ギアが摩耗したら、本体もそろそろ交換?
2016年 06月 06日
木製ドアの付いたガレージは、車好きの憧れですが、名古屋市の
お客様から電動モーターのオープナーに電源は入るのだが、
空回りしてドアが動かせないという相談を頂きました。
こういう場合、その多くはオープナーに内蔵されているギアが
摩耗して噛み合わなくなった為、動力がチェーンを通じてドアに
到達しなくなったことが原因です。
通常、ギアの多くはプラスチックで出来ており、ドアの左右の
バランスが崩れたり、トーション・スプリングが伸びてしまい、
巻き上げの力を発揮出来なかったりして、オープナーに無理な力が
掛かってしまうと、そのうちギアが破損してしまいます。
今回もそうした原因でギアが破損したのかと思ったのですが、
ギア以外に不具合箇所はありません。
ガレージ・シャッターの動作も全く問題ない状況です。
ただ、このガレージ・ドアを設置してから、既に17年という
月日が経っており、その間全くメンテナンスらしいことをして
こなかったそうですから、経年劣化でギアがすり減ったという
ことなんでしょうね。長年、よく頑張ったと思います。
そういった意味では、この白いギアだけでなく、オープナーの
他の部品も相当程度ダメージがあるかも知れませんから、そろそろ
オープナー自体の交換時期と考えた方がよさそうです。
今は、旧式のチェーン・ドライブではなく、静かでメンテナンスが
殆ど要らないスクリュー・ドライブの電動オープナーが出てきて
いますから、そうしたものに交換するいい機会です。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2016-06-06 16:23
| 輸入設備