輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
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こちらは、名古屋市のとある輸入住宅に取り付けられたダブル
サイドライト(両袖子扉)付きのダブル玄関ドア。

大小4枚のドアが横一線に並んだ様子は、圧巻です。

このオーク木製の玄関ドアは、シンプソン(Simpson)社製でも
最も高価な部類の玄関ドアでしたから、このおうちがどの程度の
家なのかは想像に難くありません。

そうそう、玄関ハンドルも高級なボールドウィン(Baldwin)の
ものが使われています。

今回、このドアも20年以上経ってしまっていることから、屋外側の
塗装の塗り直しについてご相談頂きました。

写真にある室内側は、本当にきれいな状態を保っているのですが、
風雨や紫外線に曝される外部はどうしても劣化してしまいます。

ただ、ベタ塗りのペンキなどを使って木目を塗り潰してしまう
といった安易な補修をしていないようですから、何とか木目を
活かした感じで再生出来るかも知れません。

木の細かな割れがいくつも出ているようですから、それを気にしない
ということなら大丈夫ですが、それを何とかしたいということなら、
真っ白く塗装することも選択肢に入れる必要があります。

まあ、そうすると本当にアメリカンな感じになって素敵だと
思いますが、そうした変化を受け入れるだけの大胆さも必要です。

何れにしても、今後は10年に一度塗り直しをして下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。


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# by mikami-homemade | 2017-11-07 11:35 | メンテナンス
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こちらのハンドル・ロックは、今はなきアルメトコ(Almetco)社製
掃出しサッシに付いているものです。

4枚ドアのうち両袖の2枚がハメ殺し(固定)で、中央の2枚の
ドアが引き分けで開く掃出しサッシの為、鎌錠のロック部分の他に
カンヌキとなる部分が飛び出す構造になっています。

この形状のロックだと、サッシを閉めた時のガタつきも少なく、
しっかりした安心感があるかも知れません。

今回ご相談頂いたお客様は、最近このロックが掛かりにくくなって
きたので、ロック部分を交換したいというものでした。

その原因がロック金物そのものにあるのか、それとも掃出しサッシの
建て起こしの問題なのかは、遠く兵庫県神戸市の輸入住宅なので
写真だけでは判断出来ません。

とは言え、こうした頑丈なモーティシー・ロック(モーティス・ロック
とも言います)でも、いずれかのタイミングで破損することを考えると
予備の金物を調達しておくことは、防犯上安心かも知れません。

それにしても、いろいろな種類・形式のロック金物がありますよね。
因みに、北米製の掃出しサッシは、セキュリティ性能の高いモーティシー
・ロックが基本です。

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# by mikami-homemade | 2017-11-06 11:24 | メンテナンス
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最近、何故だか立て続けにご相談頂いているローウェン(Loewen)社
サッシのメンテナンス。

写真の窓は、北欧製のサッシのように回転して、上下が逆転する
アクセス・ウィンドウ(Access Window)というサッシです。

窓枠の両サイドの中央に回転軸が付いていて、そこを中心にクルクル
回る構造になっています。

ただ、そのままだと風で動いてしまうので、ロト・アームと呼ばれる
金物で固定も出来るようになっています。

今回は、ロト・アームと建具(障子)とをつなげる為の固定金具が
壊れてしまったので部品を調達したいという問い合わせでした。

プラスチックで出来た部品ですから、どうしたって経年劣化で
割れたり欠損したりしてしまうのは必然です。

10年以上前に製造された特殊なサッシですが、メーカーから未だに
修理部品が供給されているのは驚きです。

こうした部品をカナダから取り寄せるのですから、海外送料や
手数料はどうしても多く掛かってしまうのですが、手に入るという
状況だけでも幸せなことではないでしょうか。

輸入資材を調達出来る専門家は日本では限られていますが、
皆さんが何とかしたいという情熱さえあれば、必ず元通りに
なることを忘れないで頂きたいと思います。

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# by mikami-homemade | 2017-11-05 11:48 | メンテナンス
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こちらの写真は、築24年の輸入住宅に取り付けられたマーヴィン
(Marvin)社のケースメント・サッシです。

窓を開けたところにたくさんの木クズが散乱していますが、
これらは建具(障子)の木枠が腐ってボロボロ脱落した跡です。

当時のマーヴィンは、構造的に雨仕舞があまりよくなかった
ということもありますが、木部に塗るべき塗料が内装用のニスであって、
防水性を向上させる専用塗料でなかったこともトラブルの原因の1つです。

勿論、この窓が風雨の当たる南側に面していたということも
ありますし、それを承知して雨の後に窓を開けて乾燥させるという
習慣がなかったことも問題でした。

ただ、ここまでなるには相当の時間があったと思いますし、お客様
自身も気付いていたはずです。

相談すべき住宅メーカーが既に輸入住宅事業から撤退していて、
誰からも面倒を見てもらえなかったというのもお気の毒な話ですが、
だからといって長く放置してしまっては、状況を悪くするだけです。

