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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

バネ交換は、事前調査が必要です

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こちらは、ガラス窓入りの木製ガレージ・ドア。

今回このオーバースライダーに付いているトーション・スプリングと
ドラム・ケーブル、電動オープナーの交換を行います。

ドアを持ち上げる為のバネであるトーション・スプリングですが、
どのガレージ・シャッターも同じという訳ではありません。

それは、ドアの材質やドアの大きさ、ドアの高さや窓ガラスといった
装飾のあるなしによって、持ち上げるドアの重量やバネの巻き上げ量が
変わってくるからです。

このドアの場合、ベイツガの木製であることで若干重量が重くなって
いますが、高さが7フィート(約2.1m)で少し低いタイプで、その分
重量は軽くなります。

そして、トップ・パネルには大きな強化ガラスが入った窓が、
取付けられていますから、その分重さが増えてきます。

こうしたいくつもの要因によって、バネの強度や大きさを考えなければ
いけませんので、実際に取り付けられている輸入のガレージ・ドアの
重さやサイズを計測しに行かなければ、適切なバネに交換することは
出来ません。

事前調査と交換作業の2回、現場に伺わなければなりませんから、
その分手間や費用が掛かりますが、その他の不具合や調整項目を
事前に確認することも可能となります。

いいものを長く使えるようにする為には、こうした手間と努力が
大切なんですね。決して安くやることがいいとは言えません。

輸入住宅の新築やビルトイン・ガレージの修理をお考えの方は、
ご相談下さい。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade | 2016-01-10 11:20 | 輸入設備