トイレには防水性のある床材を
2016年 08月 25日
記事を書きましたが、今回便器を外した様子を写真に撮りました。
ご覧のように洋便器の周囲に沿う形で染みが付いています。
また、その内側も全体的に染みが広がっているのが分かります。
左隣に丸く染みがあるのは、シャワー便座の給水フレキ・ホースが
水漏れしたことによるものです。
長い間、染みになった状態のまま使っていらしたようですが、
その割には劣化による損傷は少ないようですが、合板フローリング
自体の剥離が所々に見受けられ、きれいに剥がして平らにしてから
新しいクッション・フロアを張りました。
やはり、水回りにはフローリングは不向きな気がしますね。
原因が違います。
周囲の染みは、おしっこを便器の外に飛ばして出来たものであり、
広がった染みは給水配管からの漏れや便器自体の結露による
ものだと考えられます。
その両方の問題を解決する為には、まず床を防水性のあるもの
(クッション・フロアや大判のタイル)で施工して、その上で
水漏れしにくい樹脂系の給水ホースが付いた防露便器に交換
することをお勧めします。
家づくりでは、ちょっとした気遣いをすれば気持ちよく使える
ものにすることが可能なんです。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
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