輸入住宅に限らずどんな家でも、10年毎に新築費用の10%程度を
掛けて家のメンテナンスを行うことが大切です。

つまり、100年経ったらもう1軒家が建つというくらいでないと、
家を美しく維持していくことは出来ません。家を新築する時は、
それだけの長期的な見通しが必要なんです。

ただ、今の日本の住宅環境にも問題があります。25年で家の価値が
ゼロとみなされる状況では誰も家に投資をしないのも理解出来ます。

欧米のように、投資に見合った価値の上昇があってこそ、家を大切に
しようと人はお金を掛けるのです。

家やサッシのメンテナンス、将来計画について何もアドバイス
しなかった住宅メーカーの責任は非常に重いですが、こだわった
おうちを大切にしていこうという覚悟がないと日本の財産は
どんどん減っていってしまう気がします。

だからこそ、元々価値があまり高くない安普請の建売り住宅を
購入してはいけないと私は思います。

世間の常識を変えるには、まず家づくりに対する自分自身の考えを
変えなければなりませんね。皆さん、価値が上がる家を目指しましょう。

<関連記事>: 誰しも、資産価値が上がるものには投資をしたい (2013年5月8日)

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# by mikami-homemade | 2017-11-04 11:10 | メンテナンス
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写真を見て、何かよく分からない部品とお思いの方も多いと思います。

これは、ローウェン(Loewen)社のダブルハング・サッシに装着
されているバランサーを一定の場所に固定させておく為の部品です。

この上に建具(障子)に取り付けられたピボット・バーが載ることで、
建具の重量をバランサーが支えるという仕組みです。

ですから、このパーツが外れてしまうと、バランサーが機能しなく
なりますから、窓の上げ下げが出来なくなります。

こういう場合、この部品さえ交換すればバランサーが直せるか
と言えば必ずしもそうではありません。

この部品が壊れるくらい年数が経っていると、バランサー自体も
劣化が進んでいますから、安全の為にバランサー全体を交換すべき
だと思います。

また、20年近く何もしていないサッシであれば、メーカーは
バランサーを内蔵している両サイドの樹脂製サッシ枠(ジャムライナーと
呼ばれます)も同時に交換することを推奨しています。

それは、ジャムライナーが建具を挟み込む力が弱くなってきている
ことと、バランサーを交換する際に劣化した樹脂が割れる可能性が
あるという理由からです。

慣れていれば交換は比較的簡単ですが、やったことがない場合は
専門家に相談した方がいいですよ。壊したら、大変ですもんね。

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# by mikami-homemade | 2017-11-03 10:51 | メンテナンス

外構工事、始まる

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息子の友だちが結婚して、岩倉市で家を建てました。

うちの会社で建てた訳ではありませんが、建築会社はこの地域
ではなかなか評判のいいところです。

そんな中、家の完成の目途が立ったので、外構工事をホームメイドで
やってもらえないかという話を頂きました。

きっと、私たちに気を遣ってくれたのだと思いますが、有り難い話
ですからご依頼を受けさせて頂くこととなりました。

台風の関係で他の現場の工事が少し遅れ気味となっていましたが、
無事火曜日に着工させて頂きました。

駐車スペースには浄化槽の大きなフタも露出していますから、
家を建てた建築会社さんとも連携を取りながら、工事を進めさせて
頂きます。

11月の半ばくらいには完了するかと思いますが、また出来上がり
ましたら、お見せしますね。

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# by mikami-homemade | 2017-11-02 13:02 | 仕上げ工事
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浴室に取り付けられた輸入の樹脂サッシ。(もしかしたら、OEMで
国内で製造されたものかも知れませんが・・・)

サッシ・メーカーが分からない状況ですが、こういう場合はハンドルの
奥にあるオペレーター・ギアが錆び等で破損して脱落しているように
思います。

ケースメント窓のオペレーター・ギアが固定されていない状況で、
ビスも脱落してしまいハンドルやカバーも外れてしまったのでしょう。

でも、こうした部品は、どこの輸入サッシ・メーカーでも使われている
汎用部品です。

ですから、部品のサイズやデザインを確認すれば、比較的簡単に
アメリカから入手出来ると思います。

こうした輸入住宅のメンテナンスを相談出来るところがないという
お客様はたくさんいらっしゃるでしょうが、私たちなら何とかなります。

諦めて放置しておかないで、おうちがいいコンディションに戻るように
是非ご相談下さいね。

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# by mikami-homemade | 2017-11-01 12:57 | メンテナンス
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2年くらい前に名古屋市のお客様から木製の玄関ドアを塗り直しが
したいという相談を頂きましたが、その時は立ち消えとなりました。

