輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
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先日、洗面スペースのクッション・フロアがカビなどで黒くなって
いると書かせて頂いた現場ですが、こちらは同じ1階にある和室。

Pellaの掃出しサッシは、雨漏れからか木部に水染みが生じています。

また、床下のないスラブ床(全面コンクリートの上に床を張った工法)
であるが故なのか、窓まわりの木製造作材にも水染みが見受けられます。

こういう状況では、木部は常に水分が含まれた状況になりますし、
床下は通気をしない暗い地面の中のようになっています。

シロアリは、湿気があって暗く空気が流通しない場所を好みますから、
生活するにはまさに絶好の場所なのかも知れません。

和室の造作材は、ベイツガで出来ていますから、比較的柔らかく
食べやすいのでしょう。いくつも虫食いの小さな穴が明いています。

前にもお話しした通り、全面コンクリートで地面を覆っている
スラブ床の基礎では、シロアリの巣を叩く方法はありません。

もし完全に叩くというなら、床を全て剥がしてコンクリートの下の
土をも掘り返さないといけません。でも、それは事実上不可能です。

こうなったら、シロアリの痕跡を見付けたら、そこに防虫剤を吹き付ける
といった対処療法をする以外方法はありません。

<関連記事>: クッションフロアを張り替えただけでは直りません (2017年3月13日)

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いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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# by mikami-homemade | 2017-03-20 17:59 | 基礎工事
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木目やステンドグラスが美しいメソナイト(Masonite)社製玄関ドア。

普通に見ただけでは、本物の木製なのかファイバーグラス製のドア
なのか見分けは付きませんが、このように木目の塗装が剥げてくると
その美しさは半減してしまいます。

また、ステンドグラスの周囲を覆う木目のモール材も樹脂で出来て
いますから、塗装が剥げてくると紫外線によって割れが入ってしまいます。

木製でもファイバーグラス製のドアでも10年程度で塗り直しなどの
メンテナンスをしないといけませんが、放っておけばいろいろな
不具合が生じるのは仕方ありませんね。

そういうメンテナンスや補修サービスをやってくれる住宅会社や工務店
が近くにいればいいのですが、輸入資材について専門知識のない
リフォーム屋さんでは、太刀打ち出来ないこともいろいろです。

今回は、ファイバーグラスの木目塗装を行う前に、無塗装の新しい
モール材に付け替えて、Kwikset(クイックセット)の玄関ハンドル等も
新品に交換しました。

今私たちが調達している玄関ハンドルは、ライフタイム仕上げと言って
風雨に曝されても錆び付かないというタイプのものになっています。

今までお使い頂いていたハンドルセットは、錆や汚れが目立って
きましたから、ほぼ新築時の美しさを取り戻すことが出来たと思います。

あとは、専用の木目塗装を施すのみとなりましたが、さてどんな感じに
仕上がるでしょうか。

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# by mikami-homemade | 2017-03-19 10:37 | リフォーム
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先日、洗面用のホーロー・シンクらしき処に付いたキッチン・シンクの
不具合について相談を頂きました。

比較的小さめのシンクですから洗面用だと思うのですが、正面には
鏡らしきものがないし、もしかしたらキッチンなのかも知れません。

ただ、シンクの大きさからすると、少し大きめの水栓金具ですね。

さて、今回のご相談は、やはり吐水口からの水漏れで、ハンドルを
閉じてもポタポタ水が落ちるというものです。

止水パッキンであるカートリッジ・バルブを交換すれば、すぐにでも
直るトラブルですが、水栓メーカーが不明で品番や品名も分かりません。

輸入住宅に使われている金色の鶴首のキッチン水栓は、以前はどこの
輸入水栓メーカーでも作っていたのですが、今ではポリッシュド・ブラス
(ピカピカの金色)のクラシックなデザインは殆ど見かけなくなりました。

取り敢えず、同じデザインではありますが、鶴首がもう少し小さめの
洗面用水栓金具を見付けましたので、それをご提案しようと思います。

本当は、交換用のセラミック・バルブをご案内出来ればいいのですが、
少しでも形が違えば取付け出来ませんから、それは不可能です。

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# by mikami-homemade | 2017-03-18 21:14 | 輸入設備
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昨日も豊田市のお客様の処に伺って、玄関ドアまわりのメンテナンスを
行ってきました。

