと思います。

安いだけの外壁リフォームには、こういう芸当は無理ですね(笑)
勿論、私たちは掛かった費用以上のものを提供出来ると思いますが・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

また、こちらの家を実際に見てみたいという方はお連れしますよ。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-11-04 18:33 | 外装工事
c0108065_13103475.jpg


外装リフォーム中の大府市 T邸。

玄関周りの壁は、まだ塗装していない状態ですが、木製玄関ドア周辺に
飾りの枠材を施工しました。

飾りを施工する前には、下地の外壁に塗装をしておきましたから、
防水の劣化による雨漏れの心配もありません。
(少し白い下地塗装がはみ出しているから、それがよく分かりますね)

さて、この飾りですが、輸入住宅なら一度は付けてみたいと思う人も
多いかと思いますが、素材はウレタン樹脂にプライマー(下塗り塗料)が
塗ってあるものなんです。

その構成は3つに分かれていて、ドアの両脇の柱材がピラスター、
ドアの上がクロスヘッド(又は、ヘッダー)、そしてその中央に
キー・ストーンが配されています。

勿論、ドアの大きさに応じて、サイズを調整することが出来るように
なっていますから、どんなドアの大きさでも取付けすることが出来る
のです。(尚、部材によって調整範囲は限られていますから、適切なものを
選ぶことが大切です)

こうした飾りがない状態でも、輸入の木製ドアは格好いいのですが、
南向きの玄関ですから木の劣化が少し気になっていました。

そこで、このドアを思い切って真っ白に塗って、その周囲に豪華な
飾り枠を取り付けたという訳です。

単に外壁の塗り替えだけなら、楽しさもそこそこでしょうが、
更にワンポイント付け加えることで、家の美しさをアップさせる
ことが出来ました。

リフォームで終わらせるのでなく、リノベーションをしてこそ
長く愛着が持てる家づくりになるように思いますが、如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-10-27 13:16 | 外装工事
c0108065_1442913.jpg


オレンジ色の外壁をミントグリーンの色に塗り替えすべく、大府市で
塗装工事を行っています。

先日より窓周りのトリムを取り付けたお話を記事に書いていますが、
いよいよ外壁リフォームに取り掛かりました。

ミントグリーンの色に塗り替えるのに、何故白で塗装するのかと
思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは上塗り前の
プライマーなんですね。

プライマーとは、下地の色が上塗りの色に影響を与えないように
する意味合いと、下地の汚れや油分が表面に浮いてこないように
する目的を担った下塗り専用の塗料なんです。

国産のプライマーは、水っぽくて粘度が低く、定着性・施工性という
点であまり品質はよくありませんし、下地を隠す隠蔽性もカナダの
パラペイントには敵いません。

更に、乾きのよさや保存を長く出来るように、国産の水性塗料には
揮発性の化学物質が多く含まれていますから、臭いも結構きつい
のですが、パラペイントは殆ど臭わないというのも特徴です。

私たちは、外壁全面にローラーを使って塗りますから、スプレーで
塗料が飛んでご近所に迷惑を掛けるようなことはありませんし、
塗装が丁寧に仕上がります。

プライマー塗装を省いて、上塗りだけをする業者もいるようですが、
上塗り塗装の定着性をよくする為に塗るのがプライマーですから、
価格を安くなってもそれなりに性能や効果も落ちてしまうのです。

安くやれますというところは、塗料を水で薄めてスプレーで
吹き付けたり、事前に洗浄処理をしなかったり、下塗りを省いたり、
上塗りを1回だけにしたりと、いろいろな方法でコストダウンを
するだけです。

いい仕事には、それなりの材料や手間(時間)、熟練した技術が
必要なのです。コストで選ぶ時代は、そろそろ終わりかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-10-25 14:11 | 外装工事

窓トリムの防水処理

c0108065_1294234.jpg


大府市のリフォーム工事で、先日トリム(モール)を取り付ける前に
サッシ周りの下塗り塗装を行ったという記事を書きましたが、その後
トリムを取付けましたのでご覧下さい。

トリムは、外壁材として使うコンクリート・サイディングを幅10~15cm
にカットしたものを使います。

トリムで隠れてしまう部分の外壁も新しい塗料を塗ってありますから、
劣化の心配はありません。

また、トリムのつなぎ目やビス留めした所、サッシとトリムとが
接する窓周りにも防水コーキングを打ってあります。

そして、一番肝心なのがトリムの周囲。

トリムの周囲にコーキング処理をしていないと、そこから雨が入り込んで
トリムを裏から劣化させたり、見えない部分の外壁から雨漏れを起こす
なんてことがあるかも知れません。

ただ、ご覧の通り、トリムの下側については敢えてコーキング処理を
施していないのが分かりますか?

