輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

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神奈川のお客様から、ミルガード(Milgard)のシングルハングの
バランサーの糸が切れたので、部品を注文したいという問い合わせを
頂きました。

電話でお話を伺い、バランサーに刻印された番号と写真をお送り
頂きたいというお願いをした処、番号は一方が「82」、もう一方が
「84」という回答がありました。

普通は、「18-4」という感じの数字であるはずなんですが、いつもと
全然違っています。

また、窓の両サイドに付いているバランサーは、通常同じ長さ、
同じ強度であるはずですから、番号が違っているということは
あり得ません。

お客様側で何か間違えがあるような気がしましたので、写真で寸法や
番号が分かるようなものを送って下さいとお願いしたのですが、
写真をメールで送るというのがあまり得意でないのか、実物を郵送
頂くということになりました。

そこで、受け取った不具合品の写真がこちら。

バランサーの長さが、全長で25㎝程度しかありません。普通は、
50㎝程度のものであるはずですが、半分しかないバランサーです。

確かにこれなら、「8-4」とか「8-2」というのも分かります。
こんな短いチャネルバランサーもあるんですね。ビックリしました。

今回は、「8-4」で統一して同じ仕様のバランサーを2本調達して
差し上げようと思います。

長く輸入資材のメンテナンス部品の調達をしていると、いろんな
ことがありますねぇ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。


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by mikami-homemade | 2017-08-23 11:13 | メンテナンス
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先週、愛知県大府市にある輸入住宅のメンテナンスに伺ってきました。

こちらのおうちを建てた工務店は、既に輸入資材で家づくりをして
おらず、修理を依頼する専門業者がいなかったそうです。

そこで私共が呼ばれてメンテナンスに伺った訳ですが、その際別の
案件の修理についてもご相談がありました。

それが、このペアガラスの内部結露。

アメリカ ハード(Hurd)社の輸入サッシなんですが、ガラスの中が
薄っすら曇っていました。

陽が当たる昼間、それも暑い夏場は水分が蒸発して結露は起こり
にくくなります。(但し、気体になっているだけで、水分自体は
ペアガラス内に滞留しています)

にも拘わらず、ペアガラスが曇っているのは、相当な量の水分が中に
入り込んでいると考えていいでしょう。

きっと、寒い冬場や梅雨時などは、もっと顕著に結露が発生している
ことでしょうね。

ペアガラスをよく見ると、ガラスとガラスの間にもう1枚ガラス
のような薄いものが確認出来ました。

お客様はトリプルガラスではなくペアガラスだとおっしゃっていますから、
2枚のガラスの中間にあるものは断熱・遮熱効果を更にアップさせる
ヒートミラーの薄膜であることが分かりました。

この時代、ヒートミラーはペアガラスの3割増しくらいの金額だった
ように思いますから、お客様も相当頑張ったと思います。

ただ、こうして内部結露をしてしまったアルミクラッド・サッシは、
窓の建具ごと交換する以外にはありません。

サッシの外部に防水コーキングをちょっと打つだけで、こうした
トラブルの多くはリスクを減らすことが出来たんですけどね。

輸入住宅にお住まいの皆さん、今からでも遅くないですから
ご自身でも是非サッシのコーキング処理をやってみて下さい。

勿論、国産サッシをお使いの家でも、やればそれなりの効果は
あるはずですよ。

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by mikami-homemade | 2017-08-22 17:22 | メンテナンス
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アンダーセン(Andersen)社製ナローライン・シリーズの2連の
ダブルハング・サッシ。

窓枠や建具枠が細く繊細に出来ているので、そう呼ばれている
訳ですが、輸入住宅ブームの頃には本当にたくさん施工された
サッシだと思います。

その頃から20年近く時間が経ってきて、窓のメンテナンスもそろそろ
必要になってきたようです。

こちらのサッシは、窓枠の両側に見えるバランサーの吊り糸が切れて、
サッシの開閉に支障をきたす状態になったようです。

アンダーセンのダブルハングは、ペラ(Pella)と同様上から吊り糸で
建具を持ち上げているという構造ですから、糸(紐)が片側でも切れて
しまうと窓の建具が落ちてきてしまいます。

つまり、窓を上げようとしても自然と下がってきてしまう状況と
なります。

こういう場合、吊り糸を内蔵している左右のバランサーを交換する
こととなる訳ですが、この交換は結構力やコツが必要ですから、
一度にたくさん直すことには無理があります。

慣れた私たちでも、一日に5ヵ所くらいの窓を直すと腕や手の筋肉が
ブラブラになってきます。

そうは言っても、お客様の時間的な制約もありますから、出来るだけ
一度にやれるように頑張るのですが、家の全部がダブルハングという
おうちは一日では到底施工は完了しません。

