輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

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道の両側に輸入住宅が何件も並んでいるところに、家の不具合調査
にやってきました。

岐阜県の建設会社さんが建築された家々ですが、何年も前に住宅部門の
事業をやめてしまったということで、輸入住宅の施工が出来る私たち
のところにお鉢が回ってきたのです。

20年近く前に建てられた建物は、外壁も一度塗り替えを行ったのか、
塗り重ねたようなクラシックな雰囲気が感じられ、このままカナダや
アメリカのダウンタウンに持って行ってもOKです。

今回は、この街のとあるおうちに伺ったのですが、玄関ドアや輸入サッシ
のメンテナンス時期が大幅に過ぎているといった印象でした。

周囲には、輸入資材のメンテナンスや修理に関する知識や施工経験がない
状況だったようですから、他の輸入住宅も今後どうメンテナンスをして
いったらいいのか、不安な思いでいらしたことと思います。

これを機会にご縁を頂けるのであれば、メンテナンスをして
長くこの街並みを残していけるようにしてあげたいですね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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by mikami-homemade | 2017-03-30 15:31 | 輸入住宅
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数ある輸入サッシの中でも、ウェザーシールド(Weather Shield)社の
ものは枠が細くて繊細な美しさを持っています。

日本中でこのサッシが使われていると思いますが、ここ東海地方で
施工されているのは比較的少ないかも知れません。

そんなウェザーシールドの窓ですが、名古屋のお客様からいくつも窓に
不具合があるので見て欲しいという相談を頂きました。

20年近く前の輸入住宅ですが、当時はハイカラで目立つ建物だった
ことは想像に難くありません。

不具合のあるサッシは、掃き出しサッシ、はめ殺し窓など様々ですが、
最も状況が悪いのは横に開いていくケースメント・サッシです。

写真は、そのケースメントの一つですが、建具(障子)が半開きした
状態で閉まらなくなり、タオルを隙間に押し込んで、ガムテープを
上から貼っています。

外から建具を押して、何とか窓を閉めようとしたそうですが、
どうしてもダメでこのように対処するしかなかったようです。

半日全体的な状況把握をしただけなので、これから詳しく個々のサッシ
の問題点や原因の究明をしなければいけませんが、建物自体の下がりや
歪みがあるかも知れません。

また、サッシがそうした建物の変化に対応出来ない感じで施工された
ということも考えられます。

勿論、サッシの開閉金物が経年劣化で歪みが発生し、建具の建て起こし
が悪くなって、窓枠にうまく納まらなくなったということもあるでしょう。

今回、外壁の塗装なども計画されているということですから、
その際お足場を利用して屋外からも窓の調整や防水処理をして
頂くと、よりよいリフォームになる気がします。

何れにしても、少し時間を掛けてしっかり修理したいと思います。
こういう輸入住宅を見ると、使命感に駆られますね。

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by mikami-homemade | 2017-03-29 10:35 | メンテナンス
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サンバースト・デザインの明かり取り窓が付いたガレージドア。

朝日とも夕陽とも取れるデザインですが、ここのガレージは、
東向きなので朝日としておきましょう。

こちらのガレージドア中央の窓の上あたりを見ると、スチールの
パネルの表面がデコボコしたり割れたりしているのが分かります。

何故かドア・パネルの裏側には損傷は見られないのですが、
パネルとパネルとをつなげる金属ヒンジが断裂していました。

ヒンジの取付け位置がおかしくて、ヒンジやパネルに無理が掛かった
のかも知れませんが、そこはもう少し詳しくチェックする必要が
ありますね。

因みに、スチールドアの中身は、断熱材の発泡ウレタン。この素材
だけでは強度が出ないのですが、周囲をスチールの薄板で覆うことで
ガレージドアの強度と断熱性の2つを発揮します。

ですから、スチールに割れといった損傷があると、その強度も
自ずと落ちてしまいます。

今回、このガレージドアは交換することになりますが、ドアのバランス
を含めてしっかり調整していきたいと思います。

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by mikami-homemade | 2017-03-28 11:39 | メンテナンス

20年前の本格輸入住宅

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是非おうちの状態を見て欲しいということで、土曜日に四日市市の
お客様のところにお邪魔してきました。

総床面積が150坪を超える大きな輸入住宅ですが、当時のビルダーの
想いが伝わってくるような力のこもった建築でした。

こちらのおうちは、ノースウェスト・ホームズさんという会社が建てた
のですが、この会社は輸入住宅ブームの創成期を作り上げた立役者の
一社だったと思います。(英語表記では「North West Home」)

ブームによって売上げを伸ばし、勢いに任せて身の丈以上のことをして
しまったのか、輸入住宅ブームの終わり頃には倒産してしまいました。

それからというもの、このおうちは専門的な知識を持ったビルダーの
サポートがなかったようで、手直ししなければいけないところは
いくつかあるようです。

でも、いくら家が古くなっても、その根本的なデザインは古びてしまう
ことはありません。このデザインという大切な要素を蔑ろにしている
住宅は、30年もしないうちに人々に飽きられ解体される憂き目を
見てしまうかも知れません。

