ファイバーグラス製玄関ドアの塗り替え
2017年 03月 21日

豊田市で輸入玄関ドアの塗り替えを行いました。
何度か記事で紹介させて頂いた現場ですが、外側の塗装面だけでなく
下地のグラスファイバーの表面もザラついた感じでした。
まずは、既存の塗料を少し剥がして、比較的塗装が良好な室内側から
塗装を行いました。
今回使った下塗りの着色塗料は、乾きが早くボヤボヤしていると
すぐに固まってしまいます。
木目を出すには、着色された塗料が乾き切らないうちにハケや
柔らかい布で表面を拭いてやる必要があります。
そうすることで、塗装の厚みが変化して陰影が生まれるのです。
本物の木というものは、木肌の具合によって塗料の吸い込みが
違います。ですから、ステイン系のもので塗装すると場所によって
色が濃くなる部分と比較的薄い部分が生じます。
ですから、均一な色でない方が、より実物の木に近い感じが
出るのです。
そこの加減が難しいのですが、お客様によっては均一な美しさを
求める方もいらっしゃるようですから、なかなか大変です。
まあ、感覚的なものですから、仕方ないことなんですけどね。
そこがうまくいけば、着色塗装が乾くのを待ってトップコートの
クリア塗装を掛けるだけ。
昨日は最高気温が18度にもなりましたから、乾くのも早くメイン
ドアの屋外側の面以外はクリア塗装まで掛けることが出来ました。
冬と違って、ほんと春の陽気は有り難いですね。
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