サッシ、もうすぐ直りますよ
2016年 03月 13日

アルミクラッドの輸入サッシ、ペラ(Pella)ウィンドウの古い
ダブルハングの木部が腐ってしまい、建具を交換するというお話を
随分前に書かせて頂きましたが、その新しい建具がメーカーから
届きました。
ガラスにマスキング・テープを張ってガラスが汚れないように
配慮してから、パラペイントの木部防水塗料ティンバーケアを
無垢パイン材の白木に塗りました。
塗料は薄く黄色がかった透明色ですから、パイン材の雰囲気は
よく出るのですが、既存のサッシは長年日に焼けていますから、
随分茶色く変色しています。
ですから、交換の際は少し色に違いが生じてしまうので、
お客様にもその旨ご諒解を頂いてからの塗装となります。
こうした色の違いは、新しい建具ではどうしても起ってしまうのですが、
同じように日に焼けてくれば段々色が馴染んでくるので徐々に目立たなく
なってくるはずです。
勿論、国産の塗料には着色したものもあるのですが、予め色が付いた
塗料だと将来日に焼けた際には逆に色が濃くなってしまったり、
ティンバーケアと比べて防水効果が下がってしまったりします。
今回のトラブルはサッシに雨が侵入したことが原因ですから、
特に防水性の持続が長いものを使いたいですもんね。
写真の状態はまだ1度しか塗っていませんが、その後2度目の
塗装をして、外装アルミのつなぎ目には防水コーキングを施しました。
手が込んだことをやりますが、これが大切なんですね。
お客様の都合のいい来週末には、取り付けに伺う予定です。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
<関連記事>: 外装のアルミや木部が脱落したダブルハング (2015年11月21日)