輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:内装(造作)工事( 19 )

この幅広でこの厚み

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昨日、オスモ&エーデルが販売するドイツ製樹脂サッシについて
記事を書かせて頂きましたが、今回は同社のフローリングを
ご紹介しましょう。

現在、お値打ちに販売されているオーク(楢)の床材は、ロシア
などで伐採されて中国で加工されたものが多く出回っています。

最近は加工技術も上がっており、雑な感じは少なくなりましたが、
短い材料を接着剤でつないで作った「ユニ」と呼ばれる床材で
あったり、木が呼吸出来ないウレタン塗装のものだったり
しています。

「ユニ」は端材も利用するという点でエコですし、ウレタン塗装は
水を弾き汚れにくいという利点もあります。

ただ、こだわる人にとっては、一枚ものの無垢材でその上に自然オイル
の塗装をした安全な床材は必須という選択肢もあるでしょう。

今回見せて頂いた無垢の床材は、ヨーロッパで伐採されてドイツで
製品化された高級品。製品精度も素敵です。

それも幅は160mmもあって、厚みは21mm。勿論、塗装は
オスモです。(国産の合板フローリングでは、厚さ12mmで表面に
木目印刷のシートが張ってあるだけなんてものが平気で使われています。
これは大手住宅メーカーでも同じです)

これだけのオーク材を自宅のフロア一面に張ることが出来るなんて、
ほんと贅沢ですよね。

そんなですから、価格も相当高いと思いきや、平米単価は1万円
前後(卸値ベース)ですから、意外とお値打ちな気がします。

ヨーロッパのオークは、木目が詰まっていて固くて丈夫。

その強度は、伐採されてから年々上がっていき、200年後くらいが
ピークだそうです。つまり、一旦建てたら6世代以上使えるだけの
ポテンシャルがあるんですねぇ。

こういう材料って、素敵じゃないですか。少々高くても
いいものを長く使う。それが、輸入住宅の本質です。

皆さんは、家は安けりゃいいとお考えでしょうか。それとも、
高くても本物を使いたいとお考えでしょうか。

私たちは、安くてもニセモノを誤魔化して売るなんてことは、
絶対にしたくありません。

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by mikami-homemade | 2017-05-24 11:34 | 内装(造作)工事
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愛知県大府市にある軽量鉄骨のおうちに施工予定のミラードアです。

通常は、寝室などの収納用のドア(ミラークローゼット)として
用いられるのですが、こちらでは玄関収納用として引き違いの
2枚ドアを2つ並べて写真のような4枚ドア風に作ります。

幅が1.5mありますから、2つ合わせると3mもの幅がある
鏡となるのですが、もしかしたら家族全員の姿が映せるかも
知れませんね。

欧米の人は自分の部屋で着替えやお化粧を含めたトータル
コーディネートをしますが、日本人の女性は最後出掛ける際に
全身をチェックしたがるようです。

男の私としてはよく分かりませんが、確かに玄関先でネクタイ
とか曲がっていないか気になるようにも思います。

まあ、こんなミラードアが玄関ホールにあったら、鏡の向こうに
部屋もあるように見えて、広く感じるかも知れません。

ミラードアは、引き違いの他に折れ戸タイプのバイフォールドドア
もありますから、一度に大きく開いて収納の中身を見たいという
方には折れ戸をお勧めします。

それにしても、輸入のものは鏡が大きいですよね。国産では
こんなに大きな面の鏡はないようです。

<関連記事>: 1人2役の収納ドア (2013年7月25日)

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by mikami-homemade | 2017-04-11 14:20 | 内装(造作)工事
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アメリカの家では、木のフローリングよりもカーペット敷きが多く
用いられています。

足触りが柔らかく疲れにくいということや、インテリアの模様替えを
したいという場合に比較的簡単に施工出来るということもあるでしょう。

また、北米のカーペットは、汚れても掃除がしやすく、ダニやカビも
繁殖しにくい素材で出来ているということも採用が広がっている理由
でしょう。

日本だとすぐに防虫剤や有害な化学物質が入っているんじゃないかと
疑いますが、室内の環境基準の厳しい北米ではそうしたものは使われません。

何故そうなのかは、私でもよく分かりませんが、毛足の長いフワフワの
輸入カーペットが日本でももっと利用されてもいいように思います。

輸入カーペットは高級感があってラグジュアリーな印象を与えますから、
特に寝室などに使われるとそのデザイン効果は絶大です。

フローリングとカーペット。その2つをうまく使い分けてこそより豊かな
暮らしを実現出来るかも知れませんよ。

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by mikami-homemade | 2017-02-15 11:57 | 内装(造作)工事
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現在、おうちの仕様をお客様と打合せしている大分市のレンガ積み輸入住宅。

