スチール製の郵便受け
2016年 07月 25日
アメリカン・ポストと言えば、カマボコ型のスチール製。
特にアメリカの片田舎のロード・サイドなんかに行くと、一定間隔で
錆び付いたポストが並んでいる光景はよく見かけます。
やっぱり、アメリカのポストは、少し錆びているくらいが一番格好いい
と思います。
ただ、こうしたポストは長いポールの上に載せるタイプが一般的で、
家の壁に取り付けるとなると少々難しいものがあります。
そんな中、数年前に愛知県豊川市で取り付けたこの郵便受けは
如何でしょうか。
シンプルだけれど、スチール感満載でなかなかいいでしょ。
私のお客様から新しいポストでいいものはないかという相談を
頂きましたので、これを紹介させて頂きました。
その際、お客様から郵便受けの下の半円形の空間って、何に使うの?
という質問を頂きました。
いや~、いい質問ですねぇ。なんか、待ってましたという感じです。
アメリカではNewspaper Boy(郵便配達)が、新聞を配る際
家の軒先に投げ入れるのが一般的です。
(余談ですが、昔、ファミコン・ソフトでPaper Boyという
超むずいクソゲーがありました。知ってる人は相当なマニアです)
そこで、敷地の奥まで入ってこられるのも何だから、ポストに
こうした半円形の空間を付けてそこに丸めて入れてもらおうと
考えたみたいです。
いちいちフタを開け閉めする必要はないし、丸めるだけだから
新聞も折れ曲がったりしない。
勿論、定期購読の雑誌類なんかも入れてもらえます。
アメリカ人って、合理的ですねぇ~。
ただ、これを日本で取り付けた時、新聞屋さんや郵便屋さんが
それに気付いて入れてくれるかは、その人次第かも知れません。
でも、そんなことを知っている新聞配達がいたら、そりゃ
大した街ですよね。
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by mikami-homemade
| 2016-07-25 15:45
| 輸入設備