昔は、こういった特殊な納まりが多かったのでしょうか?
2017年 08月 01日
築24年の輸入住宅に取り付けられたガレージドア。
ここには、ガレージドアが2枚並びで付いていますから、結構
見栄えがする外観だと思います
そして、未だに一度もトーションスプリングを交換したことがない
とのことですから、異常に部材が長持ちしているガレージです。
でも、木製のドアは、写真のように継ぎ目が外れ、辛うじて
原型を保っているといった状態ですから、早めに修理をしなければ
なりません。
ただ、ここのドアは高さが1.7mしかなく、天井高も2.1~2.2m
という非常にタイトな造りになっています。
通常のガレージドアは、ドア高が2.1~2.4m。ガレージ内の天井高も
2.6~2.9mは欲しいところですから、そのタイトさもお分かり頂ける
のではないでしょうか。
狭い空間に何とかガレージドアを施工したいと考えたのだと思いますが、
多分標準のドア・パネルを1枚外して高さを低くし、垂直レールも
少し下をカットして納めたのでしょうね。
カットしたのがあまりに少なかったのか、トーションスプリングや
ドラムの位置が極端に高い位置になっています。
(恐らく人間の頭が、上のドアに当たらないようにしたのでしょう)
これだとオープナーの取り付け位置も、天井ギリギリでないと
納まらなかったのでしょうね。
でも、動き始めが垂直移動になってしまうこうした納まりは、重いドアを
動かすオープナーに負担が掛かりますし、その負担がドアの破損にも
つながったのかも知れません。
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by mikami-homemade
| 2017-08-01 19:35
| 輸入設備