現地で施工頂く業者さんとの事前の調整がいろいろあって、なかなか
着工の段階にならない状況ですが、少しずつですが前が見えてきた感じです。

さて、今日はお客様からキッチンの床に張るタイルについて、写真を
お送り頂きました。その写真がこちらです。

通常は、床に無垢材のフローリングを張るのですが、お客様からの要望で
キッチン・スペースにはタイルを張ることになりました。

タイルは、少し色の濃いものと薄いベージュ系のものをミックスした
ものがよいそうです。

一色だけのタイルでも焼き加減にはある程度バラつきがありますから、
色の変化は感じるでしょうが、更にそのアクセントを強くしたいという
感じなんでしょうね。

因みに、このタイルはイタリア製です。通りで、テルマエロマエのような
ローマ風の感じが出ていますよね。

また、素焼きのテラコッタだと歩いているうちにどんどん削れていって
しまい、デコボコした状況になりますが、このタイルはガラス質の釉薬を
塗って焼いていますから、減ることはありません。

ただ、表面が少しザラついたノンスリップのものですから、玄関などの
屋外用としても使えますが、ストッキングの破れ防止としてスリッパが
欲しいかも知れません。

クッション・フロアのようなビニールではなく、レンガやタイルといった
土で出来たものや無垢の木製フローリングを使った家づくりって、ほんと
自然でいいですよね。

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by mikami-homemade | 2017-02-13 11:32 | 内装(造作)工事

白い大理石だけじゃない

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今までいくつかマンテル(マントルピース)を紹介してきましたが、
大理石のものと言えば白いマーブル模様のものが一般的でした。

でも、私たちが見つけているマンテル・メーカーのものは、白以外に
いろいろな色のものを作ることが可能です。

写真のものもその一つ。全体的に黒い大理石となっていて、そこに
白い石目が入っています。何ともゴージャスですよね。

勿論、このマンテルもオーダーしてから手彫りして美しい形を
作り上げていきますから、細かな点で全く同じというものは存在しない
と言っても過言ではありません。

こうしたマンテルは、大理石を一旦細かく粉砕して、それを固めたもの
を手彫りしていくという手法を取ります。

そうすることで、石の中に自然に出来た小さな空洞などを避けることが
出来ますから、温度変化や衝撃による割れのリスクが少なくなると
いう訳です。

このメーカーは、アメリカ製ということを誇りにしていますし、職人魂
や職人気質といったものを大切にしています。

安価であれば多少粗雑でも構わないという人であれば、中国などの
ものでもいいのでしょうが、一生に一度の家づくりであれば妥協のない
家づくりをしたいものです。

<関連記事>: 手彫りのマントルピース

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by mikami-homemade | 2017-02-01 10:26 | 内装(造作)工事
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昨日、フレンチ・デザインの美しいマンテルをお見せしましたが、
もう少し落ち着いた感じのものが欲しいという方には、こちらは
如何でしょうか。

デザインとしては、ギリシャ・ローマを基本としていますが、
欧米の建物の窓やドアの周囲に採用される飾りをマントルピースに
持ってきました。

こちらは複雑な装飾もなく、スタンダードな造りをしていますから、
昨日のマンテルに比べて随分お値打ちに調達出来ます。

ただ、北米では注文してから製作を開始しますので、船便の時間を
入れれば、おおよそ3ヶ月程度は到着まで待たなくてはいけません。

でも、国内にはない大きさと豪華さを味わえますから、新築や
リフォームの際に暖炉を入れたいとお考えの方には如何でしょうか。

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by mikami-homemade | 2016-12-29 12:13 | 内装(造作)工事

手彫りのマントルピース

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以前「フレンチ・デザインの石のマンテル」という記事で紹介した
暖炉飾りについて、別のお客様から問い合わせを頂きました。

そこで、記事では寸法の入ったデザイン画だけでしたので、今回は
足の一番上の部分を拡大した写真をお見せしましょう。

大理石を一旦粉状にして、再度固めたものを手彫りした様子をご覧下さい。

大理石の色は、真っ白や写真のようにグレーの模様が入ったもの、
黒い大理石のものなどいろいろありますが、どれもこのように美しい
造形を見せてくれます。

手彫りらしく、カーブや直線の描き方もギリシャやローマの彫刻のように
人間味あるものになっています。

これは、機械彫りにはないデザインですね。

また、平面的な彫りではなく、立体的な飾りになっている点でも、
手作業の迫力といったものを感じます。

色だけでなく大きさもいろいろありますから、お部屋に合った
サイズやデザインで選べるもの魅力かも知れませんね。

寒い冬には是非このマントルピースを囲んで、家族で団欒を
楽しんでは如何でしょうか。

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<関連記事>: フレンチ・デザインの石のマンテル (2016年8月23日)
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by mikami-homemade | 2016-12-28 15:14 | 内装(造作)工事

廻り階段を作ろう!

