輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
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20年近く前に施工されたスレート瓦。

スレート瓦とは、粘板岩で出来た天然スレートではなく、コンクリート
の薄板に防水塗装を塗って作られた国産の屋根材です。

コンクリートは元来透水性があり、そのまま屋根に使えば風雨に曝され
すぐに劣化してしまいます。

その為に防水塗料を塗ってコンクリート自体に水が染みないように
している訳ですが、10~15年もすると塗装が剥げたり劣化したり
してきます。

この屋根は、新築時から全く塗り直しをしていないらしいですから、
コンクリート自体に雨が染みて、少しの衝撃で割れが入ってしまいます。

ですから、所々屋根材が脱落して抜けた部分がありますし、クラックが
入った屋根材をコーキングなどで補修している箇所も見られます。

表面の屋根材自体は、実際に家を雨から守っている訳ではなく、その下地
となっているアスファルト・ルーフィングという防水シートが、屋根の
防水・防雨の役割を担っています。

この防水シートに不具合が起きない限り屋根の雨漏りは発生しない
のですが、シートを太陽の紫外線や大気汚染から守っている屋根材が
なくなってしまうと、そのリスクは高まってきます。

このように既に脱落等が見られる屋根の状態では、屋根材を一旦剥がして
新たな屋根材を施工する以外ありません。

塗り直しても、劣化した屋根材は次から次へどんどん割れてくるからです。

カラーベストと呼ばれるスレート瓦は、早めの塗り直しが肝心だという
ことをお分かり頂けましたでしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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by mikami-homemade | 2016-12-31 09:56 | 外装工事
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美しいステンドグラスの入った北米製輸入玄関ドア。

こちらのドアの写真は、岐阜のお客様からお送り頂きました。

何年か前に不動産屋さんから購入された輸入住宅だそうで、玄関ドアの
塗り替えをそろそろやらないといけないとお考えのようです。

ただ、単に塗り替え、塗り直しをすればきれいになるという問題では
ないのが、現実です。

それは、ドアの表面に張ってある化粧単板(ドアをきれいに見せる為に
張られた木の薄板)が割れたり、剥がれたりしてきていますから、
その上から塗装してもすぐに単板が剥離してきます。

こういう場合、剥がれたり、剥がれかけたりしてきている部分を
全てきれいに剥がして、浮いた部分がなくなってから塗装を掛けます。

その塗料も木の呼吸作用を阻害する油性塗料やウレタン塗料ではなく、
パラペイントのティンバー・ケアのようなミクロの空気穴が明いたような
塗料を使わなくては意味がありません。

万一木が呼吸出来ないような塗料を塗れば、木が呼吸しようとして
塗膜をペリペリに剥がしてしまいます。

自然素材には、それに合ったものを使わないといけませんが、
外部用には自然オイル系の塗料は不向きです。

それは、太陽の紫外線等にやられてしまって、すぐに塗装が劣化
してしまい、防水性能も保護機能もなくなってしまうからです。

勿論、半年に一度塗り直しをして頂けるようなお客様であれば、
自然オイルでも問題ありませんが、そんなマメな人はいませんよね。

あと、化粧単板を剥がした処とそのままの処が混在することに
なりますから、木目を活かした状態のドアにすることは難しいと
思います。

こういう場合は、思い切って真っ白の防水塗料を塗ってしまう
ことの方が、おうちの美しさを保つことが出来るように感じます。

アメリカのおうちの玄関ドアが、真っ白なのはその為です。
白い塗装であれば、自分たちでも塗り重ねが出来ますから、
長持ちさせることが出来るという訳です。

勿論、玄関ドアだけ色付けしても楽しいですけどね。

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by mikami-homemade | 2016-12-15 17:10 | メンテナンス
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パラペイントの屋外用木部塗料、ティンバー・ケアは、ナチュラル・クリア
の他に白い色のタイプもあるのですが、今回アンダーセン(Andersen)の
建具(障子)を白で塗装してみました。

木製サッシの多くは、木目を活かす為に透明色やブラウン色のステインで
塗装するケースが多いのですが、アメリカでは半数程度のおうちで窓を
白く塗ってしまいます。

白は汚れても塗り重ねが容易ですし、部屋を明るくしてくれます。

また、何度も重ね塗りをしていくと、塗料が表面に何重にも層を作り
ますから、塗装強度のアップと時代が付いてくるのです。

そういった点で、白く塗られた木製サッシは、エレガントでありながら
クラシックなデザインを演出してくれるはずです。

今回交換するサッシは、たまたま白い木製サッシだったので、私共で
白く防水塗装をしましたが、木目のある既存の輸入サッシでも白く塗る
ことは可能です。(ただ、最初はちょっと勇気が要りますが・・・)

まずは、トイレや洗面の小さな部屋の窓やドアで試しに塗ってみては、
如何でしょうか。きっと、世界が変わりますよ。

特にカナダのパラペイントは、素人の方でも簡単に塗れるように
作られた塗料ですから、塗りやすさや仕上がりは抜群です。

新築やリフォームで、是非一度お試しあれ!

