輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

<   2017年 12月 ( 16 )   > この月の画像一覧

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こちらは、20年以上前の輸入住宅に施工されたボールドウィン(Baldwin)
社製ハンドルセット。

この輸入玄関ドア用のハンドルは、開閉ラッチとロックバーが一体成型
されたロックケースを内蔵しています。

また、ラッチを外から解放することが難しいように、ラッチの爪の形状を
複雑なものとしたモーティスロックが装備されていますから、ロックバーが
掛かっていない状況でも防犯性が高く維持されています。

このメーカーの国内代理店は既に存在しませんから、破損した場合は
結構大変ですが、メンテナンスさえしっかりしていれば長く使える
耐久性を備えているように思います。

私たちが通常使うクイックセット(Kwikset)のロック金物と比べれば、
非常に高価な製品ですし、ドアに取り付ける際の加工も相当大変な
ものですから、簡単に取り換える訳にはいかないかも知れません。

ただ、それだけに泥棒や空き巣に対しても壊しにくいということも
あるような気がします。

最近なかなかお目に掛かれない素敵なハンドルセットですから、
大切にお使い頂きたいものです。

勿論、アメリカではこのメーカーの商品は流通していますし、消耗部品
の手配も可能ですから、時間と費用は掛かりますがメンテナンスに
心配はありません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

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by mikami-homemade | 2017-12-16 12:03 | 輸入設備
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上げ下げ窓の両サイドで建具(障子)を保持している樹脂製部品、
輸入サッシではこれをジャムライナーと呼びます。

写真は、ローウェン(Loewen)社製ダブルハングの
3連窓ですが、築21年という時間が経っておりメンテナンスが必要と
なってきました。

ジャムライナーにはバランサーが内蔵されており、窓を開けた状態を
キープ出来るようになっているのですが、バランサーの糸が切れたり
バネが弱くなってきたりすると、開けても下に下がってきてしまいます。

こういう場合、通常はジャムライナーを外してバランサーのみを
交換するというのが一般的ですが、20年も経っていると樹脂の劣化が
起きていますから、交換時に割れるリスクが生じます。

ですから、ローウェンを含めた輸入サッシ・メーカーでは、
ジャムライナーごとバランサーを交換するよう推奨しているのです。

ジャムライナーは比較的簡単に交換出来るように作られているのですが、
全く交換した経験のない人が初めて作業を行うことは、窓の破損を
引き起こすかも知れませんから経験豊かなプロに任せるべきと思います。

ただ、今回ご相談頂いたのが青森県のお客様ですから、私たちが伺う
にしても交通費や宿泊費といった経費が必要ですし、雪のないシーズン
に作業をさせて頂かなければいけないかも知れません。

同様のご相談が先般東京のお客様からもありましたが、20年前後経った
輸入サッシであれば、消耗品であるバランサーの交換はそろそろ
お考え頂くべきでしょう。(本来は10年毎ですが・・・)

そうしないと、窓を開ける際に建具から手を離してしまった瞬間、
急に建具が落ちてガラスにヒビが入ってしまうなんてことにも
なりかねません。

そうならない為にも、定期点検・定期メンテナンスをお忘れなく。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
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by mikami-homemade | 2017-12-15 11:18 | メンテナンス
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こちらは、玄関ポーチの床に張られた30cm角の大判タイル。

少々時間が経っていますから、薄く汚れは付いていますが、フレンチ
スタイルのデザインに仕上がっています。

ただ、お客様曰く、雨が降るとタイルが滑りやすくなって、お客様が
いらした際は少し不安とのこと。

通常タイルは、釉薬というガラス質のものを表面に塗って焼き上げます。

釉薬が熱で溶けてタイルの表面を覆い、タイルに汚れが付きにくく
するのですが、表面がツルツルになるという特徴も加えられます。

こうしたタイルは、内装の床や壁、外装であれば外壁に張られるのが
一般的ですが、こちらは外装の床に張ってしまったようです。

外装床にタイルを用いる場合、今はノンスリップ・タイプの表面が
ザラザラしたタイルを使いますが、昔はそんなことを考えずに張る
業者もいたようです。

多くのおうちでこうした滑る床タイルが使われているようですが、
表面に滑り止め塗料を塗って改善することも出来ますから、雨が少ない
冬の時期に床タイルを塗装しては如何でしょうか。

ただ、ホームセンターで市販されているものはあまり耐久性がない
ようですから、長く滑らないようにしたいなら専門業者に依頼した
方が間違いはありませんよ。

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by mikami-homemade | 2017-12-14 10:53 | リフォーム
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1ヶ月前くらいに掃出しサッシ等の交換用ハンドルを供給してもらえ
ないかという問い合わせをヴァイスロイ(Viceroy)社にしていましたが、
何度メールをしても返事なし。

何年か前にはダブルハング用のコイル・バランサーを供給してくれたのに
お金にならない面倒なアフターサービスはしてくれなくなってしまった
のでしょうか。

それとも、サッシを直接購入したビルダー以外からの問い合わせは
受け付けない、という姿勢に変わってしまったのでしょうか。
(昔は、親身に対応してくれたんですけどね・・・)

