輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

北欧系ドアの塗装の劣化

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北欧系ドアと言えば、スウェドアやレクサンドーレン、スニッカルペール
といった木製ドアを思い浮かべる方も多いと思います。

今回ご相談を頂いたのは、スウェドア(Swedoor)の玄関ドア。

高級なチーク材が表面に張られた重厚感のあるドアですが、長年太陽や
風雨に晒されてきた結果、塗装が劣化してきました。

新潟にお住まいのこちらのお客様は、自分でも丹念に自然オイル系の
木部用屋外塗料を塗っておられたそうですが、それでも数ヶ月おきに
塗装するということは出来ません。

自然オイル系のものは、施工マニュアルにも年に数回塗装をするように
指示が記載されているものが多いですが、DIYに慣れていない日本人
ではそれ程頻繁に塗装する人は殆どいないと言っても過言ではありません。

また、このお客様はこの事態を何とかしようと、古い塗装を紙ヤスリ
のようなもので剥がそうとされたようです。

その跡が、ドアの上部やガラスの周囲で少し薄めの茶色になっている
部分ですが、あまりきれいにならなかった為か、途中で作業を中止
された状態でした。

名古屋からは少し遠い場所ですが、木製ドアをメンテナンス出来る
業者がまわりにはいらっしゃらないとのことで、もしかしたら
伺わなければいけなくなるかも知れません。

何せ、塗装業者の中には、室内用に用いられるニスを屋外に塗るような
業者さんもいますから、プロだろうからと言って安心は出来ません。

古い塗装を出来るだけきれいに剥がして、そこにパラペイントの
ティンバー・ケアを2度塗りすれば、5年は塗装が持つそうです。

勿論、そこの環境や特性によって塗装の寿命も変化するでしょうが、
年に何度も塗ることを考えたら、お客様も随分楽になりますよね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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by mikami-homemade | 2016-05-17 12:35 | メンテナンス
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愛知県大府市のお客様から16年前に建てたビクトリア様式の
輸入住宅のメンテナンスで相談を頂きました。

屋根の軒裏を支えるように取り付けられた装飾ブラケットからも
ヴィクトリアン・エドワーディアンと呼ばれる時代の雰囲気を
感じさせますね。

さて、このおうちですが、当初はバルコニーの屋根を支える為の木製の
柱材(ポスト)や木製手摺が腐ってきたので、修理をしたいという
お話でした。

昨日、実際に取り付けられた状況を確認しに伺ったのですが、確かに
木の至る処が腐ってしまい、交換を余儀なくされる感じでは
ありましたが、強度的にすぐに交換しないと危険であるといった
状況ではありませんでした。

勿論、熊本のような大きな地震があれば、横揺れで壊れてしまうかも
知れませんが、それは木の腐れの問題ではなく、この部分が構造的に
横揺れに弱いというだけの話です。

それよりも気になったのが、窓とその周囲。

こちらの家では、オーストラリアの木製サッシが採用されているのですが、
台風などの風雨に曝されやすい南側や東側に面したサッシに損傷や腐れが
見受けられます。

また、その窓の周囲にも木製のトリムやボトムシルが飾りとして取付け
られているといった状況ですが、それらも劣化が進んでいます。

4年程前に部分的に腐らないものに交換したり、塗装をやり直したり
したそうですが、既に劣化が始まっているものに呼吸作用を阻害する
塗料を塗ってもそれを止められるはずはありません。

そこで思い切ってしっかりしたものを施工しておけば、こういう
ことにはならなかったと思いますが、それを言っても仕方ないですね。

何れにしても、サッシや枠の腐った処を部分交換したりして対処する
ような中途半端な対応では問題を先送りするに過ぎません。

室内の木の質感を壊さないように、サッシは木製のアルミクラッドの
ものを新しく調達してから、足場を組んで交換・修理をするのが
一番美しく、それも耐久性が上がる方法だと思います。

メンテナンスやリフォームにおいて一番大切なのは、問題を原因の
処から潰して解決することの他に、そのデザインを出来るだけ
壊さないようにする心遣いではないでしょうか。

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by mikami-homemade | 2016-05-07 15:14 | メンテナンス
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不具合のあるペラ(Pella)社製ケースメント・サッシのメンテナンス
をしに、名古屋市緑区のお客様の輸入住宅に伺ってきました。

この写真は、悪くなったサッシの建具を取り外した処ですが、
金具が取り付けてある下端の木部がこのように劣化していました。

金物の取付けビスも完全に脱落し、全く開け閉め出来ない状態でした。

こうなると、お客様で何とかすることは不可能です。でも、建てた
工務店さんは、輸入住宅の事業から撤退したという理由で対応して
くれなかったそうです。

困ったお客様はNETで検索して私たちを見付け、ご相談を頂きました。

それから数ヶ月。アメリカのペラ・ウィンドウの工場で全く同じ
サイズの建具を造ってもらい、ようやく取付けまで漕ぎ着けました。

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勿論、昔のままというだけであれば、また雨や結露によって劣化を
起こすリスクが生じますが、ガラスや外装アルミの周囲に防水の
コーキングを予め施工し、木部には高品質防水塗料のティンバーケアを
二度塗りしてあります。

