ギアが摩耗したリフトマスター
2017年 07月 13日

電動オープナーが壊れてしまったので、随分長い間手動でガレージドアを
開閉していた愛知県東海市の輸入住宅。
トーションスプリングを数年前に交換したということで、バネの力が
利用出来れば、人力でも開閉出来るのがオーバースライダーのいい
ところです。
でも、実際にはトーションスプリングの強度が足りず、結構な力を入れ
なければドアを持ち上げられない状況でした。
恐らくドアの重量を計測せずに、適当なトーションスプリングを
業者が取り付けたのだと思います。
そんな状況でしたから、オープナーにも無理な力が掛かり、モーターを
稼動させるプラスチックのギアがどんどん摩耗していったという感じです。
リフトマスター(Lift Master)のカバーを外して、ギアを露出させた
様子がこの写真。
白い大きめのギアが、半分削れているのが分かります。
こうなってしまうと、モーターの力はチェーンドライブに伝わりませんから、
ビルトインガレージのドアの開閉は不可能になります。
リフトマスターを始め、多くのオープナーはそれ程大きな力はありません。
ですから、トーションスプリングを適正な強度で使用すべきですし、少しでも
オープナーが悲鳴を上げたら、出来るだけ早く不具合箇所を修理することが
高価なオープナーを長く維持する秘訣です。
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