Marvin フレンチドアの木の腐食
2017年 05月 02日
先日交換してきたマーヴィン社製フレンチドアの木の腐食です。
ドアを横に寝かせて下からのアングルで見ると、その状況が
よく分かります。
こちら側は木部を白く塗装した室内側ですが、既に木がいくらか
脱落してきています。
よく見てみると、ガラス面よりも下側の部分が腐食しているのが
分かります。
つまり、外装のアルミ枠とガラスの下端が接する部分から雨が
入り込んで、中の木を徐々に腐らせていったというのが、実情
でしょう。
この輸入サッシは、雨風がよく当たる方角を向いていたことも
ありますし、庇(ひさし)のような簡単な雨除けも付いていません
でしたから、恐らくずっと雨が入っていたのでしょうね。
もう片方のドアが無事だったのは、不幸中の幸いでした。
でも、こうなるずっと前に、サッシは何らかのサインを出して
いたはずです。例えば、木の側枠と下枠が接する部分から
外に水が出ていたり、ドアが膨張して開け閉めが固くなったり
というものです。
今回は、交換することになりましたが、早めに対処出来れば
防水処理や塗装だけで直すことも可能だったかも知れません。
輸入サッシの多くは、20年近く経っても部材の供給を
してくれますからそこは安心なんですが、だからと言って
放置すれば、いいものだけに高く付きます。
どうぞ予兆を感じたら、ちゃんと補修をするように
メンテナンスをお願いします。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。