輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

タグ:塗料 ( 107 ) タグの人気記事

大胆だけれど、美しい

c0108065_11392174.jpg


こちらの写真は、カナダのパラペイントのサイトで公開している外装の
配色提案例です。

濃いグレーの壁というと、日本ではネズミ色と呼ばれ、暗いイメージ
として敬遠されがちですが、同じグレーでもカナダの家はなんてお洒落
なんだと思いませんか?

グレーと一言で言っても、Para Paintsの色には青や紫、茶色などの
微妙な顔料(着色の素)が含まれています。

また、隣同士になる色のインパクトや相性、そしてアクセントになる
遊びの色もしっかり計算してデザインするので、色の美しさが
際立ってみえるという訳です。

また、色として認識しない白を用いることで、色の混雑を防いでいる
とも言えますね。

さて、日本に住む皆さんは、こうした色の遊びが出来るでしょうか。

もしそうしたいという希望がおありでしたら、ペイントに対する
知識と経験を持つプロにサポートしてもらうことをお勧めします。

そして、パラペイントのように美しいカラーが出せる輸入塗料を
ふんだんに使って、外観を飾ってみては如何でしょうか。

家の価値は、外観の色やデザインで決まると言っても過言ではありません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

関連ページ:パラペイント
[PR]
by mikami-homemade | 2016-07-24 11:45 | 外装工事
c0108065_139156.jpg


パラペイントの屋外木部用防水塗料、ティンバーケアをヒノキの
角材に塗って放置したのが、2009年7月。

普通だったら、形は留めているかも知れないが、劣化が進んで
相当腐れも出てきているように思いますが、2012年に続いて
定点観測を行ってみました。

まず、ティンバーケアを塗ったヒノキと比較する為に同時に放置した
ウリンと無塗装のヒノキから見てみましょう。

ウリンは言わずと知れた南洋材。細胞密度が高く、石のように固い
木材です。当初シケンズという木部用塗料を塗ってあったのですが、
それは見事に取れてしまったかも知れません。

でも、木の表面に出ていた紫色のアク(樹液?)が取れて、グレー
色に変化したくらいで、割れも以前の状況と変わらないといった
感じです。

そういった意味では、ウリンの耐候性はすごいものがありますね。

ただ、南洋材は熱帯雨林の伐採規制から、将来的には手に入らなく
なる素材であることから、交換が必要になった時の調達に難がある
かも知れません。

次に、無塗装のヒノキですが、白かった木肌も既に苔むして、
年輪の中心からの割れも相当な状況になっています。

角材の角のところなどは、ボロボロと欠落する状態になりつつあります。

でも、単体で晒されていたせいか、雨が降らなければ常に乾燥する
状況でしたから、7年間野ざらしの割にはよく頑張っている方です。

最後に、ティンバーケアを塗ったヒノキですが、当初の黄色い
塗装の色は所々剥げてきていますが、劣化等による欠損は全く
見られません。

ただ、年輪の中心からの割れは、無塗装の程ではないにしろ、
少しずつ入ってきている状態です。

それでも、腐朽菌やカビなどによる黒ずみや腐りはありませんね。

多分、ティンバーケアの塗装は、一度しか塗っていないと思いますので、
二度塗りすれば5年の耐久性があるというのは、まんざら嘘ではない
ようです。(勿論、今回はそれ以上の年月が経っていますが・・・)

木製のデッキやパーゴラを作られる方は、是非このティンバーケアを
塗ってから施工してみては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: PARA ティンバーケアは、こんなに強い! (2009年09月11日)

<関連記事>: PARA ティンバーケア 定点観測 (2012年12月16日)
[PR]
by mikami-homemade | 2016-07-12 13:21 | 塗装工事
c0108065_15404225.jpg


昨日、18年ぶりくらいお会いしていないお客様が、来社されました。

家の塗替えなどを計画されていらしたそうですが、知り合いの塗装
業者さんから提示された外壁の色がどうしても好みでないということで
NETでいろいろ検索していたら、私のサイトを見付けたそうです。