一般の皆さんもご自身で交換された方もいらっしゃるでしょうが、
その苦労はなかなかのものだったと思います。

交換すればまた元の通りに動くようになりますから、是非10年毎
にバランサーの交換をするようにして下さいね。

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して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
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by mikami-homemade | 2017-08-21 13:06 | メンテナンス
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昨日も輸入住宅のメンテナンスについて、いろいろ問い合わせを
頂きました。

その中で特に多くなってきているのが、ガレージドアの修理です。

電動のオープナーの交換も毎週のようにあるのですが、写真にあるような
トーション・スプリングが切れたというトラブルも全国の方からたくさん
ご相談があります。

こちらは、メーカーが分からないガレージドアなんですが、幅が4.9mも
あるダブルサイズのガレージドア。

普通、ダブルサイズ(車が横並びで2台分)のドアとなると、重さ100kg
を超えるくらいとなりますから、トーション・スプリングは2本付くのが
一般的。

でも、写真では少し長めのバネが1本だけ。こんなんでドアが持ち上がる
のかと思いきや、ドアは67kgしかないそうな。

素材はきっとアルミ製の薄板なのかも知れませんが、ここまで軽いのは
初めてです。(この重さは、幅2.4mのガレージドアくらいです)

こちらのお客様は、奈良県に程近い三重県にお住まいですから、
職人が名古屋から行くか関西から行くか、悩みますねぇ。

何れにしても、車を通勤の行き帰りにご利用とのことですから、
出来るだけ早めに修理をしてあげなければなりません。

でも、今日は日曜日。いろいろな手配は週明けの月曜になりますが、
それまで少々お待ち下さいね。

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by mikami-homemade | 2017-08-20 12:39 | 輸入設備
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アメリカ アンダーセン(Andersen)社の輸入サッシに取付けられて
いる網戸固定ピン。

つまみの上側の方に少しヒビが入っているらしく、頭が下がった
感じになっています。

このつまみの部分が一番太陽光に曝されていますから、プラスチックの
劣化が著しくなっています。

このつまみの先に棒状のシャフトが付いているのですが、シャフトに
ついては網戸フレームの中に隠れていますから、金属でも樹脂でも
あまり劣化はしないと思います。

私たちは、マーヴィン(Marvin)社から調達している網戸の固定ピンを
在庫していますが、アンダーセンやハード(Hurd)のものも全く同じ
網戸ピンが使われています。

今回、関西のお客様からアンダーセン用のピンの問い合わせを頂いた
のですが、私共の在庫のものを20セット程注文頂きました。

ここに挙げた輸入サッシ以外でもきっと同じ網戸ピンを使っている
でしょうから、もし新築から10年以上経っている輸入住宅でしたら、
一度点検しては如何でしょうか。

数に限りはありますが、数件分のおうちのメンテナンスでしたら
在庫のものを供給可能です。

これからの台風シーズン前に、網戸の修理も是非お願いします。

<関連記事>: 網戸の固定ピン、劣化していませんか? (2010年9月28日)

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by mikami-homemade | 2017-08-19 11:20 | メンテナンス
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室内側が木製、屋外側がアルミの枠で出来たアルミクラッド・サッシ。

マーヴィンやアンダーセン、ハードなど、いろいろな輸入サッシ・メーカー
がこの種の窓を作っています。

そんなアルミクラッド・サッシですが、カナダのウィルマーなど既に
メーカーがなくなってしまったものも存在します。

こちらは、ノード(Nord)社製のアルミクラッド・サッシですが、やはり
窓やドアの製造はしておらず、日本国内での流通も10年以上前に終了
しています。

ノードは、ドアの製造がメインでサッシの供給については然程多くないですが、
それでも時折施工された輸入住宅を見掛けます。

私の印象としては、雨仕舞に少し弱点がある感じがして、建具の木部が
腐ってくるリスクがあるかも知れません。

と言っても、20年近く前のアルミクラッド・サッシの多くは、雨仕舞が
いいというサッシは少なかった気がしますし、その後改善されたと言っても
過言ではありません。

そういう点では、この時代特に悪かったということではないと思います。

あと、このサッシの問題としては、バランサーと建具とを連結する
鋳物のピボットバーが破損するということがありました。

内蔵しているコイル・バランサーは消耗品ですから、そのうち交換を
余儀なくされるのですが、ピボットバーは壊れることをあまり想定して
いない部品ですから、調達するのは少々厄介です。

(このピボットバーは、全く同じ形状のものが北米でも見つかりません)

まあ、いざとなったら国内で特注生産してもらうということも可能
ですから、何とかなると思いますがそれなりの費用は掛かります。

何れにしても、美しい輸入住宅をお客様が維持していく為に、
私たちも力を貸していきたいと思っています。

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by mikami-homemade | 2017-08-18 15:43 | メンテナンス

リビング上のロフト空間

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大分市で建築中の輸入住宅、U邸。

構造体を造る建方工事が完了し、次はサッシ付けという段階に
なっています。

屋根は、矩勾配(かねこうばい)と呼ばれる45度の急角度で上がって
います。

その角度で家を造ると、2x4工法では屋根裏空間が広く取れます。

それは、日本の在来工法だと屋根梁(ヤネバリ)と呼ばれる大きな
屋根の支えがいくつも必要となりますが、2x4の木造工法だと
屋根が構造の一部とならない為構造材が屋根裏空間を潰してしまう
ことはないからです。

屋根裏部屋って、山小屋のような感じがして何故かワクワクして
きませんか?

