輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
c0108065_12393648.jpg

こちらは、強化プラスチック(FRP)で防水処理をされたバルコニー
の床に穴を明けた様子です。

10年以上経っているので、FRPの表面にもヒビ割れが入り劣化が
見受けられますが、表面的な問題で防水自体には特に不具合は
ありません。

ただ、以前排水口がゴミや落ち葉などで塞がってしまい、大雨が降った
際にバルコニーがプールのようになったことがあったようです。

その時すぐにゴミなどを撤去しておけばよかったのですが、水が自然に
引くのを待っていたらしく、その間に次の雨が降るといったことを
繰り返していたらしいのです。

勿論、溜まった水は掃出しサッシの下から室内にも侵入したようで、
恐らくその時FRPで防水処理された部分を水が乗り越えてしまった
のだと思います。

一度や二度といった感じであれば構造材の木が水をある程度吸収する
などして乾いてしまったかも知れませんが、侵入した水の量は
中にずっと水が溜まるくらいでしたから、長期間そういう状態が
続いたと思います。

こうして床を剥がして中を覗いてみると、構造用の床合板や下地材の
根太も殆ど朽ちている感じですし、悪いことにシロアリが食べた跡も
見受けられます。

シロアリ自体は、何故か既にどこかに行ってしまったようですが、
この状況を復旧しない訳にはいきません。

FRPの床やバルコニーの壁や手摺を一旦撤去して、損傷状況を
全て明らかにしてから、腐らない木材などを使用して修理を行う
つもりです。

今回の不具合は、構造や施工の問題というよりは、暮らし方の
方を気を付けることで防げたかも知れません。

ベランダに落ち葉が溜まることはよくあることです。そういう時は
こまめに取り除いて雨水が流れるように注意したいものです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-21 12:54 | メンテナンス
c0108065_10322771.jpg


こちらは、ミルガード(Milgard)社製シングルハング・サッシの
交換用窓ガラス。

ガラスが割れてしまったり、内部結露で錆びたり曇ったりして、
ガラスの交換を余儀なくされた輸入サッシも多いと思いますが、
どこにどのようにお願いしたらいいのか分からないという人も
いらっしゃると思います。

一番確実なのは、窓を製造した北米のサッシ・メーカーにお願いして
交換用のガラスや建具(障子)を作り直してもらうことですが、
メーカーが不明だったり日本から撤退してしまったりしたような
場合は、本当に困ります。

ミルガードも同様で、国内でのアフターサービスは期待出来ません。

そこで、サッシの一部を外す形でペアガラス全体の正確な寸法を
計測し、国内でガラスの製作が可能かどうか、北米でどこかの会社に
製作をお願いすべきかどうかを検証しました。

ガラスの厚みや飾り格子(グリル)のデザインを考えた結果、同じ
サイズで北米のメーカーに作ってもらうことがベターという結論に
至りました。

多少格子の入り方が変わるかも知れませんが、上げ下げ窓の上下の
建具の両方のガラスを調達すれば、おかしくなることはありません。

ただ、国産しか扱ったことのないサッシ屋さんや素人のお客様では
サッシの構造が分からないので、ガラスの計測をすることは不可能に
近いのが問題です。

輸入サッシによっては、私たちでも屋外に足場を立ててもらわないと
採寸や交換作業が難しい場合もあるのです。

それでもペアガラスの交換は不可能と考えていらっしゃった皆さんに
とっては、何とかなるかも知れないと思って頂ける気がします。

輸入住宅のメンテナンスをお願い出来るビルダーが少なくなって
きていますが、出張交通費等のご負担をして頂けるのであれば、
ちゃんと直るかも知れませんよ。

但し、サッシが特殊な場合もあるでしょうから、製作可否の判断は
現地調査後となりますから、その点は予めご諒解下さいませ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-20 10:50 | メンテナンス
c0108065_16280900.jpg

今月頭に消防署から連絡があり、うちの会社の定期的な消防検査を
行いたいというお話がありました。

で、その消防検査をする為に消防署の皆さんが、うちの倉庫兼事務所に
いらしたのですが、乗ってきたのが何とポンプ車。

近所の皆さんが見掛けたら、火事でもあったのかと心配になるくらいの
迫力がありますね。

うちの倉庫にある材料は、基本自然素材の木材や羊毛、燃えないレンガ
といったものですから、消防の危険物扱い品目はないのですが、汚れ
落としに使う塗料の薄め液が少量缶に残っているという程度あります。

こうしたものは、200リットルくらいあると届け出や防火設備などが
必要となるらしいのですが、ホームメイドは関係ないそうです。

材木が燃えるとか、ドライウォール用の水性塗料が本当に燃えないのか
といったことをいろいろ調べられるのかと思っていましたが、特に
何も問題はないということで1時間程度で無事終了。

最後に、せっかくですからポンプ車と一緒に写真を撮らせて頂きました。

慌ただしい年の瀬に、お疲れ様でした。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-19 16:38 | 全般
c0108065_10465449.jpg


