アルミカバーが脱落したペラの輸入サッシ
2017年 02月 20日

昨日書かせて頂いたペラ(Pella)社製輸入サッシの不具合ですが、
こちらは浴室に取り付けられたオーニング(Awning)窓。
ブリティッシュ・グリーンのサッシは、輸入窓独特の美しさがあります。
オーニングとは、建具(障子)の下部分が外に開いていくタイプの
窓を言いますが、ご覧のようにその下部分のアルミカバーがなくなって
いるのが分かります。
お湯・水・湿気が多い浴室のような場所に、アルミクラッドの木製サッシを
取り付けること自体もっての外。
(ただ、そういう施工の輸入住宅は、実際にはたくさんあるようです)
まだ実物の窓を検証した訳ではありませんが、外側から雨が建具枠内に
入り込んだことと、浴室側の水分による木部の劣化の両方の原因に
よってこの不具合が発生したような気がします。
この状況で木部の腐れがもう少し進めば、窓ガラス自体が建具から
脱落する恐れが生じるでしょう。
そうなれば、浴室の断熱性が全く失われるという以外に、セキュリティ
も緊急を要することとなるはずです。
輸入サッシの交換部材については、消耗品以外は全て受注生産ですから、
納期が発注後3~4ヶ月近く掛かることもしばしばです。
緊急事態になってから至急入手して欲しいと言われても、海の向こうの
手配ですから思うようにはなりません。
早め早めの相談や修理手配こそ、安心安全につながることをお忘れなく。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。