こんなに摩耗するんですよ
2016年 07月 03日
10年近く前に新築された犬山市の輸入住宅へメンテナンスに
伺いました。
今回は、輸入の玄関ドアなんですが、ドア下に取り付けられていた
ボトム・ウェザーストリップのブラシ状になった部分が破れて
脱落していますし、ドア枠の四方に取り付けてあるウェザーストリップ
(パッキン材)も少し縮んで弾力がなくなってきました。
また、ドア自体の下がりや倒れ込みによって、デッドロックの
鍵が固くなっていましたし、ドア・ヒンジの摩耗も起こっています。
また、そうした場所の補修メンテナンス以外に、防犯対策用の
ガードプレートの装着やディンプル・キーのロック・シリンダーへの
交換といった新たな施工も行ってきました。
玄関ドアを一旦外しての作業でしたから、全てをやり終えるのに、
3時間以上の時間が掛かってしまいましたが、ほぼ新築時の状態を
取り戻し、更に防犯強化を行うことで安心感も増しました。
やっぱり、10年毎くらいを目処に家をメンテナンスしてあげると、
見違えるようになりますねぇ。(お伺いしたついでに、窓やキッチンの
メンテナンスについても相談されました。そりゃ、この機会に専門家へ
いろいろ聞きたいことはありますもんね)
写真は、そのおうちから外してきた古いドア・ヒンジです。
ヒンジとヒンジの間に入れてある金属ワッシャーがこんなに
小さくなって、隙間さえ明くようになってしまいました。
また、形状も何やら歪な感じになっているのも分かりますよね。
こうなってしまえば、ドアは当然下がってきますし、建て起こしも
悪くなるはずです。
鍵やドア・ラッチが掛からなくなってきたら、それは玄関ドアを
メンテナンスするサインです。放置すれば鍵やラッチをも
交換しなければならなくなりますから、早く直すことが肝心です。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2016-07-03 19:28
| メンテナンス