輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

傷付いた玄関ドアの敷居

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輸入住宅に限らず、アルミドアの国産住宅でも玄関ドアは
徐々に下がってくるものです。

ドアの敷居(ボトムシル)には、写真のように釘で引っ掻いたような
跡がたくさん付いています。

これは、ドアの下端がアルミの敷居に擦った時に出来た傷なんです。

通常は、ドア下に取り付けられた気密パッキンのウェザーストリップが
敷居との隙間を埋めているだけですが、それ以上にドアが下がってきた
結果がこの状態です。

こうなると、玄関ドア下が傷むだけでなく、ドア自体も歪んできますし
鍵も固く閉まりにくくなるはずです。また、これが進むと鍵(ロック
シリンダー)が破損することにもつながります。

家は常に皆さんにサインを送ってくれています。家はあなたに
様々なトラブルを気付いて欲しいと思っています。

一つの現象から今そこで何が起こっているかを類推し、どう対処
しなければならないのかを考えることが大切です。

皆さんがどうしていいか分からなくても、何か不具合が起こりつつある
ことだけは分かるはずです。

それを我々のような専門家に伝え対処を相談することで、家を正しく
メンテナンスしていけます。

何か変だなと気付くことこそが、家づくりの基本かも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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# by mikami-homemade | 2017-04-05 09:45 | メンテナンス
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インナー・ガレージのドアを交換して欲しいというご依頼を頂いた
際に、電動オープナーのリモコンが大きいので、小さいものに
交換したいというお話を頂きました。

こちらの車載リモコンは、ジニー(Genie)社製ガレージ・オープナー
用のものなんですが、大型のスマホよりも分厚くて大きな感じです。

これをハンドバッグなんかに入れて持ち歩くのは、ちょっと気が
引けますね。(写真は、原寸大より少し小さいくらいです)

今のリモコンは、手に握れば隠れてしまうくらいの大きさですから
随分と進化したものです。

20年前のリモコンですからある程度仕方ないですが、機能もシンプルで
壊れにくいかも知れません。(実際に20年近く不具合はないですし・・)

さて、今回これに変わる小さなリモコンがないか、問い合わせをして
みたのですが、新しいタイプのリモコンは互換性がなく、この古い
リモコンも在庫が残り1個しかないということでした。

将来ガレージ・オープナーを新しいものに交換すれば、自ずと小さな
リモコンが付いてきますが、それまでの間にこのリモコンが壊れない
とも限りません。

ですから、もし予算に余裕があるようでしたら、予備に古いタイプの
リモコンを1個購入しておくのもいいかも知れません。

それにしても、アメリカのメーカーのものは、これだけ年月が経っても
部品の供給があるなんて素晴らしいですよね。

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# by mikami-homemade | 2017-04-04 13:23 | 輸入設備
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20年くらい前、設計士がデザインした在来工法の家に、こうした
コーナー出窓が施工された例は結構多かったように思います。

こちらも少し奇抜なデザインを狙った高級住宅であったと思いますが、
ウェザーシールド社製のアルミクラッド・サッシの木枠や出窓の
木製カウンターが腐ってきていました。

よく見ると、建物から出っ張った部分が重力で少し下がってきて
いるのか、サッシの建具とサッシ枠との間の隙間が徐々に大きく
なってきています。

また、タイル張りの外壁部分にもヘアークラックや目地割れの
ようなものも見受けられます。

この場合、出窓自体がその重さで下がってきて、サッシと躯体との
間に隙間が生じて雨水が侵入したのか、それともサッシ自体に
雨水が侵入するような隙間が生じて、それが窓の下枠を腐らせて
サッシが下がってきたのかが原因だと思います。

このコーナーの部分に使われているサッシは、開閉しないはめ殺しの
サッシですから、開閉によって雨が入り込むようなことはない
でしょうから、出窓自体の下がりが原因である公算が高い気がします。

ただ、気密パッキンのウェザーストリップも相当劣化していますから、
これも雨漏りの原因の一つかも知れません。

もしかしたら、そういう処からアリのような虫が入って悪さを起した
ということも考えられます。

何れにしても、出窓をジャッキ・アップして正常な位置に戻すことと
輸入サッシの防水や調整が必要であることは間違いありませんね。

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# by mikami-homemade | 2017-04-03 12:04 | メンテナンス
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こちらは、20年近く前に施工されたガレージドアのヒンジです。