何れにしても、窓メーカーからの協力をして頂けない以上、部品メーカー
等に問い合わせるしかありません。

そういうことで、別ルートで破損した部品の調達を模索した処、ハンドル
部品を供給してくれる会社を見つけました。

本来であればサッシ・メーカーから部品を調達した方が間違いもなく
簡単ですが、大した取引がない日本の中小ビルダーの私たちは
こういう変化球も投げなきゃいけません。

面倒で時間が掛かる補修部品の調達ですから、それなりの費用が
掛かってしまうことをお客様にもご理解頂きたいと思います。

でなければ、輸入住宅を造るという文化は、日本からなくなって
しまうかも知れません。

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by mikami-homemade | 2017-12-13 11:03 | メンテナンス
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こちらは、カナダ ヴァイスロイ(Viceroy)社製ケースメント樹脂サッシ
用のウィンドウ・ヒンジ。

この輸入サッシは、セルコホームさんなどで多く使われているようですが、
使われている金物は逐次変わってきているようです。

この古いウィンドウ・ヒンジも例外ではなく、現在のヴァイスロイの
辷り出し窓(横方向に開いていく窓)には使われておりません。

今は形状が若干異なったものが使用されていますから、古いウィンドウ
・ヒンジを交換する場合、微妙にサイズが合わない状況となっています。

ですから、新しいヒンジを古いサッシに取り付ける場合、建具やサッシ枠
に加工などを施すなどして工夫が要求されるのです。

一般的にこの部品は取付けさえすれば、それで終わりであり、開閉にも
何ら支障は出ないものですが、古いサッシに形状の違う金物を取り付ける
となれば、そうはいきません。

こういう仕事をお願いされるのであれば、経験豊かな慣れた業者を
見付けないと、何度も作業を繰り返さなければならなくなりますから、
気を付けて下さいね。

北米の輸入建材の多くは、長く同じ部品を製造していますから、
何年経っても同じものが手に入るのが一般的ですが、今回のように
製造されなくなるものがあることを忘れてはいけません。

まあ、それでも輸入資材に慣れたビルダーであれば、何とかなる
はずですけどね。

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by mikami-homemade | 2017-12-12 14:41 | メンテナンス
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こちらは、先日塗り直しを行った木製玄関ドアの塗り替え前の状況です。

紙ヤスリでサンディングしたので、玄関ドアに黄色い木の粉が付着して
いますが、黒いドア枠の方はヘビのウロコのように劣化して細かく塗装が
剥がれています。

こうした状況では、新たな塗装をしても残った古い塗装が徐々に
下地から剥がれてきますから、あまりよくありません。

これは、枠材の木が呼吸作用をしようとして、塗装を破ろうとした結果
なんですが、元々通気性のない油性の塗料を使用したことが問題です。

そういう知識のない塗装業者さんが、雨を弾く油性塗料を使えばいい
だろうと考えたのでしょうが、こうした間違いは頻繁に見受けられます。

ですから、私たちはパラペイントのような通気性のある安全な水性塗料を
使い、木の呼吸作用を妨げないようにします。また、パラペイントは
ミクロの小さな穴が塗装面に明いていて通気を促すのですが、大きな
分子の水分は通しませんから、雨に対する防水性もいいのです。

どんなものに何を塗るか、そういった知識と経験は今の建築屋さん
では分からない人が多いかも知れません。

だって、建築部材の殆どは、住宅に取付ける前に工場で塗装された
状態で出荷されますから、現場でのペンキ屋さんの仕事はなくなって
きていますからね。

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by mikami-homemade | 2017-12-11 13:01 | 塗装工事
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先日、岐阜県山県市で塗り替えを行った輸入の木製玄関ドア。

このドアの塗装についてビフォーアフターの記事を書きましたが、
その途中の様子もご案内したいと思います。

よく見えないかも知れませんが、タイルの床や外壁にビニール・シート
を張って養生していますが、ドアハンドルやドアヒンジにもテーピング
して塗料が付かないようにしてあります。

そうした前準備をした上で行ったのが、上塗り塗装の前の下塗り作業。

パラペイントのリフォーム用水性プライマーを使い、下地の色や汚れが
浮いて見えないようにするのが目的です。

プライマー(シーラーとも言います)は、着色を目的としていませんから、
白い色も然程濃い感じではありませんから、少しムラがある見た目に
仕上がります。

でも、下地の浮きを止めるだけですから、これで十分。

ただ、木製ドアの場合、木のアクがひどいことがありますから、いくら
強力な水性プライマーであってもアクを止められないこともあります。

そういう場合は、プライマーを再度上に塗るか、別の材料を使うことも
必要かも知れません。(私たちは、状況によって種類を変えて対応します)

この塗料が乾いたら、上塗りの着色塗料を二度塗りする工程に移りますが、
仕事が早くて安い塗装業者さんではこの3回の塗装のいくつかを省略して
作業をするかも知れません。

