輸入サッシ、木部塗装の塗り直し
2016年 02月 11日
輸入サッシ ペラ(Pella)ウィンドウの補修メンテナンスを
いくつか実施していましたが、今回は木部塗装の塗り直し。
写真は、一緒にお手伝いを頂いたこの家のご主人様です。
建具(障子、サッシュ)と窓枠の両方に取り付けられていた
古いウェザーストリップを交換した際、室内側の木部の塗装も
劣化していましたので、パラペイントのティンバーケアを
塗ることにしました。
この劣化は、外側からの雨や風によるものではなく、室内側の
冬場の結露が原因のようです。
この窓は、リビングの吹き抜けに接した2階の部屋に取り付け
られており、家の中の温かい湿気がここにこもりやすい構造に
なっていました。
ですから、外の冷たい空気と接する窓ガラスに結露を起し、それが
窓の木枠へと伝って木部を劣化させたと思います。
築14年という輸入住宅ですから、まだ然程深刻な状況になって
いませんでしたので、今回防水塗装を塗り増し出来たのは、
ラッキーだったかも知れません。
ウェザーストリップを交換して気密性や防雨性を向上させて、
更に木部の防水塗装をしてやれば、アルミクラッドのサッシの
メンテナンスとしては完璧です。
但し、塗装をする前には、ガラスをマスキングしたり、汚れや
劣化した塗装をサンディングで落して掃除したりすることも
忘れないで下さいね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネーションを
して欲しい、何か話をしたいとお考えの方は、ご相談下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2016-02-11 12:10
| メンテナンス