ペラ ウィンドウのガラス内の汚れ
2016年 07月 14日
1997年に岡山県のとある輸入住宅に取り付けられたダブルハング。
木のサッシ・フレームも細くて繊細で、なかなかお洒落なサッシ
ですが、ペアガラスの中に白い斑点状の汚れが付着してきた
という相談を頂きました。
ガラス内部に曇りもあるそうですから、これは明らかにペアガラスの
内部結露によるトラブルでしょう。
本来密閉された空間でなければいけないガラスの中ですが、どこかに
小さな隙間が空いて湿気った空気が流入してしまったのでしょう。
ペラ(Pella)のサッシの場合、こうなると木の建具(障子)毎交換
しなくてはなりません。
樹脂サッシのようにガラスだけを枠から外して、新しいペアガラスに
交換出来ればいいのですが、木製枠はきれいに分解することが出来ない
のです。
ガラス以外に、窓枠に取り付けられた樹脂製の気密ライナーも
劣化して破れてきているようですし、掃き出しサッシのロック部分の
プラスチック・カバーも割れてしまっているそうです。
20年近くそのまま使ってこられたのですから、そろそろメンテナンスを
してあげるタイミングかも知れません。
サイズや品番を確認の上、現在メーカーに建具や部品の供給が可能か
どうか問い合わせをしていますが、近いうちに代替品の見積が
出てくると思います。
住宅メーカーでもサッシ・メーカーでも同じですが、製品を供給した後
ちゃんと修理・メンテナンス・サービスまで面倒をみてくれるところが、
ユーザーにとっては一番いいメーカーだと思います。
売る時だけいい顔して、売れたら何もしてくれないところって、
住宅業界は意外と多いんですよ。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2016-07-14 14:21
| メンテナンス