私たちがこうしたケアをした上で取付けするのは、輸入サッシを長持ち
させたいという願いがあるからです。

さあ、どうでしょう、既存のサッシ枠に見事に取り付けられた新しい
ペラの建具は。

窓の開閉調整も行って、前よりスムースに可動するようになり、
悩んでいたお客様の気持ちも晴れやかになったと思います。

時間や手間は掛かりますが、直したいという強い意志さえあれば、
必ず元通りの美しい輸入住宅に修復出来ます。

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<関連記事>: 交換用サッシュの木部塗装完了!
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by mikami-homemade | 2016-04-13 09:36 | メンテナンス
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数ヶ月前にアメリカに注文した交換用の建具(障子)2本がようやく
入荷しました。

こちらの輸入サッシは、ペラ社製のアルミクラッド・サッシですから、
室内側の木部は無塗装で送られてきます。

このケースメントの窓は、幅が65cm、高さが130cmもありますから
ガラスやウェザーストリップにマスキング・テープを張るのも一苦労。

でも、ここで横着をして手を抜くと、塗料がはみ出した時に拭き取りが
大変になりますから、時間を掛けてきれいにテーピング。

塗料は、カナダ パラペイントの木部防水塗料 ティンバー・ケアです。
これは、雨や結露に強く、木の呼吸作用も阻害しませんから、
塗装が木から剥がれることもありません。

建具を交換しなければいけなくなった元々の原因は、雨や湿気が
アルミのカバーやガラスとの隙間から入り込んで腐ってしまった
ことにありますから、塗装は念入りにやる必要があります。

だから、塗装は二度塗りします。また、窓に建具が装着された状態
より建具単体の方が、細かな部分までしっかり塗装出来るんです。

ただ、揮発性の化学物質を含んでいませんから、乾燥するのに
半日以上掛かります。つまり、塗装の完了までに2日必要なんです。

やっぱり、手間・暇掛けないと丁寧な仕事は出来ませんね。

勿論、アルミとガラスとの接点や隙間にも防水コーキングをして
おきますから、昔のペラ・サッシのように腐るリスクは最小限に
なるはずですよ。

さあ、火曜に取付けですから、その様子は追ってご案内します。

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by mikami-homemade | 2016-04-10 15:21 | メンテナンス
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オイル仕上げのブルースやロビンス向けに製造されている無垢の
フローリング専用のWAX、デュラ・シール(Dura Seal)。

国内、国外含めて、オイル仕上げの床材用のワックスは、私たちが
販売しているこれくらいしかありません。

だから、古い輸入住宅にお住まいのお客様からは、どうしても
欲しいというお問い合わせを今でもコンスタントに頂きます。

ただ、この製品は塗料ではなく、あくまでワックスですから
一度塗れば元の色合いに戻るというものではありません。

勿論、コーヒーブラウン(ダーク)色のデュラ・シールには
着色剤が含まれていますが、それ程濃い色が付いていることは
ないですから、何度も塗り重ねをしていくうちに徐々に色が
馴染んでくるという感じです。

ですから、オークのフローリングが激しく色落ちする前に、この
ワックスを丁寧に塗ってメンテナンスをすることが大切です。

キッチンなどの水回りでワックスが剥げてしまったような処は、
特に何度も塗り直しするようにして下さい。

そうしていくうちに、新築時のあの美しさが蘇ってくるはずです。

尚、デュラ・シールは、ダーク色の他にニュートラル(ナチュラル)
色もございます。

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<関連記事>: ブルース・フローリング用ワックス、入荷!
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by mikami-homemade | 2016-04-07 13:04 | メンテナンス
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木製輸入ドアのように激しく劣化することはないですが、ファイバー
グラスの玄関ドアも表面の塗装は10年もすると悪くなります。

写真左が劣化して白く塗装が剥げた状態ですが、ファイバーグラス
自体は全く問題ない状況なので、写真右のように専用塗料で
正しく塗り直せばこのように美しい木目が蘇ります。

まるで新品のようで、信じられないくらい美しいでしょ。

一般の皆さんだけでなく、建築業者さんでもきっと木製ドアと
見間違えるのではないでしょうか。

でも、ドアの塗装だけでなく、10年もするとドアの金物も
劣化してきます。

鍵のデッドロックやドア・ハンドル、ヒンジといったものも雨風に
曝されて錆び付いてしまいますよね。

最近ではライフタイム・ワランティと呼ばれる錆びない金物が
登場していますが、それでもヒンジが長期の使用で減ってしまったり、
鍵が固くなったり、ハンドル・レバーのバネが利かなくなったり
しているかも知れません。

玄関ドアは家の顔。ファイバーグラスでも木製でも、塗装をする時は
ドアの金物類も一緒に交換すると気持ちよく住めるようになりますよ。

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by mikami-homemade | 2016-03-30 10:31 | メンテナンス
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こちらは、アルミクラッドの木製輸入サッシ マーヴィンの建具(障子)。