オーバースライダーのガレージドアは、4~6枚のパネル・セクションが
ヒンジで連結されていて、それらが順番に弧を描いて上へと上がって
いきます。

その連結用のヒンジが、このように千切れてしまったところの写真
ですが、丈夫な亜鉛鉄板で出来たものがこのように断裂するには
相当の力と時間が掛かったでしょうね。

恐らくヒンジの取り付け位置が、パネル同士の中央でなく少し下がった
位置になっていた為、パネルが折れて上がっていく時に負荷が掛かった
のではないかと思います。

ヒンジ1枚が破損しても、他のヒンジがサポートしていますから、
ガレージドアがすぐに脱落するようなことにはなりませんが、
これを放置しておけば他のヒンジにも余分な負荷が掛かります。

ガレージドアを動かす際に、異音がしたり今までとは違った感じが
あったりしたら、その原因を調べて早めに対処すべきです。

勿論、素人のお客様では分からないというのであれば、その変な感じを
私たちのようなプロに伝え、どう対処したらいいかを相談して下さい。

病気がひどくならないようにするには、早めの治療が大切です。
それが、家のメンテナンス費用を抑えることにもつながるのですから。

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# by mikami-homemade | 2017-04-02 11:15 | メンテナンス
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そろそろ外壁の塗り替えが必要というお客様のおうちの写真です。

写真ではあまり分かりませんが、外壁を手で触ると指に白い粉が
付いてきます。

既に表面の塗装が劣化して、白化現象を起こしています。

この状況では、やはりそろそろ塗り直しをしなければなりません。

横張りサイディングのつなぎ目や輸入サッシの周囲に回してある
コンクリート製のモール材の目地なども、防水コーキングが劣化して
ヒビが入っています。

コーキングは、ある意味消耗品ですから、割れたり切れたりするのは
仕方ありませんが、モール材の縦目地がよじれたように切れている
のは気になります。

サッシの両サイドは、建物の上からの荷重が掛かりやすい場所でも
あります。ですから、この位置にサイディングのつなぎ目をもって
くると上から下へ一直線に割れ目が入ってしまう恐れがあります。

その力に耐えられなかったのか、窓上のモール材が釘留めされた
ところにクラックが入ってしまいました。

材料のつなぎ目である目地ラインは、出来るだけ上下を揃えず、
上からの荷重を分散させて施工することが、美しい外壁を保つ
秘訣だと思います。

こうしたことは、見積や契約書には書かれていない事柄ですし、
住宅メーカーや職人の気遣いの範疇でもあります。

これは、ビルダーの規模の大小やブランドが解決することでは
ありません。どこに施工を任せるかは、皆さんの見る目のある
なしに依るかも知れません。


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# by mikami-homemade | 2017-04-01 11:43 | 外装工事
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まん丸の握り玉が可愛らしいクイックセット(Kwikset)社の
ドアノブ、サーカ(Circa)。

岐阜県のお客様のおうちで、古いタイプのサーカを見かけました。

握り玉の付け根のデザインが、少し流線形になっていて、今の
デザインとちょっとだけ違っています。

でも、今のものとも殆ど見分けが付かないくらいの違いですから、
普通の人は全く分からないかも知れませんね。

さて、そんな古いサーカですが、長年使ってきたことで、ラッチの
バネが弱くなっていますし、ノブ自体に仕込まれたバネも全く
機能していない状態になっていました。

それも、家中のドアノブというドアノブが、ほぼ全て何某か
破損しているという状態で、よくここまで我慢して使って頂いたな
と逆に感心しました。

今回、これらのドアノブを交換することになったのですが、お客様に
このデザインが気に入っているので同じものが欲しいというご希望を
頂きました。

ただ、このサーカというシリーズは、国内では今後販売していかない
ということになるようです。

何故かは分かりませんが、複数あるクイックセットの販売代理店の
全てで、サーカの販売は在庫限りとなっています。

多分北米ではまだ販売はされるように思いますが、個別に輸入する
となるとその分割高になります。ですから、調子が幾分悪いという
場合は、在庫がなくならないうちに早めのご購入をお勧めします。

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# by mikami-homemade | 2017-03-31 10:17 | 輸入設備
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道の両側に輸入住宅が何件も並んでいるところに、家の不具合調査
にやってきました。

岐阜県の建設会社さんが建築された家々ですが、何年も前に住宅部門の
事業をやめてしまったということで、輸入住宅の施工が出来る私たち
のところにお鉢が回ってきたのです。

20年近く前に建てられた建物は、外壁も一度塗り替えを行ったのか、
塗り重ねたようなクラシックな雰囲気が感じられ、このままカナダや
アメリカのダウンタウンに持って行ってもOKです。

今回は、この街のとあるおうちに伺ったのですが、玄関ドアや輸入サッシ
のメンテナンス時期が大幅に過ぎているといった印象でした。

周囲には、輸入資材のメンテナンスや修理に関する知識や施工経験がない
状況だったようですから、他の輸入住宅も今後どうメンテナンスをして
いったらいいのか、不安な思いでいらしたことと思います。

