ペラ社フレンチ・パティオドアの交換
2017年 11月 28日
今日、岐阜県海津市でスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)
やケースメント・サッシ等の交換をしてきました。
こちらは、和室の掃出しサッシですが、建具の木部が完全に腐って
しまい、ハメ殺しも可動サッシも両方交換しなくてはなりませんでした。
原因は、外装のアルミ・カバーとガラスとの間に雨が侵入し、長い時間
を掛けて中の木を腐らせてしまったことです。
ご覧のようにまるでシロアリに食われたように、木がボロボロに
なっています。よくここまで持ちこたえたというのが私の印象でした。
Pella社のパティオドアは、組み付けが非常に頑丈になっています。
特にFIXのハメ殺しサッシの方は、サッシ枠の下や上からいくつもの
長い釘でしっかり固定されていますから、枠を残して建具だけを
外すというのは至難の業です。
それでも、何とか太い釘を切断してようやくここまで外すことが
出来ました。(写真では、矢印の部分の建具枠がまだ残っています)
マーヴィンやアンダーセンといったサッシでは、これ程大掛かりな
解体作業にはなりませんが、ペラの掃出しサッシだけは、普通の
大工さんでは太刀打ち出来ないかも知れません。
そう言いながら、私たちはちゃんと建具の入れ替えを完了しました。
サッシの雨漏れでお困りの方は、早めに対処しないとこんな
大掛かりな修理が必要になりますから、注意して下さいね。
因みに、ちゃんと適切にメンテナンスしていれば、木製サッシでも
雨で腐ることはありません。
<関連記事>: ドアが腐ったペラの掃き出しサッシ
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