輸入住宅に慣れていない工務店さんが施工したということで、輸入ドアの
取付けが決まった通りでなく、その場しのぎの仕事だったので、
ドアの調整に相当苦労しました。

写真のドア・ヒンジは、この現場とは違うお客様のものですが、
ドアに彫り込まれたヒンジ取付け用の切れ込みが、実際のヒンジの大きさ
よりも大きくなっているようです。

元々付いていたヒンジより小さなものを途中で取り付けたのか、
それとも最初からこんな状態だったのかは分かりませんが、何か
変な施工をしていますね。

ヒンジの心棒あたりの状況を見ると、左右で少しずれてきている
ようですから、随分金属が減ってきている感じがします。

こうなってくると、ドアが敷居に擦ったりドア・ラッチやロックが
固くなったりしてくるでしょうから、放っておくと鍵等の破損にも
つながってきます。そうなると防犯性も心配です。

また、ドア枠側にご自身で取り付けられたと思われるスポンジ状の
クッション・モール材が写っています。

気密性や断熱性の為だけでなく、見た目の問題から考えても
新しいウェザーストリップに交換した方がいいかも知れませんね。

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# by mikami-homemade | 2017-03-17 11:47 | メンテナンス
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先日、お客様の所に掃出しサッシのメンテナンスに伺った際に
部屋のドアの閉まりが悪いというので、見させて頂きました。

こちらのドアノブは、クイックセット(Kwikset)社のサーカ
(Circa)というシリーズの取っ手です。

まん丸なデザインが可愛らしいので、輸入住宅ではよく使われました。

不具合は、潤滑剤をスプレーしてあげたら簡単に直ったのでが、
ラッチ部分をふと見たら頭の先が丸いデザインになっている
ドライブイン・ラッチでした。

今では殆ど見掛けないドライブイン・ラッチですが、20年くらい前
の輸入住宅ではたくさん使われたのだと思います。

多分、この種のラッチを取り扱っている輸入住宅ビルダーは、
私たち以外国内には存在しないと思いますから、交換を考えて
困っているお客様は相当いらっしゃるでしょうね。

造るだけ造って後は知らないという仕事の仕方は、輸入住宅への
信頼や憧れを失わせてしまうだけです。

補修やメンテナンスに如何に対処していくかは、私たちに
突き付けられた使命ではないでしょうか。

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# by mikami-homemade | 2017-03-16 22:29 | 輸入設備
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輸入玄関ドアに限らず、豪華な親子ドアやダブルドアには、
このようなフランス落としがドアの上下に付いています。

英語ではFlush Boltと呼ばれる固定金具ですが、カンヌキという
言い方の方が分かりやすいかも知れませんね。

こうした金物は、古い形式の防犯部品ではありますが、その効果は
比較的高いと思います。

この写真は、20年近く前に建てさせて頂いた輸入住宅の木製ドアに
付いているものなんですが、取付けビスが外れてしまったのか、
グラグラするようになりました。

部品は在庫にありますので問題ありませんが、修理や交換すると
なるとドアを一旦外さなければなりません。

そうなるとドアの位置調整も必要になりますから、作業としては
結構面倒なんですね。

ですから、玄関ドアの塗装の直しやドアヒンジやウェザーストリップ
(気密パッキン)の交換、ハンドルセットや鍵のメンテナンスを
行う際に一度に作業することをお勧めします。

フランス落としは、それ程頻繁に使う部品ではありませんが、
メンテナンスをしている状態を保つことは安心・安全につながります。

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# by mikami-homemade | 2017-03-15 09:39 | 全般
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どこの窓メーカーかは分かりませんが、お客様からご依頼頂いた
網戸の張り替えを行いました。

網戸を張り替える時は、まずは広くて平らな場所を用意しなければ
いけません。

狭い場所では取り回しが出来ずやりにくいですし、平らでないと
ピンと網を張った時に歪みが生じてしまいます。

勿論、古い網戸のフレームが既に曲がっていたり、歪んでいたり
していることがあります。(実際に写真の網戸も曲がっています)

それでも平らな場所で張っていれば、歪みのないサッシのフレームに
網戸を入れ込んだ際に網がフラットな状態になるのです。

最初はなかなかうまくスクリーンを張れないかも知れません。
でも、やってみなければ学びはありません。

やってみてどうしてもダメな場合、その時間がどうしても取れない
場合は、私たちのようなプロに任せればいいのです。

挑戦してみようという気持ちをいつも忘れずにいることこそ、
家づくりの原点だと私は思います。

<関連記事>: 網が破れた網戸 (2017年3月7日)

