輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

<   2017年 06月 ( 29 )   > この月の画像一覧

c0108065_17163952.jpg


こちらは、ビルトイン・ガレージに用いるオーバースライドのガレージ
ドア用ケーブル・ドラム。

ガレージドアが壊れて開けられないというトラブルの多くは、ドアを
持ち上げる為のトーションスプリングと呼ばれるバネが切れて
しまったり、このドラムに巻き付けられたワイヤーケーブルが切れて
起こることが殆どです。

ただ、写真を見てお分かりになるかも知れませんが、ケーブル・ドラム
もワイヤーケーブルで擦れて傷付いているのです。

ケーブル・ドラムは、アルミの鋳物で出来ていますが、鋳物はちょっと
した衝撃が加わると割れてしまったりします。

ですから、20年も使ったガレージドアなら、トーションスプリングや
ワイヤーケーブルだけでなく、このケーブル・ドラムも一緒に交換する
ことをお勧めします。

固い鋳物ですから、殆どのお客様はケーブル・ドラムのことを
あまり気にしていらっしゃらないみたいですが、これが欠けたり
割れたりすれば、オーバースライダーのシステム自体も成り立ちません。

修理・メンテナンスの際は、不具合箇所だけでなく、その他の場所も
劣化がないかしっかり調査することが大切ですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-30 17:19 | 輸入設備

新品なのになぁ~

c0108065_17544586.jpg


豊川市のお客様からドアノブを鍵付きのものに交換したいという
ご依頼を頂いたので、今日おうちに伺いました。

先週頭に商品の方は届いておりましたが、お客様の都合が合わず
今日になったという次第です。

クイックセット(Kwikset)社のハンコック(Hancock)という
シリーズのものなんですが、お饅頭のような形をしたクラシックな
デザインをしています。

このドアノブは、クイックセットの中でも結構お値打ちな金額で
手に入りますから、洋館のような家をお値打ちに建てたいという
方には持ってこいかも知れませんね。

今回、無事取付けをして、お客様に確認をしてもらう際に
内鍵を回すサムターンという部品が何か変ということに気付きました。

内鍵の台座自体に問題はないのですが、それをカバーしている
真鍮の部分に欠けがあったのです。

どうやら、金型に金属を流し入れる際に十分奥まで入り切って
いなかったのが原因のようです。

まあ、使えないことはありませんから、交換部品が来るまで
取り敢えずそのままお使い頂くことにしましたが、こんなの
製造段階で分かりそうなもんですけどね。

こういうトラブルは今までで初めてですが、アメリカ人って、ほんと
大雑把というかチェックがいい加減というか、不思議なやつらです。

早速、輸入代理店を経由して代替のものを手配してもらいますが、
こんなことで目くじらを立てていたのでは、輸入資材は扱えません。

心に余裕が必要なのが、輸入住宅の家づくりだと思いますよ。
こういうことが気になって仕方がないという人は、止めておいた
方がいいかも知れません・・・。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-29 18:02 | 輸入設備
c0108065_1573987.jpg


現在、外装のリフォームをしている名古屋市の現場にある玄関ドアの
塗り直しをしました。

この木製ドアは、当時私たちが施工しパラペイントのティンバーケア
塗装をしたものですが、お客様自ら今まで何度か塗り直しをして
頂いておりました。

長年風雨に曝されていますし、ホコリやゴミも付着します。
また、湿気などによってカビや藻のようなものも付くかも知れません。

実際そうした数々の問題がこのドアにも降り掛かってきたのですが、
この状態をどう思われますでしょうか。

紫外線や酸化などによって、多少の変色や黒ずみはあると思いますが、
ベイツガの木目は美しいまま。

今回は、お客様ではなく私たちがティンバーケアを2度塗りしました。

通常、ティンバーケアは2度塗りすれば5年は塗り直しがいらないという
塗料ですが、まさにその実力や性能を遺憾なく発揮しています。

木の呼吸作用を妨げない通気性のある塗料ですから、木が塗装を剥がす
ことはありませんし、塗装の上のミクロの通気穴は分子の大きな水分を
木部へ通すこともありません。

通気性がありながら防水性を長期間保つ塗料は、歴史の長いカナダ製の
塗料ならではだと思います。

ウッドデッキや木製の玄関ドアや外装材など、あらゆる屋外の木材を
風雨から守るのが、このティンバーケアです。

木部が悪くなる前に、是非お試し下さいませ。きっと、その期待を
裏切らないと思いますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-28 15:11 | 塗装工事
c0108065_1134449.jpg


