これもヒンジ?
2016年 09月 15日
玄関ドアや室内のドアには、蝶番と呼ばれるドア・ヒンジが付いています。
ドアを開閉する際の支点となる部品で、普通は3枚付いていますね。
輸入サッシでも開きの窓には、同様にヒンジが取り付けられていますが、
その形状はドアとは全く異なります。
(尚、国産サッシでは、ドア・ヒンジと同じ形状のものが付いている
ケースが多いかも知れません)
開きのサッシと言っても、横方向に開く竪滑りタイプのケースメントや
下側が外に開いていくオーニングがありますが、開く位置が違うだけで
おおよそヒンジの構造は同じです。
ただ、サッシ・メーカーによって、窓ヒンジの形状や大きさは異なった
ものが付いていますから、取り換えるなどの際は注意が必要です。
写真のものは、インシュレート(Insulate)社のケースメント用
として取り付けられていたヒンジです。
ロト・システムと呼ばれる開閉構造の部品ですが、他社製のサッシの
ものとは形状が全く違います。(機能的には変わりませんが・・・)
当然、これに付随するオペレーター(ギアで開閉を操作する部品)も
独特であることは言うまでもありません。
部品の平準化が進んでいる北米の住宅ですから、こうした窓部品も
同じものをどの会社でも採用しているというふうにしてくれたら
よりよい気がするのですが、なかなかそうはならないようです。
ただ、サッシ・メーカーが万一なくなってしまっても、パーツを
供給する部品メーカーは存在しますから、将来部品がなくて
修理が出来ないという不安は少ないかも知れません。
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