こちらは、木製ドアで有名なアメリカ シンプソン(Simpson)社の
リビング向け室内ドア。

木目を出して塗装することも出来ますが、敢えてベタ塗りのネイビー
ブルーで仕上げてあるところが素敵です。

こちらのドアは、#944というタイプのガラスに格子が入ったものに
なりますが、通常は透明なガラスしかありません。

でも、最近オプションでレトロ感のあるチェッカーガラスや
写真のような波立った表面のガラスを入れてもらうことが出来る
ようになりました。

こうした特別なオーダーをすると、価格はちょっと高くなって
しまいますが、家のドアを1ヶ所だけアクセントに使うなら、
少々の贅沢をしてもいいかも知れません。

輸入住宅好きの皆さん、一度トライしてみては如何でしょうか。
勿論、サイズが同じ輸入ドアをお使いであれば、リフォームとして
新しくドアを付け替えることも可能ですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-18 10:56 | 輸入住宅
c0108065_19070175.jpg

こちらは、珪藻土が塗られた天井に穴を明けたところですが、給排水管
や電気配線が走っているのが見えますね。

何でも水回りの水漏れがあったらしく、それを修理する為に水道屋さんが
天井を明けたとのこと。

随分前に修理はしたようですが、この家を造った地元の住宅メーカーが
倒産してしまって、暫く途方に暮れていたそうです。

私たち ホームメイドは、以前この輸入住宅の玄関ドアの交換や防犯対策
をさせて頂いたことがあり、私共を思い出してご相談頂きました。

どこの配管かを確認する為でしょうが、結構大きな穴が明いていますし、
石膏ボードの上に塗られた珪藻土の厚みが2mmもあります。

新しい石膏ボードで穴を塞ぐのは然程面倒ではありませんが、厚みを
調整して天井をフラットにするのには、材料を少し考えないといけません。

また、配管修理をする際にグラスウールの断熱材が剥き出しになって
いますから、新たに天然ウールの断熱材を入れてあげたいと考えています。

天然石膏の輸入パテとパラペイントを使って仕上げれば、きっときれいに
直ると思いますが、新築したところが潰れてしまうと本当に大変です。

特にこだわりのあるような輸入住宅となると、ちゃんと元通りにする
ことが難しいこともあるでしょう。

今回は、接着剤を多く含んだ珪藻土で復旧するのではなく、アメリカンな
ドライウォールで仕上げるというのは、本物により近づける意味も
あるんですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。


[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-17 19:19 | メンテナンス
c0108065_11500894.jpg


こちらは、20年以上前の輸入住宅に施工されたボールドウィン(Baldwin)
社製ハンドルセット。

この輸入玄関ドア用のハンドルは、開閉ラッチとロックバーが一体成型
されたロックケースを内蔵しています。

また、ラッチを外から解放することが難しいように、ラッチの爪の形状を
複雑なものとしたモーティスロックが装備されていますから、ロックバーが
掛かっていない状況でも防犯性が高く維持されています。

このメーカーの国内代理店は既に存在しませんから、破損した場合は
結構大変ですが、メンテナンスさえしっかりしていれば長く使える
耐久性を備えているように思います。

私たちが通常使うクイックセット(Kwikset)のロック金物と比べれば、
非常に高価な製品ですし、ドアに取り付ける際の加工も相当大変な
ものですから、簡単に取り換える訳にはいかないかも知れません。

ただ、それだけに泥棒や空き巣に対しても壊しにくいということも
あるような気がします。

最近なかなかお目に掛かれない素敵なハンドルセットですから、
大切にお使い頂きたいものです。

勿論、アメリカではこのメーカーの商品は流通していますし、消耗部品
の手配も可能ですから、時間と費用は掛かりますがメンテナンスに
心配はありません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-16 12:03 | 輸入設備
c0108065_18052518.jpg


上げ下げ窓の両サイドで建具(障子)を保持している樹脂製部品、
輸入サッシではこれをジャムライナーと呼びます。

写真は、ローウェン(Loewen)社製ダブルハングの
3連窓ですが、築21年という時間が経っておりメンテナンスが必要と
なってきました。

ジャムライナーにはバランサーが内蔵されており、窓を開けた状態を
キープ出来るようになっているのですが、バランサーの糸が切れたり
バネが弱くなってきたりすると、開けても下に下がってきてしまいます。

こういう場合、通常はジャムライナーを外してバランサーのみを
交換するというのが一般的ですが、20年も経っていると樹脂の劣化が
起きていますから、交換時に割れるリスクが生じます。

ですから、ローウェンを含めた輸入サッシ・メーカーでは、
ジャムライナーごとバランサーを交換するよう推奨しているのです。

ジャムライナーは比較的簡単に交換出来るように作られているのですが、
全く交換した経験のない人が初めて作業を行うことは、窓の破損を
引き起こすかも知れませんから経験豊かなプロに任せるべきと思います。

