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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

お客様のたっての要望

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長い間リフォーム・修復工事をしている岐阜県の輸入住宅。

他の仕事の合間を見ながら、大工さんや職人さんに入ってもらっている
状況の為、仕事のスピードがゆっくりになってしまっています。

今日は、玄関ドアの内装側を大工さんにやってもらいました。

ステンドグラスの入った真っ白な玄関ドアに、アンティークな木製の
ドア飾りを付けてもらいました。

頭飾りは、お客様がどこかで見付けてこられたフランス製のアンティーク
だそうで、それに合うように両サイドの柱飾りと頭飾りの台座部分を
大工さんが製作しました。

頭飾り以外は新品の木製ですが、殆どそれが分からないくらいな
質感になっていると思いませんか。

まだ、壁・天井のドライウォールは塗装を行っていませんが、出来上がりは
なかなかのものになるような気がします。

修理だけなら原状復帰で何も面白いことはないですが、このように何か
一つでも楽しいことを付け加えて、おうちをパワーアップすると満足感が
全く違うかも知れませんよ。

ただ、こういうことをやってくれる建築屋さんがいなければやれませんから、
仲良しの輸入住宅ビルダーを捕まえておくことが大切ですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

# by mikami-homemade | 2024-03-22 18:08 | 内装(造作)工事

ガラス交換前の事前調査

ガラス交換前の事前調査_c0108065_18483661.jpg


愛知県のお客様のおうちにお邪魔して、修理前の現地調査を行ってきました。

修理するのはサミット(Summit)製の輸入サッシ。

ダブルハングやケースメントに加え、こちらのハーフサークルウィンドウ
(半円窓)もメンテナンスします。

こちらの窓は、ペアガラスの中に雨が入り込んで、周囲に回してあるゴム状の
スペーサーがガラスの見える部分に飛び出してきているだけでなく、内部結露
も起こしています。

こうなってはペアガラスを交換する以外直す方法はありませんので、
新しいペアガラスを製作する為にガラスの実寸法を計測する必要があります。

その為にはガラスを固定する為の木製の押縁(ガラス押え)材を取り外して、
ガラス全体が見えるように露出させなければなりません。

また、ペアガラスの厚みについても正確に計測する必要がありますから、特殊な
計測機材をいくつも使って、間違いがないように慎重に寸法をチェックします。

写真は、窓の周囲にあった木製の押縁材を取り外した様子ですが、ガラスや
押縁材を破損させないように慎重な作業が必要でした。

恐らくこれくらいきれいに取り外せるのは、国内でもそんなにいないのでは
ないかと思いますが、経験がないと工具や手順すら分からないかも知れません。

今回も無事にペアガラスの採寸を完了し、ガラスが出来るまでの間支障が出ない
ように、また元の位置に押縁材を戻して作業は完了です。

次回は、ペアガラスの交換と共に、ガラスの屋外側を防雨・防水処理して
作業は完了ですが、その為には外部足場が必要になってきますから、
それを利用してその他のサッシの防水処理も行うつもりです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

# by mikami-homemade | 2024-03-21 18:59 | メンテナンス

ある方がいいかもね

ある方がいいかもね_c0108065_17395543.jpg


先日、三重県の輸入住宅で輸入サッシのメンテナンスをしてきた時に、
小さな部品が欠落しているのを見付けました。

窓は、アンダーセン(Andersen)製チルトウォッシュ・ダブルハング
というシリーズのサッシですが、ジャムライナーと呼ばれる樹脂製の
側枠材に付いているはずのストッパー部品がなくなっていました。

外側の窓ガラスを掃除する時に、建具を室内側に90度倒して建具を外す
のですが、下窓建具を倒す際に写真にある補助部品を建具の両サイドに
押し込んで建具を外しやすくすることが出来るのですが、この補助部品が
窓の下の方まで落ちてきてしまうと、引っ掛かって開閉に支障をきたす
ことがあります。

ですから、補助部品を一度上まで上げておいて、このストッパー部品を
写真の穴に差し込んでおけば、そこより下へ補助部品は落ちていかない
ということになるのです。

非常に簡単で単純なものですが、ストッパー部品はそういう役割を
持っていますから、あった方が何かといいかも知れません。

この部品をどこかへなくしてしまったというお客様は、今でも手に入れる
ことは可能ですから、私共にご相談下さい。

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# by mikami-homemade | 2024-03-19 17:47 | メンテナンス

取付け穴の間隔が違う?

