その名も螺旋です
2017年 08月 30日
今日は、久しぶりに輸入のシーリングファンをご紹介しましょう。
暑い夏や寒い冬に、室内の冷暖房の空気は上や下に集まってしまい、
せっかくの空調がうまく機能しないこともしばしば。
そんな時役に立つのが、シーリングファン。室内の空気を緩やかに
撹拌し、部屋全体の温度を一定に保ってくれます。
写真は、2階の天井部分まで吹抜けとなっているLDK一体型のリビング
に設置されたシーリングファン。
梁(ハリ)や柱の形からすると、この建物はコンクリートのRC造の
マンションを改造(リノベーション)したものかも知れません。
日本では耐震の問題から、これだけ大胆な改築は難しいかも知れませんが、
アメリカ人は考えることが違いますねぇ。
70年代風にデザインされたインテリアに合うように、シーリングファンも
ちょっと宇宙的な感じがしませんか。
このシーリングファンは、キチラー(Kichler)社製のスパイラ(Spyra)
という製品で、スパイラル(螺旋)をデフォルメした切れのいいデザイン
をしています。
その流線形に合うように埋め込まれた照明器具も、主張し過ぎていない
感じがいいですね。
こういう照明付きのシーリングファンの場合、どの高さに吊るすのが
いいのか悩むところですが、やはり脚立を上って手を伸ばせる位置が
いいように思います。
そうすれば、電球が切れても自分で交換出来ますからね。高過ぎても
低過ぎてもダメですよ。そこはセンスと実用をバランスさせてこその
インテリアです。私たちのようなプロに相談することをお忘れなく。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2017-08-30 10:32
| 輸入設備