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by mikami-homemade | 2016-12-05 13:51 | 塗装工事

廻り階段を作ろう!

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こちらは、アメリカ フィッツ(Fitts)社の階段材で造られた
廻り階段です。

18世紀にイタリア ルネサンスに影響を受けたイギリスで興った
ネオ・ジョージアン様式をモチーフにしたデザインです。

バラスター(小柱)やポスト(親柱)は、大理石のように白く
ペイントされ、手摺(ハンドレール)や踏板(トレッド)は、
落ち着いたダーク・ブラウン色が用いられています。

廻り階段の難しい処は、木材を使っていかに優美な曲線を描くか
というところと、廻り階段の豪華さを演出する為に大きな
吹き抜けスペースを割かなければならないという点にあります。

階段に合わせて、当然壁も弧を描くことになりますし、材料の
準備と実際の施工には多くの時間が必要となります。

そして、階段室に割かれた吹き抜けスペースよりも各部屋が
小さくてはバランス的にもおかしくなりますので、建物全体も
より大きくしなければなりません。

だからこそ、廻り階段は豊かさの象徴であるとも言えるのです。

欧米の邸宅にも引けを取らない輸入住宅を目指しているなら、
是非ゴージャスな廻り階段を採用してみては如何でしょうか?

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by mikami-homemade | 2016-11-14 14:50 | 内装(造作)工事
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先日、ハード(現シエラ・パシフィック)社のサッシのガラスが割れた
ということで、岐阜県飛騨市の輸入住宅に、この新しい建具(障子)を
持って交換作業へ行ってきました。

古いサッシの窓枠を使って、新しい建具に装換するというアップグレード
・キットで施工を行ったのですが、外から見てもどの窓が新しいのか、
全く区別が付きませんでした。

さて、そんな交換用の建具なんですが、普段お目に掛かれない窓の
断面構造が分かる写真をお見せしましょう。

写真の下の方が、アルミで被覆された屋外側。そして右が建具の
ボトム側。写真の上が、室内側という配置です。

屋外側のアルミは、サッシの木部にピッタリと張り付くように
作られていますが、その一部に溝のようになった隙間が空いています。

これは、アルミの接合部やガラスとアルミとが接している部分から
雨水が木部に侵入した際に、水分がそこに溜まって外へと排出される
ような構造になっているものと思われます。

新しい建具には、こうした雨漏り対策も施されているようですが、
アルミと木部をもう少し離した構造になっていれば、更にいい感じ
になる気がします。

あと、こういう部分はサッシにはめ込んでしまうと全く見えなく
なってしまいます。

でも、木口(こぐち)と呼ばれる木の断面は、水を吸い上げる導管が
走っていますから、こういう処にこそティンバー・ケアのような
防水塗料を塗ってやる必要があると思います。

ただ、新築で窓を施工する際は、どの住宅メーカーでもこんな処まで
塗装をしないのが一般的ですから、出来れば自分たちで窓を外して
塗装をしてやることをお勧めします。

勿論、私たちは、この建具を取り付ける前にこの部分まで塗料を
塗ってあげたことは言うまでもありません。

何れにしても、アルミクラッドの輸入木製サッシは、常に窓を
開けるなどして乾燥させておくことが大切ですよ。

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by mikami-homemade | 2016-11-13 13:20 | 輸入住宅
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大府市の輸入住宅 T邸の外装塗り替え工事がほぼ完了しました。

以前の外壁はオレンジ色でしたが、アメリカの海岸沿いのコテージを
イメージして、薄いミント・グリーンにしてみました。

当初は、落ち着いたクラシックなイメージをお客様はお持ちでしたが、
デッキ屋さんが施工した外構工事のレンガ・タイルが黄色や赤茶色が
混じったカントリー風のものでした。