グライダーと呼ばれる引き違い窓なんですが、高さが1.3m、幅が70cm
もある大きな建具です。

一見エスニックにも感じる色遣いですが、それは塗装する為に緑色の
マスキングテープをガラスの周囲に張ってあるからです。

この建具は、交換用にアメリカから調達したのですが、室内側の木部は
無塗装でしたのでパラペイントのティンバーケアを塗って防水処理を
施しました。

今回この建具に交換することになったのは、既存のグライダーの
窓ガラスにヒビが入ってしまったからなんですが、マーヴィン(Marvin)
の多くのサッシはガラスのみの交換が難しいのが実情です。

また、輸入サッシで同じものを調達するのは、結構大変です。窓のサイズを
計測し、施工時期や窓の品番なども確認しなければなりません。

勿論、窓の交換方法も分かっていなければいけませんから、専門知識が
ない建築屋さんなどではお手上げ状態だと思います。

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<関連記事>: 窓ガラスって自然に割れるの? (2015年12月4日)
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by mikami-homemade | 2016-03-23 09:46 | メンテナンス
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愛知県西尾市のお客様から、塗装が劣化したヨーロッパの木製
玄関ドアの塗り直しのご相談を頂きました。

細工や装飾もしっかりされていて、南欧的なデザインが
よく出た美しい玄関ドアです。きっと、当時はお値段も高かった
でしょうね。

こちらのドアを製造した欧州のメーカーは、既になくなって
しまったような気がしますが、私たちのような処がちゃんと
メンテナンスすれば、長くお使い頂けると思います。

恐らくここの玄関ドアは、庇(ひさし)がある程度ある場所に
設置されていると思いますので、ドアの上部については
それ程塗装の劣化はないようです。

ただ、下の方は塗装の剥がれが進んできているようですから、
今のうちに対処しておくことが必要です。

また、気密・防水の為のウェザーストリップの劣化もありますので、
そういった部分も一緒に交換した方がよさそうです。

いいものは、放っておいても長持ちするというのは間違いです。
手入れやメンテナンスをすれば長くクオリティを維持出来るのが、
いいものなんです。

どうぞ今後も大切になさって下さいね。

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by mikami-homemade | 2016-03-17 11:42 | メンテナンス
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アルミクラッドの輸入サッシ、ペラ(Pella)ウィンドウの古い
ダブルハングの木部が腐ってしまい、建具を交換するというお話を
随分前に書かせて頂きましたが、その新しい建具がメーカーから
届きました。

ガラスにマスキング・テープを張ってガラスが汚れないように
配慮してから、パラペイントの木部防水塗料ティンバーケアを
無垢パイン材の白木に塗りました。

塗料は薄く黄色がかった透明色ですから、パイン材の雰囲気は
よく出るのですが、既存のサッシは長年日に焼けていますから、
随分茶色く変色しています。

ですから、交換の際は少し色に違いが生じてしまうので、
お客様にもその旨ご諒解を頂いてからの塗装となります。

こうした色の違いは、新しい建具ではどうしても起ってしまうのですが、
同じように日に焼けてくれば段々色が馴染んでくるので徐々に目立たなく
なってくるはずです。

勿論、国産の塗料には着色したものもあるのですが、予め色が付いた
塗料だと将来日に焼けた際には逆に色が濃くなってしまったり、
ティンバーケアと比べて防水効果が下がってしまったりします。

今回のトラブルはサッシに雨が侵入したことが原因ですから、
特に防水性の持続が長いものを使いたいですもんね。

写真の状態はまだ1度しか塗っていませんが、その後2度目の
塗装をして、外装アルミのつなぎ目には防水コーキングを施しました。
手が込んだことをやりますが、これが大切なんですね。

お客様の都合のいい来週末には、取り付けに伺う予定です。

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<関連記事>: 外装のアルミや木部が脱落したダブルハング (2015年11月21日)
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by mikami-homemade | 2016-03-13 10:54 | メンテナンス
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今回入荷したのは、ペラ・ウィンドウ(Pella)社製ダブルハング
・サッシ用建具(障子)です。

三重県のお客様の家の窓に不具合があって、上げ下げ窓の建具を
新しいものに交換しなければならなくなりました。

昨年アメリカのメーカーに注文していたのですが、納期が4ヶ月
ということでようやく入荷したものでした。

ガラス周辺は、防水コーキングで処理されていますから雨漏りに
よる劣化や内部結露のトラブルは起こりにくくなっていますが、
室内側の木部は無塗装で出荷されていますから、私共の方で
塗装してやる必要があります。

ここ数日のうちにパラペイントのティンバー・ケアで防水塗装をして、
週末あたりに取り付けに伺いたいと考えています。

万一木部の劣化やペアガラスの割れといった問題が起こっても、
輸入サッシを熟知した私たちなら、部材を手配してちゃんと元通りに
直します。

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by mikami-homemade | 2016-03-09 11:49 | メンテナンス