確かに設備や建築資材は、新しいものが登場しています。
ただ、そうしたものはいつでも更新出来るものでもあります。

デザインだけは、どうしたって入れ替えすることは出来ませんから、
これから新築をされる方はここを大切にお考え頂きたいと思います。

勿論、メンテナンスを任せられるビルダーさんに建てて頂くことも、
重要な条件です。

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by mikami-homemade | 2017-03-27 10:13 | 輸入住宅
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幅4.8mもあるダブルサイズのガレージドアの不具合調査に
愛知県弥富市へ伺ってきました。

ドアを持ち上げる為のトーション・スプリングが、2本付けられて
いるのですが、そのうちの1本が断裂したというので、新しいバネを
調達する為にドアの大きさや重さをチェックしなければなりません。

その際、ドラム・ワイヤーや電動オープナーといった箇所に不具合が
ないかも調べるのですが、10年以上経った状態ですから、ワイヤーも
錆び付いていますし、それを巻き取るドラムもそろそろ交換時に
なっていました。

更に、今回新たに発見した不具合がありました。

それは、通常4枚~6枚つながっているドア・パネルを連結する
ドア・ヒンジ。

恐らく何度かお客様自身が修理したのでしょう。通常少々太めの
ボルトで留められているヒンジに、形状の違うビスが使われていました。

お客様にお伺いしてみると、ボルトが緩くなって抜けてきたので、
径が大きめのビスを打ち込んだとのこと。

このガレージドアは、パネルの表面がスチールで出来ていますから、
一旦ボルトを留める穴が大きくなってしまうと、そこの強度も
徐々に落ちてしまいます。

ガレージドアは非常に重いですし、その開閉にはドアのバランスと
それなりの力が掛かってきますから、それを定期的に調整しないで
運用すると、その歪みや負担がオープナーやヒンジ、スプリングの
寿命に影響します。

こうなったら、形状が少し違うヒンジを用意して、別の位置に
ボルト留めをする以外ガレージドアを存続させる方法はありません。

もしガレージドアのヒンジが脱落するようなことがあれば、
それこそ人や車にドアが落ちてくるなんてことになりかねません
から、ヒンジ如きと甘く見ないで下さいね。

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by mikami-homemade | 2017-03-26 11:24 | メンテナンス
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ダーク・ブラウンの美しい木製玄関ドアに金色のドア・ハンドル。

アンティーク感があって、輸入住宅らしいデザインですよね。

上部にロック・シリンダーが一体となったハンドルは、現在生産が
終了しているクイックセット(Kwikset)社のウェリントンという
製品です。

ロックの部分にテープが貼ってあるのが分かると思いますが、今回
ここのロック・シリンダーが壊れてしまいました。

現物を見た訳ではありませんから、何故破損したかは推測でしか
ありませんが、その原因となる要素はいくつか考えられます。

まず考えられる原因は、重量のある木製ドア。

ベイツガなどの無垢の木で出来ていますから、アルミのような軽薄さは
ありません。ですから、長く開閉していると、ヒンジ(蝶番)が支え
切れずにドアがハンドル側に垂れてきます。

次は、ヒンジそのものがすり減ってくるというもの。

ヒンジは、ステンレスなどの金属で出来ていますが、ドアが開閉する
ことによって、ヒンジの合わせ目が徐々に減ってしまい、結果ドアが
下がってくるという訳です。

垂れたり、下がったりすれば、ドア枠に明けられた穴に取りつけられた
ストライク・プレートの金属にロック・バーが擦ったり、当たって
きたりします。

そうなってしまうと、うまくロックが掛からなくなったり、室内側の
サムターンを強引に回そうとしたりしますから、輸入のシリンダーが
泥棒が無理に開けようとしていると認識して、自ら損壊するように
作動します。そう、自己崩壊して開けられなくするんです。

鍵が壊れるのは、泥棒が侵入する時だけではありません。
皆さんが手入れやメンテナンスを怠っていることが原因かも
知れませんよ。

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by mikami-homemade | 2017-03-25 22:02 | メンテナンス
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今回、岐阜のお客様から収納用折れ戸のバイフォールド・ドアに
不具合があるので見て欲しいというご依頼がありました。

2枚折れ戸のようですが、ご覧のようにビスが折れてしまって
いるようです。

実際の現場を見てみないとはっきりしたことは言えませんが、
私が思うにドア枠に付いているトップ・レールにピボットを
固定する金物が付けられているのですが、その金物を適正な
位置に留める為のビスのような気がします。

ビスの打ち直しだけで直るようならいいのですが、ドアが外れそうに
なったことで、他の金物部品がどこかに行ってしまっている可能性
もあります。

それ程高額な部品ではありませんが、それでも一式を交換すると
なると結構面倒な作業が必要です。

何れにしても、来週あたり現場に伺って状況確認してから必要な
部品の調達をしてみます。

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by mikami-homemade | 2017-03-24 12:36 | メンテナンス
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こちらは、ペラ ウィンドウ(Pella) デザイナー・シリーズの
Dual Glazed Panel(DGP)付ダブルハング窓。

