リビング上のロフト空間
2017年 08月 17日
大分市で建築中の輸入住宅、U邸。
構造体を造る建方工事が完了し、次はサッシ付けという段階に
なっています。
屋根は、矩勾配(かねこうばい)と呼ばれる45度の急角度で上がって
います。
その角度で家を造ると、2x4工法では屋根裏空間が広く取れます。
それは、日本の在来工法だと屋根梁(ヤネバリ)と呼ばれる大きな
屋根の支えがいくつも必要となりますが、2x4の木造工法だと
屋根が構造の一部とならない為構造材が屋根裏空間を潰してしまう
ことはないからです。
屋根裏部屋って、山小屋のような感じがして何故かワクワクして
きませんか?
そして、こちらはロフトという形で造りますから、下にあるリビング
空間を見下ろすことが出来るようになっています。
リビングの上にもう1つ三角屋根の部屋がある感じですから、リビングは
より広く見えますよね。
こじんまりした間取りでも、それなりに広く感じるようにするのは、
こうした仕掛けが隠されている為なんですね。
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