その方から再度相談をしたいということで、現況の写真をお送り
頂きました。

装飾が入った豪華な框(かまち)タイプのドアですが、昔ヤマハが
製造していたものらしいです。

日本でもこうした無垢の木製ドアが作られていたなんて、今の
アルミドア全盛の時代からすると考えられませんね。

今回は、まず表面の汚れを軽く除去し、修正が可能であれば
小さなクラックなどを埋めた上で、着色のステイン塗装を
行います。

次に防水の為のトップコートとして、パラペイントのティンバーケア
を二度塗りしたいと考えています。

太陽の紫外線や風雨に曝される屋外ですから、耐久性と防水性の
両方を備えたカナダの木部専用塗料を塗るのは必修です。

ただ、塗るだけが塗装工事ではありません。養生をしっかりやって
汚れの除去や丁寧な塗り重ねをしてくれる経験豊かなペンキ屋さん
でなければ、すぐに塗装も悪くなりますからご注意を!

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# by mikami-homemade | 2017-10-31 09:34 | メンテナンス

Shaw Brick社の Olde English

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昨日、久しぶりに当社ホームページの「レンガ積み外壁のページ」を
修正しました。

最近、カナダのレンガ製造メーカーが、買収・合併されたか何かで
彼らのホームページもころころ変更が加えられていました。

ですから、レンガのバリエーションを紹介するページや、そのレンガを
積んで出来上がった家のギャラリー・ページなどもアドレスが変更
されて、リンクが切れてしまっているという状況でした。

そこで、正しいリンクを張り直し、カナダ製のレンガの種類や
ギャラリーをご覧頂けるように手直ししたという訳です。

そんな中、私たちが豊川市のN様邸で積んだショウ・ブリック
(Shaw Brick)社が新たなレンガを紹介していましたから、
その写真をお見せします。

その名も「オールド・イングリッシュ」。イギリスの古びたレンガを
イメージして作られたレンガとあって、表面のゴツゴツ感や色の変化、
欠けた感じなどがうまく表現されています。

レンガを積んだ分奥行があって、窓からレンガが飛び出して積まれて
いる様子が素敵です。また、真新しいサッシでも全く違和感がありません。

外壁のコーナー部分は、コイン・コーナーと呼ばれる四角が連続した
ようなデザインになっています。これは、レンガを積む位置を少しだけ
ずらしてデザインする手法ですから、厚みのある本物のレンガでしか
表現出来ません。(レンガ・タイルでは不可能な技です)

あなたの素敵な輸入住宅をレンガ積みの外壁で新築・リフォーム
してみませんか。それも本物のカナダのレンガ職人の技術で・・・。

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# by mikami-homemade | 2017-10-30 10:51 | 外装工事
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宮崎県にある輸入住宅で勝手口の輸入ドアのガラスが曇ってしまった
という相談を頂きました。

大きなペアの強化ガラスが入った素敵なドアですが、内部結露を起す
とガラスを交換するか、ドアを取り換えるかしか方法はありません。

ペアガラスは、シールド・ユニットと言って気密材によって一体化
された構造になっていますから、分解掃除をするようなことは
出来ないのです。

また、一旦入り込んだ湿気や水分は、絶対に外に出てきてくれません。

この輸入ドアは、随分前に取り付けられたもののようですから、
恐らくピーチツリー社のスチール・ドアではないかと思います。

ピーチツリーは既に会社が存在しませんから、交換部材をメーカーから
取り寄せるようなことは出来ません。

ですから、ペアガラスをドアから外すことが難しいようなら、別の
メーカーの輸入ドアでサイズの合うものと取り換えるしかないのです。
(尚、スチールに錆が出てきているようなら、ガラス交換ではなくドアを
グラスファイバー製のものに取り換える方がベターです)

私たちが宮崎まで調査に行って、このドアだけでなく他の輸入資材の
不具合もチェックしがてら、ガラスのサイズなど詳細をチェックする
という方法が一番いいかも知れません。

そうすれば、ほぼ完璧に状況を把握することが可能だと思いますが、
出張調査費はそれなりに掛かってきます。

それでもちゃんと直したいという情熱のあるお客様ならいいのですが、
そうでなければ輸入材を知らない地元の業者さんに適当な材料と施工で
修理されてしまうのでしょうね。

果たして今回のお客様のご判断は、どうなるのでしょうか。

このおうちだけでなく、多くの家で常にメンテナンスの問い掛けが
あると思います。

安ければ何でもいいのか、高くてもしっかり修理をしたいのか、
あなたの心持ちが、この家の寿命を決めるのかも知れませんよ。

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# by mikami-homemade | 2017-10-29 10:36 | メンテナンス