10年くらい前に友人たちとカナダ トロント郊外にある別荘地
「マスコカ」に行ったことがあります。

そこは、私が建材を調達しているカナダ人の友だち(実際はそのお父様)
が所有している別荘なんですが、湖の島に建っています。

一番の思い出は、別荘に設置されたサウナに何度も入り、暑くなったら
外に飛び出して湖にダイブするという最高の瞬間でした。

そんなこともあって、私はカナダのサウナ文化をHP等で紹介している
のですが、今回アッパーミドル向けの雑誌「OCEANS」の2017年8月号
に、私たちの樽型サウナ(Barrel Sauna)が掲載されました。

この雑誌は、「37.5歳からの夏満喫カタログ」と称して夏の遊びグッズを
紹介しているのですが、1ヶ月くらい前に是非バレル・サウナを載せたい
ので、写真等の提供をして欲しいという依頼がありました。

c0108065_11343042.jpg


で、そのことをすっかり忘れていたのですが、突然この雑誌がサンプル
として送られてきて、見てみてビックリ。

結構大きく取り上げられているではありませんか。

樽型サウナは、大勢の家族や仲間と一緒に入ることが出来ますし、
外からはあまり見えないスモークのバブル・ウィンドウからは、
きっと素敵なパノラマ・ビューが広がるはずです。

また、レッド・シダーの香りが、サウナの中に充満しますから、
アロマ・セラピーの効果も期待出来ます。

是非皆さんのお宅のお庭にも、一台設置してみませんか?

<関連記事>: 屋外サウナは如何でしょうか?

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-27 11:34 | 輸入設備
c0108065_10464019.jpg


20年前に輸入住宅を新築したお客様から、マーヴィン(Marvin)社
のインテグリティ(Integrity)というサッシが壊れたという連絡を
頂きました。

それは、スライディング・パティオドアと呼ばれる掃出しサッシの
ロックが不調で鍵をかけることが出来なくなったというものでした。

実はこのお宅では、昨年も違う掃出しサッシで同じ不具合を起して
います。このモーティシー・ロックという金物には、小さなバネが
内蔵されていて、その反動でラッチを出し入れする仕組みです。

小さなバネですから、長年の使用で切れてしまうこともあり、
15年くらいで交換するのが基本です。

ですから、今回のロック金物は寿命が長かったとも言えるのですが、
鍵を掛けることが出来ないというのは防犯上不安な状態になって
しまいます。

こうなる前には必ず予兆のような感じがあるものです。そんな異変を
感じたら、壊れる前に部品の交換をするように心掛けましょう。

こうしたロック部品は、マーヴィン専用というものではないですから、
他のサッシメーカーの窓用としても結構簡単に手に入るものです。

輸入住宅ブームの時にいろいろなメーカーの掃出しサッシが入って
きましたが、現在国内で取り扱われていないサッシが多くあります。

(今日もローウェン(Loewen)社の掃出しサッシのロック金物の
不具合で、別のお客様から連絡を頂きました)

建てた住宅メーカーに対応を断られても、部品の大きさや形状さえ
分かれば代替のパーツを取り寄せることは可能ですから、諦めないで
相談して下さいね。

ただ、同じようでもちょっと形状が異なるという金物は、いくつも
存在しますから、確認まで少々やりとりが必要ですのでお付き合い
頂くかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-26 10:50 | メンテナンス
c0108065_11581139.jpg


16年前に新築したという半田市の輸入住宅の玄関ドア。

何度かご主人様も市販の塗料で塗り直しをされたようですが、
防水面の性能や色の褪色といった点ではあまりいいものでは
なかったようです。

いっそのことアルミの国産ドアに交換することも考えたそうですが、
まだ何とか蘇らせることが出来そうだということで、金物類の交換
・ドアのバランス調整、防犯性能の強化、パラペイントのティンバーケア
での塗り直しの実施を提案しました。

まず、ドアのヒンジ(蝶番)やハンドル類を金色から全て黒っぽい色に
交換して統一しました。

これだけでも重厚感が出るはずですが、ダブルロックの鍵もディンプルキー
の防犯強化型のものにした上で、ラッチ・バーを隠すガードプレートを
装着してあります。(写真では小さくてよく分かりませんが・・・)

c0108065_1203724.jpg


長年の使用で垂れてしまった重いドアも、建て起こしを修正して
敷居に擦らないようにしましたし、ドア枠に装着してあった気密パッキン
の古いウェザーストリップも全て交換。

