糸切れしたシングルハング・バランサー
2017年 02月 27日

先週、山梨県のお客様からメーカー不明の輸入の樹脂サッシに
取り付けられているチャンネル・バランサーが不具合を起したので、
交換したいというご相談を頂きました。
何でも、これから販売する中古物件の輸入住宅に施工されている窓に
付けられているものらしく、これが正常でないと売るに売れない
といった状況なのかも知れません。
写真をよく見ると、糸に連結しているはずのバネには、糸がつながって
いないような感じですし、糸自体も変に曲がっていていつ切れても
おかしくない状態です。
バランサーは、窓を開閉させる為には必修のパーツです。そこに
付いているバネや糸(ヒモ)が伸びたり切れたりしてしまうと、
サッシを持ち上げる機能が働きません。
つまり、開かずのサッシとなってしまう訳ですね。
バランサーは、10年毎くらいで交換する消耗品です。少し開け閉めが
おかしいなと感じたら、バランサーの破損を疑って下さい。
また、不具合のある窓以外に、上げ下げ窓がいくつか存在する場合は、
今正常なサッシもそろそろバランサーを交換する時期に来ています。
その時は、まだ大丈夫と思わずに全てのバランサーを交換するように
して頂きたいと思います。一度にやらないと、輸入する経費だけでも
バカになりませんから・・・。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。