北米では一般的なバスルーム
2017年 07月 30日
ピンタレストで見かけたバスルームの写真です。
洗面台やトイレがありますから日本だったら洗面所というのが
普通かも知れませんが、シャワールームやトイレ、洗面が1つの
部屋にまとめられた空間のことは、バスルームと言われるのが
一般的です。
日本人なら浴槽(バスタブ)が欲しいというのでしょうが、
アメリカやカナダの人は浴槽を殆ど使わず、シャワーのみで
暮らす人の方が圧倒的に多いのです。
シャワールームの仕切りが、こんなにいい加減だと湿気が部屋に
籠って大変だと思われるかも知れません。
でも、シャワーを使う一瞬はそうなるかも知れませんが、そのくらい
なら天井換気扇でほぼ十分。
簡単なフタをしているにせよ浴槽になみなみにお湯を張った状態で、
長時間放置しているような日本の浴室とは湿気の量は全く違います。
勿論、壁や天井は、水性塗料を塗ったドライウォール仕上げですから、
ビニールクロスのように水滴でベトベトすることもありません。
因みに、こういうバスルームの場合は、パラペイントの「キッチン&
バス」という少しツヤのある塗料を使って、湿気に強い壁・天井に
仕上げます。
それにしても、北米のバスルームは洗練されていますよね。
エボニー&アイボリーを基調とした空間に、ライトグレーの壁を
配しています。白と黒は色彩として認識されませんから、薄い
グレーに緑のアクセントがあるだけというふうに仕上げれば、
どんな家でも美しくなりますから、簡単な部屋の模様替えを
お考えの方はやってみて下さい。
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