もったいないけど、仕方ない
2018年 01月 21日
こちらは、北米デルタ(Delta)社製の洗面水栓。
お客様から吐水口から水がポタポタ落ちるという不具合で、止水
バルブ等の交換を相談されたのですが、最終的に水栓ごと廃棄される
こととなったようです。
水栓金具自体の品番等が分からないということでしたが、私たちが
調べた結果水栓金具も特定出来ましたし、交換用の部品類も調達可能と
分かりました。
その旨お客様にお知らせして見積までさせて頂きましたが、洗面全体を
リフォームするので、もうこの水栓金具は使わないらしいのです。
オーソドックスな輸入水栓のデザインですが、国産にはない美しさが
ありますし、部品さえ交換すればまだまだ長く使える製品です。
輸入のものは部品の入手が面倒だというお話で、別のものにしてしまえば
こうした問題は起こらないと考える方も多いかも知れませんが、
実際には国産のものであっても同じトラブルは起こります。
また、10年以上前の製品についてメンテナンス用部品の在庫があるか
どうかは、国産製品ではなかなか難しいという気がします。
お客様にはお客様なりの価値観がありますから、私共の考えを押し付ける
つもりはありませんが、個人的にはいいものを長く大切に使い続けて
いって欲しいものです。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。
by mikami-homemade
| 2018-01-21 12:05
| 輸入設備