窓のプラスチック部品の劣化
2016年 02月 23日
太陽の熱や紫外線に曝される窓は、外壁や屋根と同様過酷な環境に
長い間耐えています。
その為、国産のサッシ・メーカーは、出来るだけ消耗が少ないアルミを
使って窓を作った訳ですが、断熱性や耐火性の問題でアルミと樹脂の
複合材を用いたり、雨戸を追加したりする対策を打ち出しました。
そんな中、断熱性の高い輸入樹脂サッシの技術を導入しながら、
防火認定をクリアしたのが、クレトイシの窓 モンタージュでした。
ですから、クレトイシのMontageは、防火地域や準防火地域にある
場所での住宅建築によく使われているようですが、どうしても
メンテナンスが必要になる部品もあるんですねぇ。
その1つが、この小さなプラスチック部品。
マルチロックと言って、1つのロックレバーで数ヶ所のロックポイント
に鍵を掛けるというシステムなんですが、そのレバーの動きを
各ロックポイントに伝える役目を果たすロック・バーを支えているのが、
このガイド・パーツなんですね。
ロック・バーの動きが固くなったりすると、この部品にも無理な力が
掛かったり、紫外線に曝されて柔軟性が失われたりすると、割れて
欠損してしまうことがあります。
こまめに潤滑油を差してあげたり、汚れを落としてあげたりすると、
耐久性は上がるのですが、それでもそのうち交換が必要となります。
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