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# by mikami-homemade | 2017-03-14 10:04 | メンテナンス
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以前、床下空間のない住宅は注意して下さいという内容の記事を
書かせて頂いたことがありますが、今回ご相談頂いたのも全く同じ
ケースです。

立ち上がり基礎で囲まれた部分に、土を埋め戻して床下のスペースを
なくし、その表面にコンクリートを張って平らに仕上げるのが、
スラブ床という工法です。

でも、埋め戻した土の中には、白アリのコロニー(巣)も一緒に
なっていることが多く、何とかそこから食べ物を見付けようと
這い上がってきます。

また、基礎の立ち上がりと表面に張ったコンクリート(モルタル)
とは一体成型で造られている訳ではないので、それらが接する部分は
自ずと隙間が開いてきます。

そうなると、隙間から地面の湿気や水分が上がってくるだけでなく、
シロアリさんたちも1階の床まで上がってきてしまうこととなります。

写真のクッションフロアの下には、他の部屋と床高を揃える為に
薄い合板が張られているものと思われます。

そこに湿気や水分が滞留してカビなどが発生し、クッションフロアを
このように黒くしてしまったのだと推察されます。

こういう場合、単にクッションフロアを張り替えるだけでは、同じ
ことがすぐに起こってしまいます。

一度下地まで剥がしてみて、何らかの防水・防湿対策を行ってから
仕上げの工事をすることが重要です。

当然その際は、恒久的な対策ではないにしろシロアリ対策を
行って頂くことも必要かも知れません。(土の中のシロアリの巣を
根絶させることは、スラブ床の上からでは不可能ですから
都度対処するしか方法はありません)

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<関連記事>: 床下環境のない家は、要チェック! (2011年6月30日)

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# by mikami-homemade | 2017-03-13 11:01 | メンテナンス
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台湾の会社、ジョーデンが製造している輸入水栓金具は、価格も手頃で
デザインも欧米のクラシックなものを踏襲しているので、輸入住宅に
採用されるケースが多いかも知れません。

止水パッキンは、北米の水栓と同じようにセラミック・バルブを使用
していますから、半永久的という触れ込みでPRしています。

でも、人間の作るものですから、絶対に壊れないということはありません。

今回ご相談頂いたお客様のものは、セラミック・カートリッジに
付属しているプラスチックのリング部品が劣化して欠けてしまいました。

バルブ自体には問題ないのですが、小さな付属部品が悪くなっても
水漏れは起こってしまいます。

リング部品だけを取り寄せて交換出来れば、バルブを交換しなくても
直ってしまうのですが、メーカーは小さな部品だけの販売はして
くれません。

こういう場合は、セラミック・バルブ自体を取り寄せて、交換する
以外方法はないですね。勿論、セラミックで出来た部分が割れたり
すれば、同様に交換が必要です。

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# by mikami-homemade | 2017-03-12 14:07 | 輸入設備
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ガレージドアで有名なウェインダルトン(Wayne Dalton)社の
とあるページを開いたら、既にページは存在しませんという
メッセージと一緒にこんな画面が表示されました。

ガレージドアが傾いて、開閉出来なくなったところの写真です。
ガレージドアのメーカーらしい洒落の利いた画像ですね。

でも、こんな状態になることって、実は結構あるんですよ。

これは、重いガレージドアの左右のバランスが崩れて、片側だけが
持ち上がってしまったのですが、もう片側は何かに引っ掛かって
上がらなくなってしまったのです。

ガイドレールを滑るローラーがうまく回らなくなったり、ドラム
ワイヤーが長年の使用で片側だけ伸びてしまい、ドラムから脱落
したということも考えられます。

そういう状態で、電動オープナーを動かして無理にドアを上げようと
するとこんな状態になるんですね。

オーバースライダーのガレージシャッターは、絶妙のバランスに
よって成り立っている機械ですから、一旦それが崩れるとその状態が
どんどんひどくなって、ついには開閉不能に陥ります。

勿論、その重量は相当なものですから、一人で何とかしようと
するのは反って危険。誰かと一緒に安全を確認しながら作業をするか、
我々のような専門家に依頼して修理するかして下さい。

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# by mikami-homemade | 2017-03-11 11:07 | メンテナンス