お部屋の気密・断熱性もよくなりました。

そして、最後に塗装に入る訳ですが、まずは新しい塗装が馴染むように
古い塗装や汚れを除去。その上で着色剤を下塗りした上で、防水塗料の
ティンバーケアを2回塗ってあります。

つまり、この玄関ドアの塗り直しには、3回の塗装が行われている
ということになります。

ティンバーケアは、2度塗りすれば5年の耐久性がありますから、
庇(ひさし)に奥行のある玄関であればもう少し塗り直しまで
時間が稼げるように思います。

リフォームを修繕で終わらせるのでは詰まりません。せっかくなら、
雰囲気を新たにリノベーションまでしてみては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-25 12:09 | リフォーム
c0108065_10182732.jpg


築30年ほどの輸入住宅を購入された岐阜県のお客様から、
輸入サッシの網戸が何枚か壊れているので新しい網戸を調達したい
というご依頼を頂きました。

当初どこの窓メーカーのものか分からないということでしたが、
先日当社に網戸のサンプルをお持ち頂いた際に、横方向に開く
ケースメント・サッシのクランク・ハンドルも欲しいということで、
ハンドルの実物をもってきて頂きました。

そこには、「Hurd」の刻印があるではありませんか。

ここをご案内頂ければ、窓メーカーがハードであることはすぐに
分かったはずですが、これをメーカーのロゴだとは思わなかった
みたいです。

ケースメントのハンドルは、操作する頭の部分が取れてしまったり、
オペレーターに差し込む穴のギザギザがなめてしまって、オペレーター
のギアが回らなくなったりする不具合があります。

ハンドルの多くは、窓部品を製造している部品メーカーの汎用品
であることが殆どですから、メーカー純正品でなくてもすぐに
調達することは可能です。

今回ハード社に問い合わせた処、新しいものは若干形状が変わっている
ものの古いハンドルと互換性のある部品を供給出来るという返事を
もらいました。

30年も前の古い窓でもこうして部品が手に入るというのは、
日本ではあり得ないことですね。

勿論、日本の家は30年もすると壊されてしまうのが現実ですから、
そこまで部品のサービスをする意味がないのかも知れませんが・・・。

日本の住宅メーカーや建材メーカー、消費者も、家づくりの考え方を
もう一度考え直すべき時が来ていると思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-24 10:22 | メンテナンス
c0108065_23314248.jpg


今日、大阪府のお客様の処に伺って、菊竹産業のシュエット(Chouette)
シリーズのシングルハング・サッシのコイル・バランサーを交換
してきました。

窓の手前に洗濯機があって、当初交換作業に相当苦労しましたが、
洗濯機を少しずらして場所を確保したら、格段に作業が進みました。

写真は、窓枠に空いた溝を広げて、新しいコイル・バランサーを
挿入したところです。

特殊な工具を使用して溝の幅を広げなければ、シュエットのバランサーは
窓枠には入りません。

また、今回は建具(障子)を外すのにも苦労しました。

バランサーを交換するに当たり、まずはバランサーに差し込んである
ピボット・バーを建具から外そうとしたのですが、ドライバーが入らない
位置にビス留めしてあり、ピボット・バーが外せません。

これが外れないと、バランサーを交換するどころではありません。

試行錯誤をしながらこれを何とかクリアして、バランサーを露出させる
ことに成功しました。

ここまで来れば、もうお手の物。窓枠の溝からバランサーを外し、
新しい部品を挿入してからそれを固定しました。

そうそう、両サイドにあるバランサーのうち、片方のバランサーは
切れて断裂していましたが、もう片方には不具合はありません。

普通の人なら問題ない部品はそのままにして作業を完了するのでしょうが、
私たちはそんなことは致しません。

ゼンマイのようなステンレスのバネは、何も問題がないように見えても
長年の使用に伴う金属疲労があるものです。

もしそのまま交換せずに建具を取り付けたら、建具の左右のバランスが
微妙にずれて、バランサーに内蔵されたコイルがそのうち断裂します。

面倒ではありますが、正常と思われる方も必ず交換しておくことこそ、
将来の不具合を防ぐ大切な作業なのです。

今回は、1ヶ所のサッシのみの交換作業でしたが、ここのおうちは
他に10ヶ所以上シングルハング・サッシがあるそうです。

これから何回こちらに伺うことになるのかを考えると、頭がクラクラ
してきそうですぅ(笑)

