脱落したケースメントのオペレーター・ギア
2018年 02月 25日
浴室に取り付けられたメーカー不明の輸入樹脂サッシですが、
窓を開閉するオペレーター・ギアが脱落しています。
築10年ちょっと経っている輸入住宅ですが、お風呂に入った後も
あまり窓を開けるようなことをしなかったのかも知れません。
輸入サッシは気密性が高い分、屋外へも湿気が逃げにくいので、
サッシの部分に溜まった水分や湿気が滞留します。
そういう状況が長い間続けば、窓の金物類も錆びて劣化が進みます。
このように窓から脱落してしまうくらい劣化してしまうと、
オペレーター自体も交換ですし、その周囲のウィンドウ・ヒンジや
ブラケット等の金物も交換しなければいけないかも知れません。
アルミクラッドのような木製サッシについては、常々雨の後には
窓を開けて乾燥させましょうと呼びかけていますが、樹脂サッシも
同様に窓を開けて乾かすことをお勧めします。
輸入住宅はいろいろと手間は掛かりますが、手間を掛ければ
掛けただけ、長持ちしますし愛着も湧きます。
いいものを長く使おうという考え方の皆さんは、メンテナンスを
忘れないようにして下さいね。
勿論、悪くなったこの部品については、ちゃんと北米から輸入して
修理をしますから、安心して下さい。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。
by mikami-homemade
| 2018-02-25 20:01
| メンテナンス