ただ、今回ご相談頂いたのが青森県のお客様ですから、私たちが伺う
にしても交通費や宿泊費といった経費が必要ですし、雪のないシーズン
に作業をさせて頂かなければいけないかも知れません。

同様のご相談が先般東京のお客様からもありましたが、20年前後経った
輸入サッシであれば、消耗品であるバランサーの交換はそろそろ
お考え頂くべきでしょう。(本来は10年毎ですが・・・)

そうしないと、窓を開ける際に建具から手を離してしまった瞬間、
急に建具が落ちてガラスにヒビが入ってしまうなんてことにも
なりかねません。

そうならない為にも、定期点検・定期メンテナンスをお忘れなく。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-15 11:18 | メンテナンス
c0108065_10500546.jpg


こちらは、玄関ポーチの床に張られた30cm角の大判タイル。

少々時間が経っていますから、薄く汚れは付いていますが、フレンチ
スタイルのデザインに仕上がっています。

ただ、お客様曰く、雨が降るとタイルが滑りやすくなって、お客様が
いらした際は少し不安とのこと。

通常タイルは、釉薬というガラス質のものを表面に塗って焼き上げます。

釉薬が熱で溶けてタイルの表面を覆い、タイルに汚れが付きにくく
するのですが、表面がツルツルになるという特徴も加えられます。

こうしたタイルは、内装の床や壁、外装であれば外壁に張られるのが
一般的ですが、こちらは外装の床に張ってしまったようです。

外装床にタイルを用いる場合、今はノンスリップ・タイプの表面が
ザラザラしたタイルを使いますが、昔はそんなことを考えずに張る
業者もいたようです。

多くのおうちでこうした滑る床タイルが使われているようですが、
表面に滑り止め塗料を塗って改善することも出来ますから、雨が少ない
冬の時期に床タイルを塗装しては如何でしょうか。

ただ、ホームセンターで市販されているものはあまり耐久性がない
ようですから、長く滑らないようにしたいなら専門業者に依頼した
方が間違いはありませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-14 10:53 | リフォーム
c0108065_10393256.jpg


1ヶ月前くらいに掃出しサッシ等の交換用ハンドルを供給してもらえ
ないかという問い合わせをヴァイスロイ(Viceroy)社にしていましたが、
何度メールをしても返事なし。

何年か前にはダブルハング用のコイル・バランサーを供給してくれたのに
お金にならない面倒なアフターサービスはしてくれなくなってしまった
のでしょうか。

それとも、サッシを直接購入したビルダー以外からの問い合わせは
受け付けない、という姿勢に変わってしまったのでしょうか。
(昔は、親身に対応してくれたんですけどね・・・)

何れにしても、窓メーカーからの協力をして頂けない以上、部品メーカー
等に問い合わせるしかありません。

そういうことで、別ルートで破損した部品の調達を模索した処、ハンドル
部品を供給してくれる会社を見つけました。

本来であればサッシ・メーカーから部品を調達した方が間違いもなく
簡単ですが、大した取引がない日本の中小ビルダーの私たちは
こういう変化球も投げなきゃいけません。

面倒で時間が掛かる補修部品の調達ですから、それなりの費用が
掛かってしまうことをお客様にもご理解頂きたいと思います。

でなければ、輸入住宅を造るという文化は、日本からなくなって
しまうかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-13 11:03 | メンテナンス
c0108065_14320309.jpg


こちらは、カナダ ヴァイスロイ(Viceroy)社製ケースメント樹脂サッシ
用のウィンドウ・ヒンジ。

この輸入サッシは、セルコホームさんなどで多く使われているようですが、
使われている金物は逐次変わってきているようです。

この古いウィンドウ・ヒンジも例外ではなく、現在のヴァイスロイの
辷り出し窓(横方向に開いていく窓)には使われておりません。

今は形状が若干異なったものが使用されていますから、古いウィンドウ
・ヒンジを交換する場合、微妙にサイズが合わない状況となっています。

ですから、新しいヒンジを古いサッシに取り付ける場合、建具やサッシ枠
に加工などを施すなどして工夫が要求されるのです。

一般的にこの部品は取付けさえすれば、それで終わりであり、開閉にも
何ら支障は出ないものですが、古いサッシに形状の違う金物を取り付ける
となれば、そうはいきません。

こういう仕事をお願いされるのであれば、経験豊かな慣れた業者を
見付けないと、何度も作業を繰り返さなければならなくなりますから、
気を付けて下さいね。

北米の輸入建材の多くは、長く同じ部品を製造していますから、
何年経っても同じものが手に入るのが一般的ですが、今回のように
製造されなくなるものがあることを忘れてはいけません。

まあ、それでも輸入資材に慣れたビルダーであれば、何とかなる
はずですけどね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

[PR]
# by mikami-homemade | 2017-12-12 14:41 | メンテナンス