普通だったら、トリムの周囲全部に防水コーキングを打たなきゃ
いけないと思うのではないかと思います。

でも、それは浅はかな考え方です。万一トリムと外壁との間に雨水が
侵入したら、どうなるでしょう。

全てコーキングを施していたら逃げ道はありませんから、水が
内側に滞留してしまいます。

だから敢えてトリムの下側だけコーキングをせずに、水が抜ける
ようにしてあるのです。また、こうしておくと僅かながら
風や空気も入るでしょうから、常に乾いた状態にしておくのにも
役立つのです。

建築にはこうした多くの気遣いがあって、初めて長く愛する家が出来る
のだと思います。こうしたことは、設計図にも書いてありませんし、
まして見積や仕様書にも載っていないことなんです。

価格で住宅メーカーを選びますか?それとも仕事の良し悪しで
家づくりを契約していますか?それは、あなたの決めることです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: サッシ周りの下塗り塗装
[PR]
by mikami-homemade | 2016-10-22 12:21 | 外装工事
c0108065_10553585.jpg


昨日、外壁の補修下地のところまでご案内しましたが、
今日は外壁の仕上がりをご覧に入れたいと思います。

昨日の記事写真と全く同じ位置での写真ですが、如何でしょうか。

右に見えるのは、2階から下りるエアコンの配管ですが、
施工時には一旦撤去していましたから、昨日の写真では
写っていなかったですよね。

こうした配管で隠れてしまう部分もちゃんと仕上げるようにして
いますから、撤去や復旧の手間も掛かります。

安く早くやろうとするリフォーム屋さんでしたら、きっと
配管はそのままにして工事を進めていくと思いますが、
そうなると外壁が劣化したままの部分が残ってしまいます。

こういう気遣いも見積の内容には記載がありませんから、
多くのお客様は金額を見て判断されるのでしょうね。

防水性・柔軟性のあるスタッコフレックスは、窓の周囲に塗られて
いますが、その上からスタッコフレックス・イノセンスという
柔軟性のある塗料を更に塗り重ねています。

この塗料は、外壁全体をカバーしていますから、色や質感でも
外壁のどこを直したのかが分からない程に仕上がっています。

このイノセンスは、塗り壁材のスタッコフレックスの塗料版。
その耐久性は30年以上と言われるアメリカ製品です。

雨漏りした外壁だけでなく、通常の塗替えにも使えますので、
ご興味のある方はホームメイドにお尋ね下さい。

<関連記事>: 折っても割れない外装材 (2015年5月27日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-10-01 11:04 | 外装工事
c0108065_14191396.jpg


窓の雨漏れに伴う外壁からの漏水に対処すべく補修・リフォームの
施工を進めている日進市の輸入住宅 Y邸。

不具合のあった古いキャラドン(Caradon)社のサッシを外し、
新しくマーヴィン(Marvin)社のインテグリティに入れ替えました。

その後、外壁や窓周辺の雨漏れの原因を確認した後、悪くなった構造体の
柱材や耐震構造用合板を撤去・入れ替えをして、適切な防水施工を
実施しました。

先日襲来した強い台風の雨風でも全く雨漏れの発生がありませんでしたから、
ようやく外壁等の仕上げにゴーを掛けました。

勿論、どんどん仕事を進めることは可能でしたが、仕上げた後に雨漏れが
起きれば、また下地まで剥がして対策を打たねばなりません。

ですから、少々時間が掛かっても、下地の状態でも雨漏れしないかどうかを
確かめてから、仕上げの工程に移ることは大切なことだと考えました。

普通の工務店さんから見れば、石橋を叩いて渡るくらい慎重に見えるかも
知れませんが、そういう丁寧な作業をすることでお客様は安心するのです。

さて、これが仕上げのスタッコフレックスを塗る前の下地処理です。

ベースコートを塗って、その上にクラック防止用のメッシュを幅広に
張ってあります。実際に外壁を剥がしたのは、これより10cm内側まで
ですから、既存の外壁と新しくした外壁とがしっかり馴染むように
してあります。

このベースコートが乾いた処で、メッシュの上から更にベースコートを
塗り重ねます。そうすることで、メッシュがベースコートでサンドされ、
割れ強度がアップするという訳です。

最後の仕上げであるスタッコフレックスを塗った状況は、また追って
ご覧に入れますね。

<関連記事>: クラックの入らない塗り壁 スタッコ・フレックス (2011年1月25日)
<関連記事>: 窓下は、水抜きスペース (2016年9月23日)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-09-30 14:29 | 外装工事