そして、こちらはロフトという形で造りますから、下にあるリビング
空間を見下ろすことが出来るようになっています。

リビングの上にもう1つ三角屋根の部屋がある感じですから、リビングは
より広く見えますよね。

こじんまりした間取りでも、それなりに広く感じるようにするのは、
こうした仕掛けが隠されている為なんですね。

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by mikami-homemade | 2017-08-17 13:06 | 建て方
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樹脂サッシで有名だったミルガード(Milgard)。

現在は、日本でサッシ自体を販売していませんが、昔は樹脂サッシの他に
アルミサッシもたくさん施工されていました。

そんなミルガードですが、アルミサッシの窓をロックする為に使われて
いたロック・レバーが経年劣化で壊れることがあります。

そういうトラブルを抱えたお客様からロック部品の調達をご依頼頂くこと
があるのですが、今までお問い合わせを頂いたのは白いロック・レバー
でした。

アメリカ製のサッシと言えば白いサッシが定番ですから、それも道理
だと思うのですが、今回調達したのは黒いロック・レバーでした。

色が違うだけで、形状やサイズは全く同じ。でも品番は違うんですよ。

こうしたロック・レバーは、右用のライトハンドと左用のレフトハンド
が存在しますから、それも発注前にちゃんと確認しなければなりません。

ミルガードのアルミサッシも20年くらい前に施工されたという輸入住宅が
多いですから、こんな古い窓のパーツが壊れてどうしようと困っている
お客様はいらっしゃるように思います。

北米ではまだ部品を手に入れることが出来ますから、安心して下さいね。

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by mikami-homemade | 2017-08-16 17:19 | メンテナンス
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輸入のシングルハング・サッシ(下窓が可動する上げ下げ窓)に
取り付けられているチャネル・バランサー。

これが正常に動かないと、窓を開閉することが出来ません。

多くの場合、不具合の原因は建具を持ち上げている糸が切れて
しまうというものですが、お問い合わせを頂くお客様の中には、
糸だけを交換したいという要望の方もいらっしゃいます。

確かに不具合のあるバランサーを見てみると、糸が切れている以外
特に不具合がないように見えますから、そう考えるのは道理かも
知れません。

でも、糸がつながれていたバネも長年の使用で引っ張り強度が
落ちてきていますし、糸を巻き上げる小さな滑車も動きが悪くなって
いる場合が多いのです。

こういう時、糸を換えたからといってまた10年使い続けられるという
訳にはいきません。

また、左右のバランサーが、正しい糸の長さで作られていなければ
なりませんから、適当に糸を付けてしまうと窓の左右バランスが
崩れてしまいます。

勿論、DIYでメンテナンスをすることはいいことですが、部材が
どんな意図で作られているか、どう修理するのが道理に合っているか
をお考え頂きたいと思います。

どんなバランサーでも、基本は左右同時にパーツごと10年くらいで
交換するというものです。

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by mikami-homemade | 2017-08-15 18:23 | メンテナンス
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昨日、お盆前にデルタのキッチン水栓の水漏れを直してきたという
記事を書かせて頂きましたが、その際交換した部品がこちらです。

3つのしっかりしたパッケージに入ったパーツは、高級感が
あってなかなか素敵でしょ。

15年も前に製造された輸入の水栓金具ですが、こうして手に入る
というのはユーザーにとっては本当に有難いことだと思います。

Deltaだけでなく、モエン(Moen)やアメリカン・スタンダード
(American Standard)、コーラー(Kohler)などのメーカーでしたら、
メーカー名・品名・品番・施工時期・不具合症状などが分かれば、
多くの場合交換部品を調達出来ますよ。

アフターサービスという点では、北米のメーカーは本当に充実して
いるように思います。

全てが全て直せるとは限りませんが、国産の製品のように全交換を
前提に考えなくてもいい点で、輸入資材を見習って欲しいものです。

皆さんの家の輸入水栓も不具合があるようでしたら、修理をして
みては如何でしょうか。もしかしたら、意外と簡単に直るかも
知れませんよ。

因みに、こちらのお客様は、修理用とは別に予備としてもう1セット
部品を余分に購入されました。こうしておけば、今から15年後に
壊れても安心かも知れませんね。

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by mikami-homemade | 2017-08-12 16:33 | メンテナンス