そこで、私が手掛けた作品やパラペイントなどのブログ記事を
ご覧頂き、輸入住宅に特化したこんなビルダーが名古屋にいるんだ
ということで、連絡を頂きました。

実は、このお客様には以前何度かお会いしていて、いろいろと
輸入住宅の説明をさせて頂いたことがあったのです。

勿論、私が当時どんなお話をさせて頂いたのかは、もう忘れてしまい
ましたが、その方のお名前等はよく覚えておりました。

電話を切った後、お客様の方でもどこかで聞いたことがある名前だと
思われたみたいで、ご夫婦でその話をされた時、「あっ、あの人だ」と
いうことになったそうです。

いや~、ほんと奇遇ですねぇ。

当然、私も今までずっと輸入住宅を手掛けてきましたから、輸入資材や
輸入塗料の色などについては、その当時よりも圧倒的に知識や知恵が
付いております。

外壁だけでなく、玄関ドアの色やサッシ・モール、将来のリノベーション
についてもいろいろ提案や紹介をさせて頂けると思います。

ただ、新築は十数年も前のことなのに、その時のお客様の情熱は、
全く失われていなかったのにはビックリしました。

やはり愛着というものは、いつまで経っても変わらないものでなければ
いけません。

まだ、私共で施工するかどうかは分かりませんが、この再会が
いいご縁になるといいですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-07-11 15:47 | 外装工事
c0108065_12193666.jpg


INSPIRINGとは、「人を鼓舞する」とか「元気付ける」とかいう
意味の言葉です。

そんなテーマでデザインされたインテリアが、こちらです。

カナダに於いてドライウォール用の塗料で絶大な人気を誇る
パラペイントが提案する内装ですが、白い幅木(壁とカーペットとが
接するラインに施工する内装枠材)と少し黄色がかったベージュの壁
との相性が実に上品です。

また、テーブルやイスには、磨かれたダーク・チェリー材のものが
使われていて、落ち着いたアンティークさを演出しています。

そして、アクセントとしてテーブルと床に緑を配して、ベージュの
壁の美しさを引き立たせています。

勿論、壁に塗られた塗料は、上品さを感じさせるツヤ消し。白い幅木は
8分ツヤの塗料を使い、インテリアに高級感を与えています。

色とツヤ、隣り合わせた色同士の相性、素材感を計算してこそ、美しい
インテリアが作られることを感じてもらえましたでしょうか。

デザインは、センスと経験がなければ、いいものにはなり得ません。
だから、素人の皆さんの思いを形に出来るビルダーは、それ程多くない
かも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-07-07 12:26 | 輸入住宅
c0108065_1062795.jpg


Para Paintsのサイトで紹介されているブログに掲載された
カナダの家の外観です。

グレーを基調とした全体像に、白い窓やガレージ・ドアをアクセント
にしたデザインは、エレガントな印象を与えていますね。

また、窓に映り込んだ青い空が、爽やかな雰囲気を感じさせます。

家のデザインは、家そのものの色遣いも非常に大切ですが、外構
デザインやお隣を含めた周囲の環境も加味しながら、自身の家が
どんな風にその場所に建っているかを想像することで決定する
必要があるのです。

でも、そこまで考えて外壁の色を決めている人は、日本では
非常に少ないのです。

それは、住宅メーカーの設計担当、リフォーム業者やペンキ屋さんで
色のことを勉強している人は全く存在していないのが原因です。

塗装工事を営業する人が、色については素人というのは、欧米では
考えられないことなんです。

色は感覚が大きな要素を占める素材ですから、美的センスがなければ
どうにもなりません。

そんな状況の中、塗料の性能や耐久性、丁寧な施工、安い価格の説明を
受けることはあっても、色の提案やコーディネートをしてくれる業者
さんが、皆さんの周囲にいらっしゃいますか?

確かに塗料の性能や施工の内容は大切なことですが、それはお客様に
とっては当たり前のこと。

外装の塗り替えで一番大切なことは、衰えた家のデザインを蘇らせて
その価値や愛着を取り戻すことなのです。

なのにあなたは、家のリフォームにおいて色以外のことで業者を
選択していませんか?

あなた一人で色を考えるより、プロのアドバイザーと一緒に
構想を練った方が素敵なリフォームが出来るのは自明の理です。

そう、色は家の性能そのものであり、価値を大きく左右します。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-07-06 10:13 | 外装工事
c0108065_1141212.jpg


最近のフローリングの殆ど全ては、ウレタン塗装と呼ばれる樹脂
コーティングを表面に施したものとなっています。

ウレタン塗装は、水にも強く色の変化もしないという長所を持って
いますが、反面湿気を吸ったり吐いたりするといった木の呼吸作用を
阻害するというデメリットも存在します。

国産の合板フローリングのように、既に木としての特性を失って
しまった床材にはウレタン塗装は有効ですが、私たちが使う無垢の
木製フローリングにはやはりオイル系の塗装の方が向いているかも
知れません。