<関連記事>: Chouetteのシングルハング用バランサー

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-23 23:37 | メンテナンス
c0108065_13101776.jpg


17年前に施工されたハード(Hurd)社のダブルハング・サッシ。

20年近く経つと、木製サッシは色も濃くなって、味が出ていますねぇ。

今回は、静岡県のお客様からの相談で、窓を持ち上げているバランサー
が不具合を起したり、バランサーが内蔵されている両サイドの樹脂製
ジャムライナー(建具がスライドする為のレール)が割れてしまったり
するので、交換部品が欲しいということでした。

写真の白っぽい部分がそのジャムライナーですが、よ~く見ると
バランサーのバネが内蔵されているのが見えるのですが、写真が
小さすぎてよく分かりませんね。

今回、ハード(現シエラパシッフィック)社に対しジャムライナーと
バランサーの単体とを供給してもらえないか依頼したのですが、
ジャムライナーとバランサーは一体で供給している為、バランサー
だけでは販売出来ないと言われました。

確かにジャムライナーとバランサーは一体で供給されるのが普通ですが、
外して分解も出来ますから、バランサーのみの供給をして頂いても
OKのように思うのですが、そういう訳にはいかないみたいです。

まあ、17年も経てば太陽光で樹脂も劣化してきているでしょうから、
ジャムライナーごとバランサーを交換してもいいように思いますが、
もう少し柔軟に対応してくれるとよりユーザー・フレンドリーな
気がします。

今回ご相談頂いた方は、ジャムライナーの交換などをしたことが
おありのようですが、こうした部品を交換したことがない人にとっては
結構厄介な作業ですから、慣れがいるかも知れません。

でも、こうやってお客様でも交換にチャレンジ出来る部材で輸入サッシ
は作られていますから、是非DIYで交換をして欲しいものです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-22 13:15 | メンテナンス
c0108065_10115431.jpg


九州のお客様から、シロアリの相談を頂きました。

20年近く前に新築した家だそうですが、何年か前にシロアリ予防の為に
薬剤を施工したそうです。

ところが、今年ご覧のように床一面に散乱するくらい羽アリが大量発生
してしまったらしいのです。

シロアリ業者とはこの件で揉めているそうで、私に意見を聞きたい
ということで連絡を頂いたという訳です。

今回、私は写真をメールでお送り頂いただけで、実際の現場を見た訳では
ありませんから、写真やお客様の話から判断するしかありません。

シロアリ業者曰く、保証の対象は建物の床又は床下からの侵入であり、
今回はサッシの水抜き穴やコーキング処理された窓枠のコーナー部分が
侵入箇所と考えられるので、外壁や窓からの侵入は保証対象外と言って
いるそうです。

ただ、基礎はベタ基礎ということですから、構造的に床下からの侵入は
あり得ません。そんな状況で床下だけを保証するというのは、変な話
ではあります。

それから、サッシの水抜き穴は通常のサッシの構造であれば、侵入路には
なり得ません。

お客様の家には木が腐ったウッドデッキが隣接していたようですから、
そこを伝ってシロアリが蟻道を作り、カルチャード・ストーンの割れ目や
目地のクラックから壁の中に侵入したか、外壁の下端に付けられた鈑金
水切りの隙間から侵入したのではないかとも推測されます。

そういった箇所からシロアリが侵入すれば、外壁の内部に巣を広げたり、
床下へも蟻道を延ばす恐れもあります。

ただ、家の中央部あたりの床下にシロアリの形跡があったという
お客様の話もありますから、それがどのようにして侵入したものか
を検証する必要がありますね。

写真の羽アリは、窓の周囲に回された飾り枠の木製ケーシングに
明けられた小さな穴から飛び出してきたようです。

こういう場合、壁の中の状況把握や修理が必要でしょうから、
外壁のカルチャード・ストーンやウッドデッキを一旦撤去して、
構造を復旧すると共に下地にコンクリート製サイディングを張る
などして、シロアリの侵入に対処すべきと思います。

それにしても、外壁からのシロアリの侵入は保証しないというのは、
予防の意味が全くないと思いますが、そういうものなんでしょうかねぇ?

<関連記事>: 外壁(外装)材の直貼りは、リスクが高い (1)
<関連記事>: 薬剤でのシロアリ予防はあり得ない。最高の予防は目視!

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2017-06-21 10:23 | 全般