そこで、急遽外構にも違和感のない雰囲気に変えてみたのが、この
色という訳です。

爽やかで明るい雰囲気ですが、何か力強いパワーのようなものを
感じるデザインになりましたし、クラシックな印象も残っています。

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それにしても、カナダ製のパラペイントの色は、素晴らしいものが
ありますね。これ程に輝くような色は国産の塗料では出せません。

私が常々言う「色は性能である」というのが、よくお分かり頂ける
のではないでしょうか。

ここに住まわれるご家族がウキウキするのは当たり前ですが、
ご近所の方でさえも楽しくさせるのが、デザインなんです。

これは、個人が持っているセンスですから、一級建築士だから
とか、インテリア・コーディネーターだからとかいう資格では、
計ることは出来ません。

また、使う材料や知識にも良し悪しは左右されるでしょう。

色だけでなく、窓や玄関ドアの周囲には、幅広のトリム(モール)を
回してありますから、窓の印象もしっかり主張しているデザインに
なっています。

単に外壁の塗り替え工事と思われるかも知れませんが、折角のチャンス
ですから、新築時よりもパワーアップさせたデザインにすることこそ、
本当のリフォーム・リノベーションだと思います。

安いだけの外壁リフォームには、こういう芸当は無理ですね(笑)
勿論、私たちは掛かった費用以上のものを提供出来ると思いますが・・・。

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また、こちらの家を実際に見てみたいという方はお連れしますよ。

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by mikami-homemade | 2016-11-04 18:33 | 外装工事
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外装リフォーム中の大府市 T邸。

玄関周りの壁は、まだ塗装していない状態ですが、木製玄関ドア周辺に
飾りの枠材を施工しました。

飾りを施工する前には、下地の外壁に塗装をしておきましたから、
防水の劣化による雨漏れの心配もありません。
(少し白い下地塗装がはみ出しているから、それがよく分かりますね)

さて、この飾りですが、輸入住宅なら一度は付けてみたいと思う人も
多いかと思いますが、素材はウレタン樹脂にプライマー(下塗り塗料)が
塗ってあるものなんです。

その構成は3つに分かれていて、ドアの両脇の柱材がピラスター、
ドアの上がクロスヘッド(又は、ヘッダー)、そしてその中央に
キー・ストーンが配されています。

勿論、ドアの大きさに応じて、サイズを調整することが出来るように
なっていますから、どんなドアの大きさでも取付けすることが出来る
のです。(尚、部材によって調整範囲は限られていますから、適切なものを
選ぶことが大切です)

こうした飾りがない状態でも、輸入の木製ドアは格好いいのですが、
南向きの玄関ですから木の劣化が少し気になっていました。

そこで、このドアを思い切って真っ白に塗って、その周囲に豪華な
飾り枠を取り付けたという訳です。

単に外壁の塗り替えだけなら、楽しさもそこそこでしょうが、
更にワンポイント付け加えることで、家の美しさをアップさせる
ことが出来ました。

リフォームで終わらせるのでなく、リノベーションをしてこそ
長く愛着が持てる家づくりになるように思いますが、如何でしょうか。

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by mikami-homemade | 2016-10-27 13:16 | 外装工事
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オレンジ色の外壁をミントグリーンの色に塗り替えすべく、大府市で
塗装工事を行っています。

先日より窓周りのトリムを取り付けたお話を記事に書いていますが、
いよいよ外壁リフォームに取り掛かりました。

ミントグリーンの色に塗り替えるのに、何故白で塗装するのかと
思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは上塗り前の
プライマーなんですね。

プライマーとは、下地の色が上塗りの色に影響を与えないように
する意味合いと、下地の汚れや油分が表面に浮いてこないように
する目的を担った下塗り専用の塗料なんです。

国産のプライマーは、水っぽくて粘度が低く、定着性・施工性という
点であまり品質はよくありませんし、下地を隠す隠蔽性もカナダの
パラペイントには敵いません。

更に、乾きのよさや保存を長く出来るように、国産の水性塗料には
揮発性の化学物質が多く含まれていますから、臭いも結構きつい
のですが、パラペイントは殆ど臭わないというのも特徴です。

私たちは、外壁全面にローラーを使って塗りますから、スプレーで
塗料が飛んでご近所に迷惑を掛けるようなことはありませんし、
塗装が丁寧に仕上がります。

プライマー塗装を省いて、上塗りだけをする業者もいるようですが、
上塗り塗装の定着性をよくする為に塗るのがプライマーですから、
価格を安くなってもそれなりに性能や効果も落ちてしまうのです。

