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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

外側のガラスでしょうか?

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こちらは、アンダーセン(Andersen)社製のナローラインシリーズ
のダブルハング・サッシ。

建具(障子)枠に若干黒ずみが見受けられますから、サッシの
雨漏れがないか少々気になりますが、一番の問題はガラスの割れ。

白い樹脂製の飾り格子には特に破損等がないようですから、室内側
からの衝突によってペアガラスが破損したということはないようです。

ということは、屋外側に鳥などが当たって外側のガラスが割れたか、
温度や熱射の変化によって熱割れ現象が発生したかの何れかでしょう。

比較的古い輸入サッシですが、熱割れは新しいガラスにしか
起こらないというものではないようです。

勿論、バードストライクは、どんなサッシでも常に起こり得る
トラブルです。

アンダーセンの場合、こういうトラブルでは建具ごと交換となりますが、
下窓だけを交換するとなると新旧で多少木部の色の違いが気になるかも
知れません。

また、現在アンダーセンのサッシは、LOW-Eと呼ばれる断熱ガラスが
標準ですから、新しいサッシのガラスには薄っすら色が付いています。

勿論、断熱ガラスではない普通のガラスも選択出来ますが、価格は
LOW-Eガラスと同じですから、どうするかはお好みに拠るところです。

ですから、上下共の建具を交換するということも考慮すべきかも
知れません。また、樹脂製の格子は劣化して割れやすくなって
いますから、新しい木製格子に交換する必要もありますね。

当然古いダブルハングであれば、建具を吊っている両脇のバランサーも
同時に交換しておくことをお勧めします。

当然交換の際には、ガラスの防水処理やティンバーケアなどによる
木部の防水塗装をすることを忘れてはいけません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
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全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

by mikami-homemade | 2018-03-18 16:50 | メンテナンス