悪くなるのは、バネやケーブルだけじゃない!
2017年 06月 30日
こちらは、ビルトイン・ガレージに用いるオーバースライドのガレージ
ドア用ケーブル・ドラム。
ガレージドアが壊れて開けられないというトラブルの多くは、ドアを
持ち上げる為のトーションスプリングと呼ばれるバネが切れて
しまったり、このドラムに巻き付けられたワイヤーケーブルが切れて
起こることが殆どです。
ただ、写真を見てお分かりになるかも知れませんが、ケーブル・ドラム
もワイヤーケーブルで擦れて傷付いているのです。
ケーブル・ドラムは、アルミの鋳物で出来ていますが、鋳物はちょっと
した衝撃が加わると割れてしまったりします。
ですから、20年も使ったガレージドアなら、トーションスプリングや
ワイヤーケーブルだけでなく、このケーブル・ドラムも一緒に交換する
ことをお勧めします。
固い鋳物ですから、殆どのお客様はケーブル・ドラムのことを
あまり気にしていらっしゃらないみたいですが、これが欠けたり
割れたりすれば、オーバースライダーのシステム自体も成り立ちません。
修理・メンテナンスの際は、不具合箇所だけでなく、その他の場所も
劣化がないかしっかり調査することが大切ですね。
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尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2017-06-30 17:19
| 輸入設備