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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

どこまでやるか。それが問題だ

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随分前に、滋賀県の中古の輸入住宅物件を販売前に修理したいと
いう相談を頂き、サッシのバランサーを交換しに伺ったのですが、
その不動産屋さんから久しぶりに連絡を頂きました。

今回の相談は、競売物件の輸入住宅を購入したのですが、新築から
15年以上経っている建物で、サッシやドアを含めた全体的な補修を
してからどなたかに販売したいので、輸入資材の全体的なメンテナンス
をお願いしたいということでした。

新築から何年か経って増築もしているらしく、既存の建物のサッシが
マーヴィンで増築部分はハードという窓メーカーの違うサッシが
付いています。

Marvinの5連のボウ・ウインドウの両袖が開閉するケースメント・
サッシになっているのですが、結露や雨漏れで建具(障子)が腐って
しまったようで、三協アルミの窓に交換されていました。

その他に、木製のサッシ枠が腐っていて、窓全体を交換しなければ
いけないものが、1ヶ所存在します。

ドアのヒンジやレバー・ハンドルも錆びたり、劣化したりしてきて
いますから、細かく見ていくと直す場所が相当な量になってきます。

ノード(Nord)社のマンチェスターというシリーズの美しい玄関ドアも
ダブルで付いているのですが、緑色のベタ塗りの塗装が施されていて
如何にも勿体ない感じがします。

もう少し早ければ、木目の美しい状態で維持出来たかも知れませんが、
今となってはどうしようもありません。

喜怒哀楽、いろいろあったとは思いますが、ここまで拘って造った
おうちですから、新築時に近い状態まで何とか戻してあげて、新しい
ご家族にも気持ちよく住んで頂けるように努力したいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade | 2016-05-31 13:58 | リフォーム