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こちらは、アメリカ フィッツ(Fitts)社の階段材で造られた
廻り階段です。

18世紀にイタリア ルネサンスに影響を受けたイギリスで興った
ネオ・ジョージアン様式をモチーフにしたデザインです。

バラスター(小柱)やポスト(親柱)は、大理石のように白く
ペイントされ、手摺(ハンドレール)や踏板(トレッド)は、
落ち着いたダーク・ブラウン色が用いられています。

廻り階段の難しい処は、木材を使っていかに優美な曲線を描くか
というところと、廻り階段の豪華さを演出する為に大きな
吹き抜けスペースを割かなければならないという点にあります。

階段に合わせて、当然壁も弧を描くことになりますし、材料の
準備と実際の施工には多くの時間が必要となります。

そして、階段室に割かれた吹き抜けスペースよりも各部屋が
小さくてはバランス的にもおかしくなりますので、建物全体も
より大きくしなければなりません。

だからこそ、廻り階段は豊かさの象徴であるとも言えるのです。

欧米の邸宅にも引けを取らない輸入住宅を目指しているなら、
是非ゴージャスな廻り階段を採用してみては如何でしょうか?

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by mikami-homemade | 2016-11-14 14:50 | 内装(造作)工事
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皆さん、昨日の台風で家は大丈夫でしたでしょうか?
名古屋に直撃するかと思い、少々ビクビクしておりましたが、
この地域では比較的被害も少なかったように思います。

さて、こちらはアルミクラッド・サッシからの雨漏りで、新しい
マーヴィン(Marvin)の窓に入れ替えた時の室内側の写真です。

無垢の木製サッシの美しさを感じさせる1枚ですが、その周囲も
是非ご覧下さい。

以前のサッシに付いていたケーシング(飾り縁)を外しましたので、
ビニール・クロスが張られていないケーシングの下にある石膏ボードが
露出しました。

窓の部分をくり抜く形で石膏ボードを張っていますから、つなぎ目を
少なくする工夫がされていて、なかなか仕事が分かっている大工さんが
張ったんだなと思いました。

ただ、それを知っている大工さんだったら、石膏ボードも縦に張らずに、
横にそれもレンガ張り(千鳥張り)にすれば、更にいい仕事だったと
思います。

ただ、ここで気になるのは、石膏ボードを留める為の釘。

20年も前に施工された家なので仕方ないとは思いますが、私たちは
こうした釘は使いません。何故なら、釘は知らず知らずのうちに
抜けてきて、壁紙やドライウォールの美しい塗装を浮かせてしまう
恐れが生じるからです。

また、釘の頭がボードの表面よりもめりこんでいるのが分かりますか?
これでは、ボードを固定する役目を十分に果たせません。

ですから、石膏ボード張りにはボード用のビスを用います。ビスは
回転させながら打っていきますから、釘打ちよりも仕事のスピードが
遅くなります。

でも、将来抜けてくることはありませんし、ボードの表面すれすれで
留めることも可能です。

時間や手間、材料費や道具は余分に必要となりますが、家が建って
何年かした後の美しさを意識したビルダーなら、絶対にボード釘は
使わないはずです。

さて、皆さんのおうちは釘を使っていますか、ビスを使っていますか?
小さな違いですが、実はその施工業者の力量や考え方が如実に表れる
工程でもあるのです。

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by mikami-homemade | 2016-09-21 10:59 | 内装(造作)工事
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先日、フレンチ・デザインのマンテル(マントルピース)の
デザイン図をお見せしましたが、同じメーカーのもので、
こんなデザインのものも見つけました。

何と名前は、「ヘラクレス、グレコ・ローマン」。

グレコ・ローマンと言っても、レスリングではありません。

グレコとはギリシャを、ローマンはローマを表しています。

つまり、ギリシャ・ローマ時代の様子でヘラクレスをデザインした
暖炉飾りという意味です。

大理石を砕いたものを固めて作ったものを、ヘラクレスの形に
彫り込んでいますから、重厚感や彫りの深みは素晴らしいものが
ありますね。

でも、このマンテルは、先日紹介したフレンチ・デザインのマンテル
の3倍くらいの値段がします。

彫りもすごいが、値段もすごいですね。まさに、家宝です(笑)

ただ、北米でなくこれを日本で作ったら、それこそ何百万円に
なってしまうでしょうから、お値打ちと言えばお値打ちかも
知れません。

やっぱり、こうしたものを作る文化、買える文化、使う文化が
あるというのは素晴らしいことです。

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by mikami-homemade | 2016-08-26 16:50 | 内装(造作)工事