きっと、ぱっと見は変わりませんが、時間が経つと塗装の耐久性や色の
褪色、剥がれといったトラブルが早く起きてくるはずです。

この玄関ドアの場合、実は下塗り1回、上塗り3回を行いました。
それはペンキ屋さんがどうしても下地が透けて見えるような気がする
という判断から、上塗りをもう1回行ったからです。

こういう手間を惜しまない仕事が、プロと言えるのではないでしょうか。

<関連記事>: 玄関ドアのビフォーアフター

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by mikami-homemade | 2017-12-10 11:01 | リフォーム

ペアガラスが割れた

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こちらは、2004年に施工された輸入のウィンテック社製オーニング
樹脂サッシ。

この輸入サッシの目隠し用型ガラスに突然ヒビが入ったとのこと。

温度変化による熱割れといったペアガラスの構造的な問題によって
発生した可能性がありますが、それは私では分かりません。

ペアガラスの内部結露やヒビについては、ガラスを交換する以外に
方法はありませんが、輸入サッシについてはガラスの外し方、取付け方が
分からないというサッシ屋さんが殆どです。

ですから、今回も私たちがお客様の処にお邪魔して、窓のガラスの
採寸を行いました。

ただ、窓が2階の高い位置に施工されていましたから、建具(障子)を
一旦外すという作業が結構大変でした。

こういうサッシは、建具を外して安全な状態でガラスのサイズ計測を
しないと正確な寸法が取れないのです。

もし窓から外さないで中途半端な状態で作業しようものなら、ガラスが
破損したり、落下させてしまったりしますから非常に危険です。

手間や時間が掛かっても、やりやすい状況にしてから作業を行うべき
だと思います。

ハメ殺しの固定サッシなどどうしても中から外せない窓の場合は、
最悪外部足場が必要となりますが、その点はご理解下さいね。

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by mikami-homemade | 2017-12-09 13:07 | メンテナンス
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ドアを開く時にドアやドアノブが壁にぶつからないようにする為に
取り付ける戸当り。

国産のものは、おおよそ床の上にビスで固定するタイプのものが
多いのですが、足の指先が当たったり戸当りと壁との間にホコリが
溜まってしまったりと、結構問題がありますよね。

昨日記事を書かせて頂いたペットクリニックでも床に設置された
戸当りが折れてしまったり、犬や猫ちゃんの毛が絡まったりして
どうにかしたいと相談されました。

丁度その時在庫のスプリング式戸当りを持っていましたので、
試しに1個取り付けて差し上げました。

床ではなく、壁の巾木の上に取り付けますから、床に落ちたゴミも
簡単に掃除が可能ですし、バネで出来ていますから足を引っ掛けても
グニャグニャ曲がるので痛くありません。

また、このバネの部分は回せば簡単に取り外せますから、掃除の邪魔に
なるような時でも面倒はありません。

スプリング式戸当りは、正面からドアがぶつかる時は、曲がることなく
しっかりとドアを受け止めてくれるスグレモノ。

但し、頭の白いキャップはそのうち劣化してきますから、その時は
戸当りごと交換です。

価格も1個330円(税別、送料別)ですから、輸入の戸当りに交換
されては如何でしょうか。

きっと、その便利さや合理性には驚くと思いますよ。

<関連記事>: ドアストップ(戸当り)~幅木取付タイプ~

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by mikami-homemade | 2017-12-08 16:13 | 輸入設備
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岐阜県山県市で行った玄関ドアの塗り直し。

以前、アルミクラッドサッシのノードなどのバランサー・メンテナンス
をさせて頂いた「やまがたペットクリニック」さんのご自宅入口用の
玄関ドアなんですが、新築以来初めての塗り換えです。

塗装の色褪せが随分ありますが、木の表面にも細かな割れが入っていて、
そういうところも今回埋めていきました。

塗料は、カナダ製のパラペイント。色は、ジャングル・グリーンという
色でクリスマスの時期には持ってこいかも知れません。

100%のツヤではなく、80%程度にツヤを抑えた屋外用セミグロスを
使っていますから、耐候性も高く見た目も上品に仕上がっています。

因みに、下塗り1回、上塗り3回していますから、塗膜は相当しっかり
しています。(通常は上塗り2回ですが、下地が透けるというので余分に
もう1回塗りました)

塗装だけでなく、ドアの調整や防犯対策も実施。

ドア・ヒンジを全て新しいものに交換し、錆びたハンドル・セットも
外側だけ交換。気密パッキンのウェザーストリップも随分ヘタって
いましたから、それらも全て交換しました。

また、鍵をディンプルキー・タイプの防犯強化型シリンダーに付け替え
したばかりか、デッドロック・バーを隠す為のガードプレートも装着。

勿論、ステンドグラスの周囲には、防水コーキングを打ち直して
いますから、内部結露でガラスが曇るリスクも少なくなるはずです。

ドアの下がりや傾きといった問題も調整していますから、開け閉めも
スムースになりました。

ペンキの塗り直しですが、きっとここまでやる輸入住宅業者は
いないかも知れません。

まあ、塗装が新しくなった以外は、言われなければ誰も分からない
かもしれないですけどね。

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by mikami-homemade | 2017-12-07 20:25 | 塗装工事