バネ交換は、事前調査が必要です
2016年 01月 10日
こちらは、ガラス窓入りの木製ガレージ・ドア。
今回このオーバースライダーに付いているトーション・スプリングと
ドラム・ケーブル、電動オープナーの交換を行います。
ドアを持ち上げる為のバネであるトーション・スプリングですが、
どのガレージ・シャッターも同じという訳ではありません。
それは、ドアの材質やドアの大きさ、ドアの高さや窓ガラスといった
装飾のあるなしによって、持ち上げるドアの重量やバネの巻き上げ量が
変わってくるからです。
このドアの場合、ベイツガの木製であることで若干重量が重くなって
いますが、高さが7フィート(約2.1m)で少し低いタイプで、その分
重量は軽くなります。
そして、トップ・パネルには大きな強化ガラスが入った窓が、
取付けられていますから、その分重さが増えてきます。
こうしたいくつもの要因によって、バネの強度や大きさを考えなければ
いけませんので、実際に取り付けられている輸入のガレージ・ドアの
重さやサイズを計測しに行かなければ、適切なバネに交換することは
出来ません。
事前調査と交換作業の2回、現場に伺わなければなりませんから、
その分手間や費用が掛かりますが、その他の不具合や調整項目を
事前に確認することも可能となります。
いいものを長く使えるようにする為には、こうした手間と努力が
大切なんですね。決して安くやることがいいとは言えません。
輸入住宅の新築やビルトイン・ガレージの修理をお考えの方は、
ご相談下さい。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2016-01-10 11:20
| 輸入設備