取付け穴の間隔が違う?_c0108065_14581876.jpeg


埼玉県のお客様から、古い輸入アルミサッシのロック金物についてご相談を
頂きました。

窓は、ミルガード(Milgard)製のオーニングサッシ(下側が外に開く窓)。

お近くにも同じサッシを使っていらっしゃるお客様がいらっしゃるそうで、
手に入るならまとめて手配をしたいというお話でした。

また、取付けビスも古くなって劣化しているのか、ビスも調達したいとの
ことでした。

確かにインチ寸法で作られた輸入ビスも、国内ではなかなか流通して
いないでしょうから、一緒に購入頂いた方がいいかも知れません。

写真はお客様から頂いたものですが、寸法や形状がよく分かるので、
定規やメジャーを当てて撮影頂くよりも分かりやすく、部材の特定は
容易になります。(定規の目盛りは撮影角度や距離によって見え方が
変わり、はっきりした寸法が確認出来ません)

ただ、一番肝心の取付け穴の間隔に関する寸法が、私共が入手可能な
部材とは少々違っているようです。

写真では穴間隔が43mmとなっていますが、私共が手配可能な部品は
穴間隔(穴の中心同士)が32mm又は38mmとなっています。

単なる計測ミスであればいいのですが、もし43mm必要ということで
あれば、私共が供給させて頂くのは不可能です。

お客様には再度計測頂くようにお願いしておりますが、さてさて
どうなるでしょうね?

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# by mikami-homemade | 2024-03-18 15:07 | メンテナンス
ドアの歪みだけじゃないかも_c0108065_16044557.jpg


岡崎市のお客様の輸入住宅で、玄関ドアの調整を行ってきました。

木製ドアは、シンプソン(Simpson)製のシャトーミッシェル。
美しいステンドグラスと框(かまち)に彫り込み細工が入った
おしゃれな玄関ドアです。

今回のミッションは、ドアの建て起こしの調整とウェザーストリップ
(気密パッキン材)の交換でした。

古いドアヒンジは意外に擦り減っておらず、交換するまではない
状況でしたが、ドアが戸先側(ドアノブ側)に倒れ込んできている
感じで、雨など湿気の多い時は戸先側のドア上部がドア枠に当たって
くる状況でした。

また、ダブルロックの下側の方のデッドロックバーが、受け側の
ストライクの穴にうまく入らなくなってきているようでした。

吊元側(ヒンジ側)は丁度いい高さになっていましたので、戸先側だけを
少し持ち上げて、更にドア自体の上部を少し吊元側に送ってやるという
仕事が必要です。(また、ドア下部を逆に戸先側に送ってやることで、
ドア自体の傾きを是正しなければなりません)

ただ、様子を見ると、ドアの木の歪み(変形)も当然あるのですが、
ドア枠も垂直・水平が取れていないようにも思えます。

こういう場合、構造を触ってドア枠の建て起こしを変えられれば、
それに越したことはありませんが、そこまでするには無理があります。

ですから、現状を変えずにドアの各所を微妙にずらして、最もバランスが
いい状況にしなければなりませんから、結構難しい仕事になります。

あと、ヒンジの古いビスが金属疲労を起こしていたのか、いくつもビスが
木の中で途中折れてしまっていたので、それを引っ張り出して抜く
という作業が非常に厄介でした。

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# by mikami-homemade | 2024-03-17 16:17 | メンテナンス