安くやれますというところは、塗料を水で薄めてスプレーで
吹き付けたり、事前に洗浄処理をしなかったり、下塗りを省いたり、
上塗りを1回だけにしたりと、いろいろな方法でコストダウンを
するだけです。

いい仕事には、それなりの材料や手間(時間)、熟練した技術が
必要なのです。コストで選ぶ時代は、そろそろ終わりかも知れません。

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by mikami-homemade | 2016-10-25 14:11 | 外装工事

窓トリムの防水処理

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大府市のリフォーム工事で、先日トリム(モール)を取り付ける前に
サッシ周りの下塗り塗装を行ったという記事を書きましたが、その後
トリムを取付けましたのでご覧下さい。

トリムは、外壁材として使うコンクリート・サイディングを幅10~15cm
にカットしたものを使います。

トリムで隠れてしまう部分の外壁も新しい塗料を塗ってありますから、
劣化の心配はありません。

また、トリムのつなぎ目やビス留めした所、サッシとトリムとが
接する窓周りにも防水コーキングを打ってあります。

そして、一番肝心なのがトリムの周囲。

トリムの周囲にコーキング処理をしていないと、そこから雨が入り込んで
トリムを裏から劣化させたり、見えない部分の外壁から雨漏れを起こす
なんてことがあるかも知れません。

ただ、ご覧の通り、トリムの下側については敢えてコーキング処理を
施していないのが分かりますか?

普通だったら、トリムの周囲全部に防水コーキングを打たなきゃ
いけないと思うのではないかと思います。

でも、それは浅はかな考え方です。万一トリムと外壁との間に雨水が
侵入したら、どうなるでしょう。

全てコーキングを施していたら逃げ道はありませんから、水が
内側に滞留してしまいます。

だから敢えてトリムの下側だけコーキングをせずに、水が抜ける
ようにしてあるのです。また、こうしておくと僅かながら
風や空気も入るでしょうから、常に乾いた状態にしておくのにも
役立つのです。

建築にはこうした多くの気遣いがあって、初めて長く愛する家が出来る
のだと思います。こうしたことは、設計図にも書いてありませんし、
まして見積や仕様書にも載っていないことなんです。

価格で住宅メーカーを選びますか?それとも仕事の良し悪しで
家づくりを契約していますか?それは、あなたの決めることです。

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<関連記事>: サッシ周りの下塗り塗装
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by mikami-homemade | 2016-10-22 12:21 | 外装工事

建具(障子)の交換

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昨日、刈谷市にある築24年の輸入住宅に取り付けられた木製の
輸入サッシの建具の交換をしてきました。

この窓は、アンダーセン社製ダブルハング窓なんですが、外側から
雨水が侵入したのか、建具の木製フレームが腐ってきていました。

東面の外壁に設置されているのと、2階の窓ということで風よけと
なる障害物が殆どないという状態から、雨が直接サッシに当たる
という環境がこの劣化に影響したものと思われます。

それは、この東面だけが1階の室内側に雨漏れを起しているという
ことからも理解出来るところです。

(但し、今回交換したサッシからの雨漏れはなかったようですから、
外壁や屋根との取り合いなどが怪しいところです)

北米のアンダーセンに注文して数ヶ月。ようやく日本に到着した
建具の木部にティンバーケアで防水塗装を施し、更に屋外側の
ガラスの周囲にも防水コーキングを事前に施工しました。

(普通の業者さんだと塗装は装着後ですし、コーキングも
やらないのが一般的です。装着前なら窓枠で隠れてしまう部分も
塗装が出来るのに・・・)

こうしておけば、以前よりは雨に強く長持ちしてくれると
思いますが、環境的に厳しいことは変わりありませんから、
リスクが全くなくなる訳ではありません。

Andersenのナローライン・シリーズはクラシックな作りで
なかなか格好いいのですが、外装も木製で出来ているのと
交換作業が面倒で作業が大変だというのが玉にキズです。

これじゃあ、普通のサッシ屋さんでは歯が立たないでしょうし、
素人のお客様が自身で交換するというのは無理がある気がします。

ティンバーケアは、写真のナチュラル・クリア色か、白色しか
ありませんが、木部の防水のことを考えると他の塗料は使えません。

濃い茶色の既存の枠とは色が違ってしまいますが、ずっと使い
続けて頂ければ、徐々に建具の色が馴染んでくるはずですから、
色の経年変化を楽しんで頂きたいと思います。

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by mikami-homemade | 2016-10-15 13:19 | メンテナンス