窓下は、水抜きスペース

c0108065_11452083.jpg


構造体にサッシを固定する為に、サッシの周囲にはネイル・フィンと
呼ばれる釘留め用の部品が付いています。

上下左右、サッシの全ての辺に付いていますから、知識のない大工
さんは全部に釘を打って留めてしまいます。

勿論、そうすることでサッシは建物の構造体にガッチリ固定される
訳ですが、建物というものは自分自身の重さによって徐々に
沈み込みますし、木や鉄骨の収縮・膨張などによっても動くのです。

もしそうした力がサッシに伝われば、どうなるでしょうか。

サッシは歪み、窓の開閉に支障をきたすこととなるのです。

つまり、ネイル・フィンで固定するには、一定の配慮が必要なのです。

こういう場合、まずサッシの両サイドを釘又はビスで固定します。
次に窓下を固定します。但し、釘穴の全てに釘を打つ必要はありません。

最後、窓上だけは固定しないでそのままにしておくというのが、
基本的なサッシの納め方となります。

そうすることで、上から建物の重量が掛かってきても、窓が上から
押されて潰れることはありません。

さて、次に窓の防水処理についてですが、サッシは雨漏りにおいて
一番の弱点スポットですから、サッシの防水は何層にもわたって
テープやシートを適切な場所に適切な形で張っていく必要があります。

今回、そうしたことを全てここに書くことは文字数の問題で控えますが、
1ヶ所だけ雨水の逃げ場を作っておく場所があります。

それは、窓下。ネイル・フィンの下側は構造体への雨の侵入を防ぐ為に、
防水処理を施すのですが、万一雨がサッシに入り込むようなことが
あった場合、ネイル・フィンと防水層との間から雨水が抜けるように
しておかなければなりません。

(写真は、窓からの雨漏りでサッシを交換したリフォーム現場です。
但し、こういう手順を全て分かっている業者は、意外と少ないのです)

ですから、ネイル・フィンの上には防水テープは張らないのです。
張ってしまうとそこに水が溜まり、それが元で逆流したり、別の
箇所に漏水してきたりすることとなるのです。

固定にしろ、防水にしろ、何でもかんでも完璧にやっておこう
というのは日本人らしい発想ですが、それは浅はかな考えでしか
ありません。

自然の摂理を深く考えて、もしもの時の為に次の一手を打っておく
ことが建築には大切なんですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-09-23 11:55 | 外装工事

台風16号に備えて

c0108065_10163968.jpg


昨日の早朝、家を出てすぐに足場屋さんから電話。

何かあったかなと思いながら電話に出ると、「明日の台風接近で
今の現場の状態はどうなっていますか」という確認の電話でした。

こういう場合、足場全体に張ってある養生シートをたたんで、
風を受けないようにしておかないと、風の力で足場が倒れたり、
パイプなどが飛んでご近所に被害をもたらしたりしてしまい
大変なことになります。

それを心配して電話をしてくれたのですが、シートをはがしに
行きましょうかとも言ってくれました。

足場屋さんは通常50軒以上の現場を抱えているはずですから、
いちいち全ての現場を回って養生を剥がしていたら、台風接近に
間に合わなくなってしまいます。

今回の台風は強烈ですから、台風が直撃する前でも風雨が強く
なります。そこで作業中の職人さんたちが煽られたら、それこそ
危険です。

高所恐怖症の私ですが、足場屋さんの親切な言葉を断って、
「自分でやってくるから他を回ってあげて」と伝えました。

いや~、何てバカなことを言ってしまったんでしょう。

後から後悔しても先に立たず。午前中から14時くらいに掛けて
恐怖と闘いながら1人で養生シートを丸めてきました。

だって、連休中ですから誰にも手伝いをお願い出来ないですもんね。

途中多少の雨にも降られましたが、何とか無事作業を完了。
(雨が降らなくても、汗で服はビショビショですが・・・)

雨漏りを直す為のリフォームの現場ですから、丁度この台風が
最終テストとなります。

まず大丈夫だと思っていますが、こんなに強い台風だと何があるか
分かりません。もしもの時は、原因究明と対策が必要です。

でも、こんなことがなければ、究極の雨漏りチェックはできない
でしょうから、これもよしとすべきかも知れません。

東海地方を含めてこれから台風の影響がある地域の皆さんは、どうぞ
サッシや外壁、屋根や天井からの雨漏りには十分注意して下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-09-20 10:39 | 外装工事
c0108065_124935.jpg