ただ、最近は無垢のフローリングでもウレタン塗装のものが主流に
なりつつあり、オイル仕上げの床材は少なくなってきているというのが
現実です。

輸入住宅ブームの際に流行ったブルース(Bruce)やロビンス(Robbins)
社のオーク・無垢フローリングは、鉱物オイル系WAX仕上げでしたから、
梅雨時のように湿気のある時期でも床がベトベトすることもなく、
快適な室内環境を守ってくれました。

ただ、WAXを塗っただけの床材ですから、水が付くと写真のように
WAXが浮いて白くなってしまいます。

勿論、すぐに水を拭き取ればこうなることは防げるのですが、家事を
しながらだったり、小さな子供さんだったりすると、そのままに
なってしまうこともしばしばですね。

ただ、こうなったからと言って心配することはありません。

汚れやごみを丁寧に除去した上で、私たちが取り扱っている「Dura Seal」
というクリーナー・ワックスを塗れば、徐々にその美しさは戻ってきます。

着色されていないナチュラルな床材には、ナチュラル(ニュートラル)を。
そして、茶色に着色された床材にはダーク(コーヒーブラウン)をお勧め
しています。

手に入らなくなったブルース専用のワックスに代わる無垢の床材専用の
オイル系ワックス塗料をお求めの方は、是非お使い下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>:ブルース・フローリング用ワックス、入荷!
[PR]
by mikami-homemade | 2016-07-04 11:12 | メンテナンス
c0108065_1647655.jpg


今は亡きカナダ ウィルマー(Willmar)社ですが、施工された
サッシのメンテナンスを出来るプロが、日本には殆どいない状況です。

そんな状況ですから、全国いろいろなお客様から問い合わせを
頂くのですが、最も多いトラブルは、ペアガラス内の結露と
窓枠(建具枠と窓フレーム)の腐れです。

この写真の方は、その両方のトラブルを抱えていらっしゃる
ようですが、写真のものはケースメント・サッシの腐れです。

木が腐っている部分の外側には、アルミのカバーが取り付けられて
いるのですが、窓を閉めた時に隠れてしまう部分は木がむき出し
の状態でした。

勿論、この木を防水する為の塗装がなされていたのですが、建物が
動いたり、木に隙間やクラックが入ったりして、木に雨水が侵入して
しまうことがよくあります。

特に、窓を閉め切った状態だと、雨水がこの部分に滞留して抜けて
いかない状況となります。

雨が降った後は、常に窓を開けて乾かす習慣があるといいのですが、
なかなかそこまで気の利くお客様は少ないようです。

劣化の具合にも拠りますが、木自体が固く表面的な劣化であれば、
表面のヤスリ掛けと防水塗装・コーキングだけで何とかなりますが、
万一木が柔らかな状況であれば、部分的な木の交換と鈑金処理を
すべきかも知れません。

何れにしても、ウィルマーのサッシに精通した専門業者に相談
しないと間違った施工で更に傷口を広げることもありますから、
お気を付け下さいね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-06-23 16:53 | メンテナンス
c0108065_12161883.jpg


アンダーセン(Andersen)の古いナローライン・シリーズの
ダブルハングは、建具(障子)の外装がアルミや樹脂で覆われて
いる訳ではありません。

アンダーセンの窓は、樹脂で被覆されたクラッド・サッシの
タイプもあるのですが、窓の形式によってそうでないものも
あるんですね。

しかし、外部が木製であっても防水・防腐塗装が工場出荷前に
しっかり施されていますから、通常問題とはならないのですが、
何らかの原因で木が劣化してくることがあるようです。

その原因は様々あると思いますが、ガラスと建具枠との取り合い
部分から雨水が侵入したり、サッシ枠と建具枠と接する部分に
雨が滞留したりして木が腐るということも考えられます。

一旦木に水分が入り込んでしまうと、木が膨張して窓が開けにくく
なったり、重く感じられたりしますから、その時は要注意。

防水コーキングや防水塗装を施すなどして早く対処すれば、建具を
交換しなければならなくなる事態を避けられるかも知れません。

勿論、最悪そうなったとしても、サービス体制が整った北米の
窓メーカーの製品であれば、代替えの建具や部品を供給して
くれるはずですから、大丈夫ですよ。

(尚、会社がなくなったり、サービスを止めてしまったりした
メーカーもありますので、絶対ではありませんが・・・)

梅雨時ですが、雨の問題が心配な方は、一度おうちの窓をチェック
してみては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-06-08 12:23 | メンテナンス
c0108065_11262777.jpg