デュアル・グレーズドゥ・パネルというのは、取り外しが可能なシングル
(1枚)ガラスのパネルが、1枚ガラスのサッシの内側に装着された
構造になったタイプです。(最近は3枚ガラスもあるようです)

2重サッシという構造は、ペアガラスとは違った特徴がありますから
国産サッシにはない面白さがありますね。

さて、そんなペラの上げ下げ窓ですが、型ガラスの向こうに何か
ぶら下がったものが見えますでしょうか。

これは、上窓(アッパー・サッシュ)に取り付けられたチェックレール
と呼ばれる気密パッキン材(ウェザーストリップ)が劣化して脱落
してきたところです。

上窓と下窓(ボトム・サッシュ)とが重なり合う場所にこれを
取り付けると、窓と窓との間から風や雨が入らなくなります。

こうした気密パッキン材は、上窓の上部や下窓の下部にも取付け
られていて、サッシュと窓枠との間の隙間を埋める役目を果たして
います。

ケースメントやオーニング、パティオ・ドアといったサッシにも
それぞれ違うタイプのウェザーストリップが取り付けられていますから
それぞれの場所に合ったものを定期的に交換することが必要です。

それらは、柔軟性も要求されますから、塩化ビニールのような素材で
出来ています。その耐久性はおおよそ10年。太陽光の強い紫外線
にも当たりますから、経年劣化は仕方ありません。

たまにはサッシを開けてみて、こうした気密材が傷んでいないか
チェックすることをお忘れなく。

ペラを始めとした輸入サッシ、特にアルミクラッドの木製サッシなどは、
これが劣化すると雨水が木部に浸透して黒く腐らせることもありますから、
用心が大切です。

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by mikami-homemade | 2017-03-23 19:15 | メンテナンス
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ピーチツリー(Peach Tree)社のものと思われる勝手口ドア。

既にピーチツリーというメーカーはなくなってしまいましたが、
20年くらい前の輸入住宅では勝手口だけでなく、玄関ドアにも
この会社のものが多く採用されました。

ここのドアは、表面にスチールの薄板を張った中に、断熱材を
入れる形で作られていました。

スチールですから定期的に油性の塗料などで塗装をしなければ
なりませんが、そういうメンテナンスをやっていても、表面が
錆びてくることがあるようです。

それは、どこかに明いた隙間からドアの中に湿気や雨水が入り込む
ことで起こります。

隙間と言っても大きな穴という訳ではなく、ドアの上端や下端に
ピンホールのようなほんの少しの穴だと思います。

小さな隙間から湿気等が入り込むと、中の断熱材や下地の木材等に
付着します。そうした水分は、ドアの中で滞留して外に放出される
ことはありませんから、中側からスチールを錆びさせるという訳です。

こういう不具合は、ドアの外側の錆びを落として塗装をしても
一時的な補修でしかなく、完全に直すことは不可能です。

隙間を埋めて防水処理をしても、一旦内側に入った水分は抜けない
ですから、錆びの進行を若干遅らせることしか出来ません。

こうなったら、こまめに塗装をしてやって、錆びでドアに穴が明く
ようなひどい状況になったら、ファーバーグラスのドアなどに
交換するようにして下さい。

錆びのあるドアは、アメリカの田舎の雰囲気にはピッタリですが、
見た目にも限界がありますから、その時は思い切ってリフォーム
しましょう。

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by mikami-homemade | 2017-03-22 10:29 | メンテナンス
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豊田市で輸入玄関ドアの塗り替えを行いました。

何度か記事で紹介させて頂いた現場ですが、外側の塗装面だけでなく
下地のグラスファイバーの表面もザラついた感じでした。

まずは、既存の塗料を少し剥がして、比較的塗装が良好な室内側から
塗装を行いました。

今回使った下塗りの着色塗料は、乾きが早くボヤボヤしていると
すぐに固まってしまいます。

木目を出すには、着色された塗料が乾き切らないうちにハケや
柔らかい布で表面を拭いてやる必要があります。

そうすることで、塗装の厚みが変化して陰影が生まれるのです。

本物の木というものは、木肌の具合によって塗料の吸い込みが
違います。ですから、ステイン系のもので塗装すると場所によって
色が濃くなる部分と比較的薄い部分が生じます。

ですから、均一な色でない方が、より実物の木に近い感じが
出るのです。

そこの加減が難しいのですが、お客様によっては均一な美しさを
求める方もいらっしゃるようですから、なかなか大変です。

まあ、感覚的なものですから、仕方ないことなんですけどね。

そこがうまくいけば、着色塗装が乾くのを待ってトップコートの
クリア塗装を掛けるだけ。

昨日は最高気温が18度にもなりましたから、乾くのも早くメイン
ドアの屋外側の面以外はクリア塗装まで掛けることが出来ました。

冬と違って、ほんと春の陽気は有り難いですね。

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by mikami-homemade | 2017-03-21 20:02 | リフォーム