こちらは、日進市の弊社の近くにある輸入住宅の外壁です。

大手住宅メーカーさんで建てられたおうちですが、新築から一度も
メーカー・メンテナンスを受けていない状況でした。

何故そうなのかといった事情は分かりませんが、10年に一度くらいの
頻度で点検・補修は絶対に必要です。

そういう定期的なメンテナンスがやれていない住宅メーカーや
工務店が、この日本には如何に多いか。非常に残念でなりません。

アンダーセン(Andersen)のケースメント・サッシを多く使って
頂いているようですが、建具(障子)の建て起こしの問題か、
それとも気密パッキン材のウェザーストリップがへたってきたのか、
窓の上枠と建具との隙間から雨が時折侵入してきます。

また、浴室や勝手口の取り付けられたエクセル・シャノンの樹脂
サッシの可動式網戸が破損しています。

こうしたことは、簡単な部品類を交換した上で、サッシを調整して
あげれば大抵の窓が元通りになるものです。
(勿論、構造的な問題や施工手順や材料の間違いなどがある場合は、
直らないケースもあるでしょうが・・・)

さて、今回取り上げる問題は、外壁のクラック。

私が相談を受ける前に、お客様ご自身で防水剤を使って割れの部分を
補修して頂いているようですから、当面の不具合は回避出来ています。

デラクリートという名前のコンクリート・パネル材が外壁に張られて
いて、その上に仕上げ材としてジョリパットのようなスタッコが
塗られています。

こういう場合、表面のスタッコ自体が、外気温の変化や建物の伸縮
によって割れてしまうということもありますが、このように一直線に
割れが入っている時は、下地となっているパネル材のつなぎ目が
ずれて割れたと考えるのが正しいと思います。

垂直荷重において最もウィーク・ポイントとなるのが、窓の両サイド。

そこに敢えてデラクリートのつなぎ目をもってきてしまったことが、
一番の問題でしょう。

また、こうした割れは、外壁のコーナー部分などにも起こることが
よくあります。それは、コーナー部分が一番つなぎ目の集中する
箇所だからです。

パネルをジョイントする部分は、出来るだけ窓やコーナーを避けて、
万一そこに近くなってしまう場合には、補強テープやビス留めを
十分に施して下地を作る気遣いが欲しいものです。

また、こうしたクラックは完全には避けられないものですから、
下地の動きがあっても柔軟に対応出来るスタッコ・フレックス
(Stuc-O-Flex)のような仕上げ材を用いることも対策の一つです。

そうした複数の対策を打つことで、外壁や窓周りからの雨漏りの
不安を解消することが出来るはずですよ。

ただ、新築時の見積には、材料の表記があっても張る位置や張り方、
施工の良し悪しや気遣いまで書かれていないのが実情です。

見積だけを信用するのでなく、施工についての情報公開をしているか
どうかも確認する必要があるかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: クラックの入らない塗り壁 スタッコ・フレックス (2011年1月25日)
[PR]
by mikami-homemade | 2016-09-10 13:00 | 外装工事

OAKRIDGE SUPERの長期保証

c0108065_14465235.jpg


輸入住宅でよく使われる屋根材、アスファルト・シングル。

最近は、国産住宅の屋根にも施工されるようになってきましたが、
軽くて丈夫、そして長い耐久性能があるということで、従来の
スレート瓦(カラーベスト・コロニアル等:コンクリートの板に
防水・着色塗装をした屋根材)や陶器瓦に取って変わろうと
しています。

つい何年もの間私たちが使ってきたのは、「オークリッジプロ30」
と呼ばれるアメリカ オーウェンス・コーニング社のアスファルト
シングルでしたが、その保証は30年。

スレート瓦は10~15年で塗り直しをしなければいけないですし、
陶器瓦も耐用年数は25年と言われてきました。

ですから、「オークリッジプロ30」でも塗替え不要で30年は
持つということですから、すごい耐久性ですよね。

でも、最近オーウェンス・コーニング社から「オークリッジスーパー
という製品が登場してきました。

写真の補償内容をご覧頂くと分かりますが、何と保証期間には
制限がありません。また、見た目的には、美しい「オークリッジ
プロ30」と全く見分けが付かない程のデザイン性もあります。

勿論、保証する場合の条件や施工後の年数によって、保証内容は
変化するのですが、何年後までしか保証しませんという規定が
ないのです。

「オークリッジプロ30」よりは、価格も高くはなりますが、
ライフタイム・ワランティー(一生涯保証)というおまけは、
画期的ではないでしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: アスファルト・シングル屋根材 オークリッジプロ30
[PR]
by mikami-homemade | 2016-09-04 14:57 | 外装工事