3月に西尾市のお客様から相談を頂いていた木製玄関ドアの塗り直しに
昨日ようやく伺うことが出来ました。

施工のお話は4月にはご了承を頂いていたのですが、ペンキ屋さんの
仕事が混んでいたのと、お客様も5月のゴールデンウィークまでは、
忙しくされているというので、日程が延び延びになっていました。

つい数日前までは1週間ずっと天気が続くという予報でしたから
私たちも安心していたのですが、夕方から夜に掛けて雨が降るという
予報に変わり、早めに施工を完了しなければいけないと少し
焦りましたが、無事きれいに納まりました。

吹き込んできた雨が当たりやすいドアの下の方が、塗装も剥げて
木も傷んでいたので、まずは全体的に既存の塗料を落とすべく
細かな目のヤスリ掛けを行いました。

ただ、劣化した木の目や割れに入り込んだ古い塗料は、全て取り切る
というのは不可能ですから、ある程度のところまで取ってから
着色塗料を塗ってから、最後に屋外用木部専用塗料のティンバー・ケア
で仕上げました。

さあ、どうでしょうか?以前の記事に掲載したドアの写真と比べれば
一目瞭然。新築時の美しさを取り戻したと思いませんか?

しっかり施工すれば、劣化したドアもこれくらいきれいになるんです。

塗料を知らない塗装業者は、外部に内装に使うニス系の塗料を塗ったり
しますから、そりゃ早く悪くなるのは当然ですし、自然オイル系の
オスモや防腐剤のキシラデコールなどを塗っても防水保護をしてくれる
期間はごく僅かしかありません。

材料をよくわきまえて、適切な技術で施工をすれば、木製のドアやサッシ
でも長持ちしてくれるのです。勿論、永遠ではありませんから、その間の
手入れやメンテナンスは必要です。

最後に、ドア下に取り付けてあったボトム・ウェザーストリップや
ドア枠側のウェザーストリップの交換、ドアの傾き調整も行いました。

(ボトム・ウェザーストリップの交換は、ドアを一旦外さなければ
いけませんので、施工は結構大変ですが・・・)

私たちなら、塗装だけでなくドア全体のメンテナンスも行える
というのがいいですよね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。

<関連記事>: 塗り直せば、相当よくなりますよ
[PR]
by mikami-homemade | 2016-06-05 11:39 | メンテナンス
c0108065_12302193.jpg


私のブログ記事をご覧頂いたお客様から、妻屋根(屋根が三角に見える
場所)に飾るゲーブル・オーナメント(Gable Ornament)について
ご質問を頂きましたので、今日は外装の飾りのお話をしようと思います。

写真は、ウレタン製のモールディング材で有名なFypon(ファイポン)
社製の飾りの様子です。

この家は、妻屋根の軒を殆ど出さず、外壁面とほぼ同じくらいに
破風(軒をカバーする板状の面材)の位置を設定しています。

こういう納まりで家を造ると、上からの雨でも窓やその周囲に
直接雨が当たることになりますから、長い目で見た時に防水性の
リスクが生じます。(好みの問題もありますが、軒を出さない施工は、
家の雨仕舞がよくありません)

その為、大きなハーフラウンドの窓のある部分を上から覆うように
そこだけ軒を出して雨がサッシに当たらないように工夫しています。

そこを支えるようなイメージを作る為に、飾りのブラケットを4つ
用いて家のアクセントとしているのですが、それだけだと少し寂しかった
のか、妻屋根のトップに扇形の妻飾り(ゲーブル・オーナメント)を
付けています。

妻飾りは、破風板とほぼ同じくらいの出の場所に取り付けますから、
裏側でしっかり取り付けないと風などで外れて飛んでしまいますから、
注意が必要です。

でも、こうした妻飾りは、陽が当たると外壁に美しい影が出来て
愛着が一層増す要素にもなりますから、付けてみるのもいいかも
知れません。

こうした妻飾りは、イギリスのビクトリア朝時代の建物に多く採用
されました。ですから、日本の皆さんもこれを見るとクラシックな
イメージを思い浮かべるんじゃないでしょうか。

元々は、木製でこうしたデコレーションは作られましたが、どうしても
屋外では破損したり腐ってきたりするものなので、ウレタンで成型
したものを使うようになったという訳です。
(今でも欧米では木製のものも作られていますが・・・)

ただ、ウレタンも紫外線で劣化してきますので、しっかり塗装をして
あげる必要がありますから、材料をそのまま付けるだけでは
いけません。(飾り材はプライマーと呼ばれる白い下地塗装が施されて
いますが、上塗り塗装は取り付け時に行わなければいけませんよ)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
[PR]
by mikami-homemade | 2016-05-27 12:37 | 輸入住宅