これを機会にご縁を頂けるのであれば、メンテナンスをして
長くこの街並みを残していけるようにしてあげたいですね。

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# by mikami-homemade | 2017-03-30 15:31 | 輸入住宅
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数ある輸入サッシの中でも、ウェザーシールド(Weather Shield)社の
ものは枠が細くて繊細な美しさを持っています。

日本中でこのサッシが使われていると思いますが、ここ東海地方で
施工されているのは比較的少ないかも知れません。

そんなウェザーシールドの窓ですが、名古屋のお客様からいくつも窓に
不具合があるので見て欲しいという相談を頂きました。

20年近く前の輸入住宅ですが、当時はハイカラで目立つ建物だった
ことは想像に難くありません。

不具合のあるサッシは、掃き出しサッシ、はめ殺し窓など様々ですが、
最も状況が悪いのは横に開いていくケースメント・サッシです。

写真は、そのケースメントの一つですが、建具(障子)が半開きした
状態で閉まらなくなり、タオルを隙間に押し込んで、ガムテープを
上から貼っています。

外から建具を押して、何とか窓を閉めようとしたそうですが、
どうしてもダメでこのように対処するしかなかったようです。

半日全体的な状況把握をしただけなので、これから詳しく個々のサッシ
の問題点や原因の究明をしなければいけませんが、建物自体の下がりや
歪みがあるかも知れません。

また、サッシがそうした建物の変化に対応出来ない感じで施工された
ということも考えられます。

勿論、サッシの開閉金物が経年劣化で歪みが発生し、建具の建て起こし
が悪くなって、窓枠にうまく納まらなくなったということもあるでしょう。

今回、外壁の塗装なども計画されているということですから、
その際お足場を利用して屋外からも窓の調整や防水処理をして
頂くと、よりよいリフォームになる気がします。

何れにしても、少し時間を掛けてしっかり修理したいと思います。
こういう輸入住宅を見ると、使命感に駆られますね。

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# by mikami-homemade | 2017-03-29 10:35 | メンテナンス
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サンバースト・デザインの明かり取り窓が付いたガレージドア。

朝日とも夕陽とも取れるデザインですが、ここのガレージは、
東向きなので朝日としておきましょう。

こちらのガレージドア中央の窓の上あたりを見ると、スチールの
パネルの表面がデコボコしたり割れたりしているのが分かります。

何故かドア・パネルの裏側には損傷は見られないのですが、
パネルとパネルとをつなげる金属ヒンジが断裂していました。

ヒンジの取付け位置がおかしくて、ヒンジやパネルに無理が掛かった
のかも知れませんが、そこはもう少し詳しくチェックする必要が
ありますね。

因みに、スチールドアの中身は、断熱材の発泡ウレタン。この素材
だけでは強度が出ないのですが、周囲をスチールの薄板で覆うことで
ガレージドアの強度と断熱性の2つを発揮します。

ですから、スチールに割れといった損傷があると、その強度も
自ずと落ちてしまいます。

今回、このガレージドアは交換することになりますが、ドアのバランス
を含めてしっかり調整していきたいと思います。

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# by mikami-homemade | 2017-03-28 11:39 | メンテナンス

20年前の本格輸入住宅

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是非おうちの状態を見て欲しいということで、土曜日に四日市市の
お客様のところにお邪魔してきました。

総床面積が150坪を超える大きな輸入住宅ですが、当時のビルダーの
想いが伝わってくるような力のこもった建築でした。

こちらのおうちは、ノースウェスト・ホームズさんという会社が建てた
のですが、この会社は輸入住宅ブームの創成期を作り上げた立役者の
一社だったと思います。(英語表記では「North West Home」)

ブームによって売上げを伸ばし、勢いに任せて身の丈以上のことをして
しまったのか、輸入住宅ブームの終わり頃には倒産してしまいました。

それからというもの、このおうちは専門的な知識を持ったビルダーの
サポートがなかったようで、手直ししなければいけないところは
いくつかあるようです。

でも、いくら家が古くなっても、その根本的なデザインは古びてしまう
ことはありません。このデザインという大切な要素を蔑ろにしている
住宅は、30年もしないうちに人々に飽きられ解体される憂き目を
見てしまうかも知れません。

確かに設備や建築資材は、新しいものが登場しています。
ただ、そうしたものはいつでも更新出来るものでもあります。

デザインだけは、どうしたって入れ替えすることは出来ませんから、
これから新築をされる方はここを大切にお考え頂きたいと思います。

勿論、メンテナンスを任せられるビルダーさんに建てて頂くことも、
重要な条件です。

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# by mikami-homemade | 2017-03-27 10:13 | 輸入住宅